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女3人のクラクフ大奮闘記(私達の観光時間どうしてくれるのよ)・でもやっぱりポーランドは好き【ユーレイルパス2ヶ月旅】

10/4 9時起床。私が起きたときには既に2人は起きていて、朝ご飯を食べていました。

顔を洗って準備をしていると、シャワールームから"しほーーーたすけて〜"の声が。友達が服を脱いで、シャワーを浴びようとした時に、扉が外れてガラスが砕け落ちたらしい。とりあえず、チェックアウト手続き中のお姉さんに助けを求めに。

幸い友達は指や腕3ヶ所くらいに小さな切り傷を追ったくらいで、大きな怪我はなく安心しました。

チェックアウト時間は10時でしたが、そんなこんなで10時半くらいになってしまいました。


私は、クラクフの街中を観光する気満々だったのですが、友達がヴィエリチカ岩塩坑へ行きたいとルートまで調べていたので、行ってみることに。

304のバスに乗って40分ほどで到着。(片道4.5PLN 120円程)

ツアーでしか入れないらしく、一人89PLN(2,419円程)でした。
昔は、カメラ持ち込み代が別途かかっていたみたいですが、今は全体料金を値上げして、カメラの持ち込みがOKになったようです。

英語ツアーは30分に1回出発しているそうです。

まずは地下へ向かって100メートル階段を降り続けます。いつ辿り着くんだ?と言うくらい長かったです。

地下に降りてからようやくツアー開始!英語ガイドさんの訛りが強く、結局何を言っているのかなかなか聞き取れず、途中からイヤフォンを外してしまいました。

床も壁も全て塩で出来ていて、死海と同じ濃度の塩水も流れていました。

塩だらけの壁

塩のクリスタル

塩で出来た教会。シャンデリアも塩の結晶で出来ているそう。

塩のつらら。したたる水を舐めてみるとしょっっぱい!


面白い物を見れましたが、2時間のツアーは長すぎて途中で完全に飽きてしまい、早く地上に出たくなってしまいました。

15時過ぎに、ようやく地上へ出ると、3人共喉がからからでした。美味しそうなレモネードの看板につられて、目の前にあったレストランへ。外見からは予想出来ないほど中はオシャレでした。

私はマンゴージンジャーレモネード、友達はラズベリースカルダモンレモネード、りさはオレンジマロンレモネードを頼みました。(各13PLN 353円)

1時間くらい休憩してからバスに乗って帰りました。


クラクフ駅へ着くと、明日用のりさの電車チケットを買いにチケットカウンターへ。明日は3人でブダペストへ向かう予定です。

りさは、私達のユーレイルパスに合わせて、席予約をせずにチケットだけを購入したかったのですが、無理とのこと。何度も事情を説明すると"OK,あなた達の自由だけど、チケット代は384PLN(10,438円程)だよ"と。席予約をすれば、84.55PLN(2,298円程)だそう。え!?なんで!?と3人で思わず笑ってしまいました。なんで席予約いらずのチケットが4.5倍もすんねん!!!笑。

ここからは駅員さんとの戦い。何度聞いても理由を教えてくれず…どっちにするの?の一点張り。ポーランドからブダペストへの10時間乗車券が2,298円と言うことは、ユーレイルパスの席予約も格安かな?と思い聞いてみました。なんと一人辺りたったの15.5PLN(421円)でした。まあ10時間乗車なら席を取っておいた方が安心だね、と私達も席をとることにし、りさは席予約込みチケットを買い、一件落着しました。

駅員さんとも笑顔でお別れをした頃には既に18時過ぎでした。

戦いの後はお腹ペコペコ。今日こそ韓国料理を食べにいざ出陣!!駅からは徒歩15分程のオリエンタルスプーンと言う所へ行ってみました。

プルコギビビンバ

イカのビビンバ

トッポギとヌードルのミックス


辛いのが苦手な私でも食べられる程度の辛さでした。味は、本場韓国には叶わないものの、久々に韓国料理を食べられて満足しました。


そして…昨日の晩のレシートが未だに気になっていた私達…。韓国料理でエネルギーをチャージした後は、昨日のお店へと向かいました。

まず、メニューを見せてもらい、自分達が頼んだものの値段を再チェック。やっぱり196ztはおかしい…どう考えてもおかしい…私達の計算では、一人1,000円以内でした。

近くにいたウエイターさんに話をすると、内訳が書いてある昨日のレシートを持って来てくれました。

頼んでない物が1、2、3…
2杯しか頼んでいないグリューワインが4杯…
何これどうなってるの!?どうしたらこうなっちゃったの!?と言う本当に謎すぎるレシートでした。

マネージャーを呼んで、話をしましたが、"僕は昨日ここにいなかったから何が起きたのか分からない、僕はどうしたら良いのか正直分からない"等と言い始めてびっくりしてしまいました。よくマネージャーになれたな…と。

証拠になるテーブル全体の写真を見せると、"昨日のウエイターに連絡をして状況を確認して来るから待ってて"とようやく動き出すマネージャー。数十分待って、ようやく戻って来ました。

"写真を信じるよ。差額分は返金する。そして今日のディナーも店からご馳走するよ"とのこと。

りさが、"もう夜ご飯はとっくに食べて来ちゃったよ"とマネージャーに向かって怒り出しましたが、それはマネージャーのせいではないので、面白くて思わず笑いそうになってしまいました。

そして、マネージャーが現金を持ってやって来ましたが、返金額が少ない…。大丈夫なんかこの人…?ちゃんとチェックして、と目の前で一緒にチェックをし、ようやくちゃんと返金をしてもらえました。

奮闘時間は約1時間半。頑張りました私達3姉妹!


そして、本日のディナーの代わりに、明日の朝食を無料で頂くことになりました。

ついでに、グリューワインも頂きました。なぜなら、1時間半水すら出してくれず、喉がからからだった私達はディナーの代わりにドリンクだけでも…と頼んだからです。


私の予想は、私達の前に同じテーブルに座っていた人達のビルを締め忘れていて、そこに追加で打ち込んでいってしまったのではないかと。何故このようなことが起こってしまったのか、1つのアイデアとして、マネージャーに伝えようとしましたが、"僕はもうお金を返金しただろ?もういいだろ?"と聞く耳持たず…。

まあ、今後困るのは彼であって、私達には関係ないので、ワインを飲み終えて帰ることにしました。

スッキリはしましたが、長時間の戦いで3人共疲れてしまいました。

そして私は、終日街歩きをすることが出来ず…残念…。


【次回予告】ユーレイルパスで2ヶ月のヨーロッパ鉄道の旅〜どれだけ元をとれるのか〜4ヶ国またぎの9時間半大移動:やっぱり今日も3姉妹は戦った(もう戦いはしないと誓ったのに…)

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