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ビジネスと言う大海の中で

おはようございます。事業承継コンサルタントのMasakiです。紅葉が綺麗な静かな場所に行きたいです。

航海のための羅針盤

船を会社
船長を社長や経営者
クルーを従業員

こう例えるとイメージしやすいかもしれません。
目的地が決まっていてそこまでの最適なルートを探し航海をすすめます。
この時、北海道に行くぞと言いながら、実は八丈島に向かっていたなんてわかったら航海を続けますか?
現代ならまだしも、情報網が発展していなかった時代にはその判断が難しく、下船すら厳しかったはずなので生存にも関わって来ます。

何度航海にでても毎回目的地にたどり着けず、引き返すはめになる。何が、悪いのか?

コロンブスはアメリカ大陸を発見した時、インドを目指していたはずが、その遥か手前に上陸しました。本人はインドと勘違いをして上陸しています。勿論 アメリカ大陸はコロンブス以前に発見されていましたが、当時の欧州最先端の国々には伝わっていませんでした。

共通価値となる羅針盤


ここである仮説を立てます。
クルーの価値観と船長の価値観が出発時は勿論、航海中も共有できているのか?クルーにとれば航海情報は共有してほしい。しかし、共有によって本来は知らなくても良かった情報を知ることで、クルー自身が何かしらの判断をしなければならなくなることにもなり、今までの組織形態とは代わり戸惑うこともあります。
こう考えると、リーダーが判断を下した方が組織としては機能すると考えられます。しかし、リーダーの判断が遅く、生命に影響を及ぼすとなるといかがでしょうか?
正しい情報に基づいた指揮命令であるとクルーも理解していれば問題ないわけです。
では嵐にあい緊急事態になればどうでしょうか?一刻を争う状態で船長判断を待って難局を乗りきれるか?

このような場合、船長としてはまずは難局を乗りきりクルーの命と船の安全性を確保する!と言うのが使命。
クルーはその為に自己判断でそれぞれの任務に当たる。

全て指示したがる人もいますが、そこは各自の判断で良いわけで、リーダーとクルーが持つ情報どちらが現状を反映し的確かと考えれば、その場判断が的確と考えます。

日々の業務だけするのではなく、クルー同士
船長を交えての意見交換等を行いながら自身を磨けるか?立場、役割はもちろん閉鎖された空間以外の人との「学びあい」は必要です。


今回も最後まで読んで頂きありがとうございました

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