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いまのうちですよ

「いまのうちですよ」なんて言葉に私は弱い。

数量限定!
お時間限定!
本日限定!
明日まで!

なんて言われちゃうと、ほいほいすぐお買い上げしてしまうのだ。
そんな、私と同じような人達ばかりで溢れているわけがないのはわかっているのですが、すみません。
期間なんてこれっぽっちも決めてないのに「期間限定公開」なんて大それた文言を付けて一つ作品を投稿致しました。(以下、「ボクは、なくことができない」)

まんまと引っ掛かってくださった方。
お読みいただき本当にありがとうございます。

元々プロフィールにも書いているように基本的にコンクールに出す作品が多いのでnoteには作品を投稿できないことが多いのですが、今回のこの作品は、一度コンクールを経験し審査員のおじさま方のお目に触れ、しかし惜しくも肩書は付けてもらえなかった作品なのです。
おそらくこの先この作品が、世に出ることはしばらくないんやろうなと悟ったがゆえ、今回noteに投稿することにしました。(少しでも、誰かの心に届いたら嬉しいやん。)

セミが主人公(シマダ用語では主蝉公)の話。
何でセミなのか。
実は当初、蛾(が)にする予定でした。(虫苦手な方はイメージさせてしまいごめんなさい)

連日、私の愛車(チャリンコ)のサドルに同じ模様の蛾が止まってきたことがきっかけ。
おそらく同じ蛾であり、しかもいつも私が出勤する時に居座っているものだから、

「え、もしかして、こいつ、私のこと好きなん?」

虫に対してまでの自意識過剰、あほ過ぎることは重々承知なのだけれど、とにかくその時は、もしかして虫にも感情あるんちゃうか?って思いがもう止まらなくなり、どんどん妄想は膨らみ、結果、鳴声のある虫にしようと(ラジオドラマなので音声大事)セミを主蝉公とするところに至ったのでした。

この作品の私的お気に入りは、センパイ。
このセンパイは、チャラい癖に結構ええこと言いよるねん。(ほんまに私が書いたんかな?って思うくらい自然に登場してくれた)
あー私にも肝心な時にこんなこと言うてくれるセンパイほしかったなあって思いながら書いてた記憶があるなあ。
登場してくれて、皆が言いにくいこと言うてくれてありがとうなセンパイ。

と言うことで、はい、このセミな作品が読めるのは、いまのうちですよ。(いつまでか決めてないけど)
ご興味ある方はぜひ。


ここまで読んでくださった方、本日も本当にありがとうございます。

世の中のもの全てに感情があったら大変やけど、極力全てに感情があるのではないかと言う思いで接したいですよね。
そしたら世界はほんの少し、優しくなれるのかもしれん。

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