愛が距離を超えるとき｜ばんや九十九里
お正月の残りの餅で、正月太り継続中
食のほんまです。
タイトルにも書きましたが、
距離が遠いにも関わらず、行きたくなるお店があります。
私の住む地域は、わりと便利な代わりに
どこでも食べれるようなチェーン店が多いです。
便利はありがたいことだけど、
そこに愛着はあまり湧かないものなのだな、といろんな場所に行けるようになって思いました。
その場所でしか食べられないもの
そのために少し遠出したくなる。
私の中で、その一つが九十九里にある「ばんや」。
わざわざ神奈川に住んでいるのに海を渡って、
チーバくんの腹から背中に移動して
やっとついても、新鮮な魚や大盛りの天丼を求めた行列にならんで。
暮らしの中で「新鮮な魚」を日常的に食べるということが無いので、
このお店に来ると、
歩いてすぐの海から獲れたんだなぁと感動。
この日頼んだのは
まず一品めに、アジのなめろう
私、20才過ぎるまで「なめろう」ってなんだかわかってなくて
これがお店にある千葉最高だなぁ、と思ってます。
（知らない頃は、完全になめたけのイメージでした）
次にイワシのお刺身
イワシってなかなか食べる機会ないんですが
お刺身も脂がのってて最高です。
私、魚って詳しい種類も、旬も、良い悪いもまだわかってない若輩者なのですが
ばんやで食べたものは「魚臭いな」とか「苦手だな」
と思ったことがなくて
これは新鮮な食材だからかなぁと思ったりしてます。
そしてメインは
ハマグリカレー！
だいたいのお客さんは、
すんごい大きい「ばんや天丼」というのを頼むのですが
食べきる自信がなく、いつも違うメニューに走っている私。
鉄板に入ったカレーに
大きなえびせんと
存在感あり過ぎるハマグリがドドンと。
（えびせんの裏にももう一個）
これ小さく見えるとしたら、それはハマグリが大き過ぎるせいです。
身がプリプリで贅沢です。
鉄板に入ってるから、
カレーがずっとアツアツで美味しく食べれます。
しかも下に敷いてあるライス、結構なボリュームで
お腹いっぱいになるので、ご注意を！
（なめろうと刺身の後ですけど）
あと飾りと思ってたえびせんが、
少しシナっとして、カレーにつけて食べるのに地味にハマりました。
名脇役。
他のお客さんが
「あ、カレーおいしそう。」と呟く声が聞こえて
心の中で
（美味しいよ〜〜〜〜〜！！！）と返事しました。
人気やおすすめメニューに弱いので、
新しいメニューに出会えると嬉しくなっちゃいます。
食べ終わったパンパンのお腹で九十九里の海を散歩するのが好きだし、
その度に、時間をかけてでもここにまた来ようと思います。
私の愛なら、90kmは余裕です。
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