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リアル読書会を開催しました

リアル読書会の開催


待望のリアル読書会

10月16日日曜日、待望のリアル読書会を開催しました。
私が主催している書斎倶楽部のメンバーを中心に、リアルでお会い出来る方のご都合を合わせてリアル読書会を行いました。
参加者は私を含めて9名でした。
今までは、オンラインでの読書会の開催を月に1回行ってきました。というのも、この書斎倶楽部を立ち上げた経緯についても、コロナ禍が原因だったからです。
コロナ禍によって、リアルでイベントを開催することが難しくなり、オンラインに移行したという方も多くいらっしゃると思います。会社などでもオンラインに移行し、出社禁止という会社も珍しくありませんでした。しかし最近になり、コロナ禍について世間の考え方が変わったという感じがします。感染者は決して減ってはいないのに、規制がかなり緩くなりました。
ほぼ感染を予防する予防策というものが確立されてきたということが、要因にあるのだと思います。
世間的にもリアルでイベントを開催することが批判されにくくなり、これをチャンスにと、リアルと読書会を開催しました。
やはりオンラインとは違って、リアルでは直接お会いするという、人と人が集まった時の熱量というものを感じることができることもあり、リアル開催は素晴らしいと改めて感じました。

人と人とのつながり

人と人が繋がるということは、人間社会では欠かせないことです。読書をしていても、本から学ぶことはたくさんあっても、その本を書いてくれる方と繋がっている、という認識をついつい忘れがちです。
著者と読者は繋いでくれるという部分でも、つながりを感じるのですが、やはり同じ本を読んで感想を言い合える人であったり、違う本を読んだ人の感想を聞いてみたりということができるというのは、読書をすることにおいての楽しみの一つであり、読書によって人と人が繋がれることの最大の魅力でもあると思う。
今まで私の主催している書斎倶楽部のメンバーになっていただき、同じ読書会をオンラインで開催し、色々な意見を聞き、学びをもらっていた参加者の皆さんと直接お会いできたことは、リアル読書会参加者の誰にとっても、とても貴重な体験でありとても有意義な時間だったと感じました。

人と人が繋がるということは、人間の成長においては非常に大切なことであり、人が成長するためには自分だけの意見ではなく、人の意見を取り入れるという事が大変重要です。
それをこのリアル読書会では、それこそリアルに学んだのです。

読書会の後はランチを共にし、神保町の書店街を回りました。
ランチの最中にも「小説はなぜ読むのか?」と言う話に没頭し、古本屋巡りではそれぞれに思い思いの本を手に取り、その本に一喜一憂し、本を手にとって満面の笑みで集合写真を撮った。
集合写真というものに対し、小学校や中学校、高校の修学旅行では、大した意味を持たないと思っていたのですが、これほど一体感を感じられるものはないと思いました。
『一緒に写真に写る』ただそれだけのことなのに、なぜか心が一つになったような気持ちになったのです。

この写真を撮ったという記録が残ったというのは、これから先もずっと残るのだ。
もはやここに私が存在した価値が表れているのだと思うと、なんだか目から何かが流れるような感覚があった。
私が望んでいたのは、こうした人と人とのつながりによって、自分を必要としてくれる人がいて、自分を認めてくれる、自分の存在価値がある、自分の居場所があると言う、これこそ生きているということなのだと、こういった実感が欲しかったのだと、心から思えた一日だった。

これから毎年リアル読書会は行なっていこうと、帰りの新幹線の中で心から誓うのだった。

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