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6/28 いろんなものを流してみる

こんにちは。事業承継コンサルタントのMasakiです。なんか梅雨があけた地域もあるようですね。実際に梅雨だなぁと感じられる天気はどの程度あったのでしょうか?梅雨明け宣言してもまた梅雨入りする可能性もありますね。7月に入ってそうなりそうな気配がしています。

流しそうめんに何をながす?

冒頭の写真は先日仲間内でやった流しそうめんの一場面。その前に「流しそうめんに何を流す?」ってSNSで問を掛けたら面白い答えが返ってきました

・そうめん、蕎麦、ところてん、缶詰  まああるあるです。
つぎに・・・・
・ミニトマト うん、これもある。
ネタですが・・・・
・怨念、邪念(゚Д゚;) 併せて・・・・
・平安貴族らしく・・・・句、短歌  まあ、こんなところにしましょう。

怨念が流れる流しそうめんってなんか嫌ですよね。過去にとらわれ続けそうで・・・
ということで今回は過去について書いてみたいと思います。

過去のこと悪く言う意味

過去というといろいろありますね。私自身のことであれば仕事であったり、お取引先であったり、同業他社であったり、果てはプライベートな事象であったり。
よく考えると面白いもので、次のような傾向が見えてきます。
自分で別れを切り出したり、離れていった場合はその過去に対して悪い印象はない。しかし、切り捨てられたり、ひどい言葉を言われたり、自分を否定されたり、振られたりした場合はその記憶が悪い記憶として残る。

なんかこんな感じがします。なぜ人は過去のことにこだわり、捨てられないのか?特に男性は過去のことを何十年たっても忘れられず、また過去のことを美化する傾向があると思います。これを事業承継で考えてみましょう。

京都 某所庭園

創業者が好業績を残し続けた場合、後継者としてはある意味プレッシャーがかかります。自由にしていいよと言われても常に創業者の目が気になる後継者です。逆に先代からダメ出しの連続で自分には能力ないのか?自分はだめなのか?なんて考えてしまうこともあるでしょう。従業員からの目も気になります。何かにとりくむ、事業の延ばす、売り上げを伸ばす等 いろいろあります。企業にとって売り上げの拡大や事業の拡大が対外的には評価がされやすく、過去においては明確であったと思います。

企業の価値を決めるもの


具体的には企業の評価=貸借対照表及び損益計算書です。ではここで問題です。その数字を作っているのは何でしょうか?
①社長
②社員
③お客様
④お取引先
⑤株主
⑥その他

企業の業績を表示するもの

答えは・・・全部です
と言え、経営方針を立てそれを実行する部隊、それがいないと数字すら作れないから営業が重要視されたり、数字に表れないものは評価されにくいという歴史があります。
書くいう私も社会人になった時に就職した企業で上司から言われた言葉がいまだに残ってます。

「売上を上げられるものが評価される。売り上げのないものは給料がなくても仕方ない」

実際に給料は基本給があるとはいえ、出来高制で基本給は驚くほどの数字でした。でもノルマを達成すれば毎月がボーナスという感じで、稼いでは使い、又稼ぐ・・・そんな日々でした。ずーっと目の前に「人参」をぶら下げられている感じです。売上を上げている時は他の部署にも仕事が発生するので持ち上げられ、ちやほやされ、いい気分ですが、ひとたび上がらなくなると突き落とされ、誰も相手をしてもらえなくなる。そんな社内でした。

でも、いまはどうでしょう。企業は営利を追求する組織であることは間違いないのですが、営業を追求するあまり社内ガバナンスが置いてけぼり、その結果、不祥事を発生の案件が官民問わず多いです。最近もありましたね。毎日のように起きている気がします。

ある意味過去の歴史に乗っかって「社風」と「伝統」の元、社員教育もされその世代と、次の世代のギャップが不祥事を生み出している気がします。そもそもこの会社は何のために存在するのか?改めて見直す時期に今はあります。

勧善懲悪の時代から・・・

別に、善悪を言いたいわけではないし、私自身が善であるとか正解であるとか全く思っていません。でも、今一度何のために存在するの?存在意義を見直す時期ではないでしょうか?
恐らく私が支援させていただいている中小零細企業の方がこういった動きはしやすいかもしれません。


本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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