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電子書籍と紙書籍



持ち歩く本

電子書籍(Kindle)+紙書籍の2段構えで持ち歩くことが多いです。

元々は紙派、というか今も基本はそうなのですが、以前引っ越しをしたときに一人暮らしにしては荷物が多すぎてダンボール代に荷造りにと大変だったため、電子書籍も併用するようになりました。


今は電子書籍で『アヒルと鴨のコインロッカー』(創元推理文庫)、紙書籍で『八本脚の蝶』(河出書房新社)を持ち歩いています。

アヒルと鴨のコインロッカーはオススメして頂いたのをきっかけに「そういえば私ミステリ好きを自称しているわりに伊坂作品を読んだことがなかったな……」という事を思い出し、最近購入しました。
伊坂幸太郎さんという作家さん自体は超有名ですので当然存じ上げていましたが、いつか読もういつか読もうと思っているうちになあなあで何年も経過してしまったので、良い切っ掛けになったなと思っています。
まだ半分未満しか読んでいないから早く読了したいな。
早く結末が知りたい。そんなストーリーライン。

八本脚の蝶は26歳の誕生日目前に飛び降りに成功してしまった女性のブログを纏めた書籍です。少し前に購入し、既に結構読み進めているのでたぶん間もなく読み終わる。
自殺について検索していた時に見つけた本で、ずっと読みたいと思い続け、満を持して購入しました。
二階堂奥歯さんが何を思ってブログを書いていた期間を過ごしていたのか、書籍(ブログ)の存在を知った時点でとても興味深かった。

ブログは現時点で複製版が存在します。

でも、どうしても本で読みたかったんだ。


紙派? 電子派?

どちらもある程度利用してきましたが、紙派か電子派か聞かれれば正直「基本的には紙派だが、時と場合による」と答えます。

電子書籍は持ち歩きやすい。
文章の検索もしやすいし、一部の本読み放題のサブスクサービスもあるから「買おうと思う程ではないけど、試し読みしてみたい」という感情を刺激されるので、様々な作家・ジャンルの本に触れる機会が増えました。
両手を使わなくても読めるから、電車内でも読むことが出来る。
いつでもどこでも気が向いた時に読みたい本が読める。素晴らしい。

紙書籍は個人的にだけど目が滑りにくいし疲れにくいので、電子書籍よりも速く読める。
ある程度読み進めた後に、「そういえばあの辺のページにここに繋がる伏線があったような……」という時に、何となくの位置を覚えていられるのでぱっと戻って開きやすい。
資料集や学問系の本だと猶更そう思うから、何かを勉強したいとか資料として集めたいという時は絶対に紙が良い。
それに電子書籍はサービスが終わったり私がめっちゃ貧乏になってインターネットが使えなくなったら読めなくなるけれど、紙書籍はずっとそばにいてくれる。


好きなジャンル

ミステリやホラーが好きです。
きっかけ、というか原因の一端は多分母。
母が横溝正史作品や松本清張作品、京極夏彦作品を良く読んでいたので、勝手に本棚から拝借して読んでいました。単純に触れる機会が多かった。
あと何かそもそも、物心ついた時にはホラーの類が好きだったんですよね。どうしてだったっけかな。

特別好きなものは上記二種ですが、苦手なジャンルは特にありません。
ジャンル問わずなんでも読みます。面白いと思ったら。
でも思わず手がのびるのはミステリとホラーかな。

作者にもあまりこだわっていません。
目に付いたものを読みます。
その中でも、と問われたら、綾辻行人先生の作品が好きです。
小学生の時は宮沢賢治作品をたくさん読んでいた記憶があります。


将来の目標

いつかで良いので、H・P・ラヴクラフト作品を原文(英語)で読んでみたいです。
理由は英語が得意でラヴクラフト作品を原文&和訳両方で読んだことがある知人曰く「英語の方がまだ理解しやすい」らしいから。
原文だとどんなニュアンスなんだろう、と思って。
でもあの作品を英語でニュアンスまで理解するのめちゃくちゃ難しそう。

和訳の段階だと好きな作品は
『宇宙からの色』
『冷気』
『闇に囁くもの』
『銀の鍵』
『銀の鍵の門を越えて』
とかです。


終わり。



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