読んだことのある、おすすめ小説30選
夢をかなえるゾウ
過去にドラマ化もされた水野敬也のベストセラー自己啓発系小説。少し変わったゾウの神様がさまざまな願いをかなえてくれる…わけではなく、冴えない自分を変えるために様々な助言を与えてくれます。啓蒙書のエッセンスが入った堅苦しくないゾウと僕の物語。
コンビニ人間
コンビニバイトを通して人間の生き方を問いかける第155回芥川賞受賞作品。歴代の芥川賞受賞作の中でもトップクラスの読みやすさで万人におすすめできる内容です。「普通」になれない主人公のリアルな悩みに共感できる人も多いはず。
羊と鋼の森
ピアノ調律師に憧れる主人公の成長を描いた宮下奈都の代表作。温かい雰囲気と爽やかな筆致が特徴の作品です。文学としての評価も高く、読んでいて心地の良い文章とでも言うのでしょうか、そういった部分でも作者の才能が光る一作です。
星の王子さま
人それぞれに大切なものがありそれはベクトルが全部違うということを教えてくれる
窓ぎわのトットちゃん
子どもと一緒に読みたい小説として真っ先に挙げられる黒柳徹子の自伝的小説。トットちゃんと先生、周りの子供たちが織り成す少し変わった日常の物語。教育とはどうあるべきかを深く考えさせられます。
夜のピクニック
どこか気恥ずかしさを感じる青春時代のかけがえのない一瞬を真っ直ぐに、素直に書き綴った青春小説。あの時、エネルギーにあふれ様々な葛藤を抱えながらもはっきりと輝いて見えた学生時代に戻りたくなるようなノスタルジーを感じる作品。
三国志
日本でも有名な中国の三国時代を描いた北方謙三の長編歴史小説。史実に沿って戦乱の時代と英雄たちの活躍が描かれます。物語としても読みやすくまとまっているので三国志の有名な武将はなんとなく知ってるという方の入門書としてもおすすめ。
社会人大学人見知り学部卒業見込み
ノンフィクション小説は、事実を元に書かれているので、小説好きな方には苦手な方もいるかもしれません。しかし、実体験に基づいた話は作者の思いや考えをより理解しやすいので、通常の小説とは違った面白さがあります。
ノンフィクション小説にも伝記に近いものや、自己啓発に近い内容などジャンルは多岐に渡ります。特に将来を考える大学生の方や、様々な経験を積んできた社会人の方におすすめのジャンルです。
こころ
心理小説とはフランスで誕生した小説ジャンル。作中人物の心理の動きに焦点を当てその観察・分析を主眼とする小説のことを指します。日本の作品では夏目漱石の「こころ」や夏樹静子の「遥かな坂」などがあります。
火花
面白い小説を読みたいという方は、芥川賞を受賞した作品から選ぶのもおすすめです。芥川賞は80年以上の歴史を持つ名誉ある賞で、受賞をきっかけに一気に有名になった作品も数多くあります。
人間失格
話題の人気作品を読みたいと思っている方はベストセラー本から選ぶのがおすすめです。一般的には10万部以上売れるとベストセラーと言われることがほとんど。多くの人が手に取る作品はそれなり理由があるはずです。
わたしを離さないで
2017年、ノーベル文学賞を受賞したことでも記憶が新しいカズオ・イシグロさん。『わたしを離さないで』は、日本でもドラマ化されたのでご存知の方も多いのではないでしょうか?ヘールシャムという施設で日々を送る「提供者」と「介護人」。中盤以降この施設の真相が明らかになりますが、温度を伴わないどこまでも淡々とした語り口がこの物語の衝撃を物語っています。
シャーロック・ホームズシリーズ
シャーロック・ホームズとは、イギリスの小説家アーサー・コナン・ドイルによって生み出された名探偵。
ミステリー好きであれば知らない人はいないほど有名なのですが、意外と作品を読んだことがないという方が多いのも事実。シャーロックホームズに小学生の時にハマったのでいずれ記事にしたいと思います。
スクラップ・アンド・ビルド
超高齢化社会と介護問題をコミカルに扱った作品
蹴りたい背中
若き女性の芥川賞作家が紡いだ渾身の一作!
死者の奢り・飼育
東京大学卒の筆者が送る黒人兵との残酷物語
土の中の子供
虐待体験からの再起を図る主人公の物語
苦役列車
筆者がモデルになっている作品!
