大廃業サバイバル 小さくて強い経営(日経ビジネス2021.02.15)

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久しぶりにnote書いてみます。
毎週水曜日に社員と一緒にブレストをやっています。僕が購読しているビッ系ビジネスの記事を自分でまとめて、それを社員にシェア。そこからまとめて、アイディアを抽出するという方法のブレストです。

今回のテーマは「大廃業サバイバル」
奇しくも前回最後に投稿した内容と似たような記事で、ある意味ではコロナ禍になった途中経過を見ているかのよう。

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記事には、コロナになっても柔軟に対応する中小企業の取り組みが書かれています。本業だけでなく、違うことに取り組んだ結果、なんとか生き残っている姿です。
そこからわかるのは、結局の所、変化に対応できないと生き残っていけないんだなということ。コロナのような大きな変化は普通はあまり起こりませんが、でも実際に起っている。これをコロナのせいにすることもできますが、結局そのせいにしても潰れていくのは止められない。結局そのために変化しなければならないんです。

しかし、コロナになったからさぁ変化だと言っても、普通はできませんよね。ブレストの中で出た意見でなるほどと思ったんですが、変化するには日頃からアイドリング状態にあることが大事。そのために新しいことをやれる体を作る訓練をしておかなければならない。
これって実は中小企業はあまりやれてないのでは?と思いました。
僕は過去に2社中小企業に、1社大企業に勤めた経験があります。中小企業はその「訓練」、つまり勉強会や研究会などをやっていないんですね。日々の業務をただこなすだけ。対して大企業は、当時僕は契約社員でしたが、その契約社員ですら研究発表のためのプレゼン資料を作らされて、発表もしました。業務とは関係ない、新しい改善案みたいな感じのやつです。その違いを思い出し、あぁ、だから大企業は強いのかもしれないと思いました。
記事には労働生産性は中小企業は550万円に対し、大企業は1300万円と2倍以上の差がある。それって上記の教育システムも関連しているのではないかと思ってしまいます。

さて、毎回ブレストで出るアイディアですが、個人的にはなにか一つでも実現にこぎつけたいなと思っています。そんな中で、ここで出たアイディアをSlackにまとめようとか、アイディアを単語帳に書いて組み合わせるゲームをやろう、という案が出て、即実行に移せていけるのはいいなと思いました。

それにしても、毎週ブレストをやっていて経済の流れをなんとなく学んでいるせいか、アイディアの中で毎回環境とかSDGsとか脱炭素とか出てくるのが面白い。中小企業、まして我々のような零細企業のメンバーがそうやって経済の流れをみんなが学んでいる状態が非常に頼もしいと思いました。こういうのってアイディアが地に足がついている感じがしますよね。手足のついたおたまじゃくしみたいな。

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