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遺言を書く残す動機とは!

にんにちは、司法書士のヨコヤマです。
今日は、遺言を書く・残す動機をテーマに、ブログを書いてみたいと思います。

遺言を書く動機ってなんでしょうか?
一般的に、
・相続争いを防ぎたい
・相続手続きの負担軽減
・遺産を寄付したい

こんな感じではないでしょうか?
寄付をしたいというのが珍しい動機で、
その他については、誰しもが思うことのように感じます。

自分の遺産で揉めに揉めて、家族の中が悪くなってほしい

相続の手続きが面倒になるよう、資産を海外口座に預ける

といったことを思う方や行動をとる方は限りなく少ないかと・・

遺言書を書いた残したという方にはどんな特徴があるのだろうか

個人的な経験則による推測ではありますが

概ね、

①(経験)相続トラブルを経験し、家族にはあんな嫌な思いをさせたくない
②(環境)死期が近い、子供がいない、独り身など
③(外部)家族から強く頼まれたら

この3つの要素が絡み合っての遺言が多い気がしています。
統計をしっかりとったわけではありません。

自治体の相談会などでは、以外と③に該当する方が多く

妻に・子供に・言われ渋々相談に来ました。そんな方をおみかけ致します。

大抵、奥さんやお子さんが真剣で、ご主人は気もそぞろ。

ご主人「俺はそこまでする必要はないと・・・・」
お子さん「姉さんは、ガメツイから絶対に遺産くれって言ってくる(半分切れ気味)」
こんな親子のやり取りを聞くことがあります。

地主さんなんかが③に多い気がします。

①②に該当する方は、ご自身で依頼に来ることが多く
適切な相談先や依頼先を見つければ、ほぼ遺言を書く残すことが多き気がしています。

もちろん、余命宣告などをされ、相談しようと思っている間に
不幸にも他界されてしまったという方もいらっします。

「誰でも1分で書ける遺言書」そんなサービスがあったら
救われた方もいるのではないかと思うときがある。

弁護士や司法書士などの法律専門職に
依頼や相談をした経験がない場合、相談依頼先の選定で時間を費やして
しますことがあり、面倒になってしまい、挫折してしまうことも多々あるような感じがします。

生前に、相談したことがある法律専門職がいる
又は知人(友人の友人も含む)に専門職がいる

相談先の当てがある方が探すという作業が少なく
上記のような不幸な結果にはなりにくいかもしれません。

お元気なときに、法律専門職と接点をもった方が良いですよ
などと、言うつもりはありませんが、

我々法律専門職の立場からすると

一般の方といかに接点をつくるか

困ったときに相談してもらえるか

そんなことを考えると、人助けの意味でも、無料の相談会、セミナー
地域のイベントなどに関わっていくことが
実は超重要だったりするのではないかと最近、思っています。







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