訴求が弱い商品の広告をどうするか?
WEB広告の運用やっている人なら、必ずぶち当たる壁だと思う。
今、現状、自分が苦戦している問題である。
勝手に目標値を決められるが、そもそも可能かどうかのロジックがない。無理難題である。
厳しすぎる条件
少ない広告費、絞られた地域等のターゲット、ボリュームの多いキーワードが競合多数、指名系のキーワードを使った広告文NG等・・・
極め付きは他のプラットフォームや他媒体ではダメだったという確実な実績、事実。
広告運用は魔法使いではない。それはクライアントも分かった上で頼みこんでいる。
ではどうやって現状の打開策を考えるか。
広告費が少ない場合
まず、広告費が少ない場合。
・かなり低予算の日予算を組むとたいてい時間帯によっては配信されない。すぐ日予算に到達して止まってしまう。という事例が発生する。
完全な機会損失である。
↓↓
それなら、日予算を上げて配信する日を短くした方が全時間帯に配信出来ていい。
広告費を使っている無駄なキーワードがないか
一番クリック数が多いキーワード確認。
特にマッチタイプが部分一致になっているもの。いろんなクエリを拾っている可能性が高い。
【対策としては】
・マッチタイプを変更して絞り込むか
・キーワードの入札を下げる
・拾っているクエリをキーワード登録してキーワードの停止
※CVにつながっている場合は変更をしないことを推奨します。
ターゲットをさらに絞り込む
売るサービスによって異なるが、C向けの商品だったら、スマホで使う人が多いからPCは除外設定して配信しないとか。
男性に利用してほしいなら女性除外とか。
もっと地域を狭めるとか。
使える広告費が限られている場合はターゲットを絞ってブーストかけるのも手です。これで実際、CVが増えたので。その時は月予算は8万円くらいだったはず。
ビッグワードの順位
ボリュームの多いキーワードが検索順位がきちんと1位になっているか。
※2位が良い場合もあるので注意は必要だが、基本的に1位に狙った方がいい。
なっていないならそこまで入札を上げよう。逆に1位になるにはCPCをめちゃくちゃ上げないとなれないなら、別のキーワードで対策するか、せめて1ページ目に上げないとキツイ。
別のキーワードが無い場合は
部分一致のキーワードをいろんなクエリを拾ってからよさそうなものを追加したり、サジェストツールとかで拾ったり、キーワードプランナーでボリューム調べるのが良いと思います。
指名系のキーワードを使った広告文NG
ブランド名が使えないのは本当に痛いです。商標とかに登録されてたら、使うのは無理なので、地道に訴求を考えましょう。
競合の広告文が一番参考にしやすいと思います。また他に広告出しているものがあるならクリック率高いものに合わせて作ってみるといいですね。
クリック率だけを考えるとサイトにランディングしてからギャップが生じるので、ランディング先とのギャップは出来るだけなくした方がいいです。
サイト側の修正
CVRが低い原因になっている根幹です。
予算があれば、サイト修正を是非してください。Googleアナリティクスが使えるようになるか、知ってる人に聞いてみて下さい。ただし、成功してるページを修正するのはマジでやめた方がいいです。
・ファーストビューに問い合わせが無いとか
・フォームの項目が多くて離脱してるとか
・普通に使いにくいとか
いろんな問題あるので分析はしっかり目にした方がいいです。業者に頼んでもいいかもです。意外とだれでもわかることだったりするので、難しく考えないことがポイントですね。
まとめ
今回は検索型広告のみでさらにGoogleやYahooのみでしか使えない知識でした。
広告費と予算に余裕があるなら、どんな施策でも出来るし、いろんな広告媒体やディスプレイ広告を使って潜在層にアプローチだってできますが、実際は低予算で広告を動かしてるところも多いはず。
しょぼいマーケッターの情報ですが、参考程度にしてもらえたら嬉しいです。
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