誰でもカメラ vol.2
こんにちは。
Syuheiinoueです。
以前、自分の撮影中に誰でも撮れるカメラを託してみたら、とてもユニークで愛のある写真が収められていた体験をnoteで公開しました。
今回は、その第二弾を登山で行ってみたので是非ご覧ください。
写真は視点。
その面白さが伝わる写真の数々です。
撮影者は、さやか氏。
アウトドア仲間の一人です。
天然記念の素質を持つ彼女が持つ語彙力は逸材。
○ THERMAREST(サーマレスト)を「ザルマレスト」と読んでいたり。
○ MSR(Mountain Safety Reseach)を「マウンテン Sleep 連中」と思っていたり。
○ 写ルンです、を誤字変換してしまい「鬱るんです」とメッセしてしまったり。
そんな愛くるしいキャラクターのさやか氏にカメラを託してみたら、一体どんな写真を撮ってくるのか…と一番ワクワクしていたのは僕でした。
秋と冬の中間のような装いの北八ヶ岳は柔らかい光に包まれていて、少し歩いて写真撮影の時間を楽しむ山行でした。
約2.5時間程度で登頂。
蓼科山は良いトレーニングができる山です。
Nokton classic35mmにヘリコイドを付けているので、かなり寄って撮影することができます。さやか氏は自生するコケをたくさん撮っていたのですが、なかなか良い雰囲気で撮れていてビックリ。このようなアウトフォーカス感のある写真を撮るのは難しく、むしろ狙って撮るようなものでも無いので偶然にしても僕はかなり好きなジャンルの写真です。
そうやって写真を現像しながら、自然を愛するさやか氏の視点を多く感じることができました。
「人の視点」は、とても面白い。
同じ場所、同じ時間、同じ景色を見ていたはずなのに、その人なりの見え方、感じ方、興味関心、使うカメラで全く違う写真が生まれるのです。
普段僕たちが目にする写真の多くはSNSを通じて見ることが多いですが、撮って、セレクトして、現像した写真の一部がSNSに投稿されることを考えると、SNSで発信する写真は現像した写真全体の10%程度なので「自分が世間に見せたいものだけ」のものが多いような気がしました。
それって本当に撮り手の視点なのか、と考えると少し違うような気がしていて、例えば一緒に山を登った人同士内でシェアするLINEアルバムや、データを消してしまいそうな写真の方が、パーソナルを感じることが多いのかもしれません。
商業化してしまった、僕の凝り固まった価値観をほぐしてくれる写真たち。うん、ユニークな人が撮る写真はいいね。
勉強になりました。
癒しになりました。
また、書きます。
Syuheiinoue
今回のカメラ
SONY α7iii + Nokton classic 35mm f1.4 SC
今回の登山note記事
誰でもカメラの過去記事
今後の活動やプロジェクトに活用させて頂きます。ありがとうございます!