限りなく透明に近いブルー
リアルかつ幻想的に描かれている作品
壁
突然自分の名前を喪失してしまった男の物語
14歳
千原ジュニアさんは、中高一貫教育の私立中学に進学し、中学で引きこもりになり、先にNSC(吉本総合芸能学院)に入学していた兄の千原せいじさんに半ば強引に誘われNSCに入学。高校は1日も行かず、2カ月で退学しています。
元引きこもり当事者としてコメントを求められた千原ジュニアさんは、「14歳から15歳までひきこもってました」と引きこもりから芸人になる自らの引きこもり体験記。
三毛猫ホームズシリーズ
赤川次郎が描く1970年代から続くユーモアミステリーの代表作、それが「三毛猫ホームズ」シリーズです。血が苦手な刑事・片山と三毛猫・ホームズの名推理を中心に、気軽に楽しめるミステリーとして長きにわたり人気を得ています。オススメは三毛猫ホームズの推理。
名探偵の掟
東野圭吾の名を世に知らしめた作品である。ドラマ化されるという本書。つまらないわけがない。本格ミステリーファンを困惑させ、熱狂させた本書。作者のミステリーへの真摯な態度であり、決して皮肉やパロディだけではないのは読んだら一目瞭然。
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
言わずと知れる村上春樹の作品。発売日には長蛇の列ができ、作中に出てくるピアノ曲のCDが売り切れるなどの盛り上がりを見せた2013年の長編作品です。学生時代に仲のよかった友人たちと絶縁状態の主人公多崎つくるが、現在の恋人の提案で昔の友人と対面し過去を辿っていく物語です。村上春樹の1作目の長編小説で、ジャズ喫茶を経営していた当時、神宮球場でヤクルト対広島戦を観戦していて突然小説を書こうと思い立って、約か月かけて完成させたそうです。
チーズはどこへ消えた?
この小さな本が世界のビジネスマンを変えてゆく! 迷路のなかに住む、2匹のネズミと2人の小人。彼らは迷路をさまよった末、チーズを発見する。チーズは、ただの食べ物ではなく、人...
蟹工船
カムチャツカ沖。蟹を採り、船上で缶詰に加工する蟹工船「博光丸」では、出稼ぎ労働者たちが劣悪な環境の中、安い賃金で酷使されていた。監督の浅川は彼らを人間扱いしない。過労と栄養失調で命を落とす者も続出した。そんな中、労働者の一人、新庄は船から脱出し、幸運にもロシア船に救助される。そこで全く別の世界を目にした新庄は、蟹工船に戻りみんなにいまの状況に甘んじてはいけないと一斉蜂起をけしかける。
だから私は嫌われる
ホント、この国の現状には呆れるね。今度ばかりは、オイラ、腹を括ってガンガン言っちゃうよ。一億平等幻想、自由のハキチガエ、醜い拝金主義…。一体、いつから日本はこんな国に成り下がったんだい? まずなにより自分の身の程を知れってえの。毒舌爽やか、欲ボケした現代社会をメッタ斬り。一読、溜飲が下がること請け合いの必殺たけし節、絶好調。好評シリーズ第一弾。
鹿男あをによし
日本の小説家・万城目学のファンタジー小説である。 奈良の女子高に赴任した教師が奈良公園の鹿に命を受け、日本の滅亡を防ぐために奮闘する物語。 タイトルの「あをによし(青丹よし)」は「奈良」につく枕詞。
老人と海
ノーベル文学賞を受賞したことでも名高いアーネスト・ヘミングウェイ。彼の代表作である『老人と海』をご存知でしょうか。自然と戦う人間の姿を描ききった名作として知られ、映画や漫画にもなっています。
ファウスト
若きウェルテルの悩み
『若きウェルテルの悩み』(わかきウェルテルのなやみ、ドイツ語: Die Leiden des jungen Werthers)は、1774年に刊行されたヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテによる書簡体小説。 青年ウェルテルが婚約者のいる女性シャルロッテに恋をし、叶わぬ思いに絶望して自殺するまでを描いている。
ライ麦畑で捕まえて
高校を放校となった17歳の少年ホールデン・コールフィールドがクリスマス前のニューヨークの街をめぐる物語。 口語的な文体で社会の欺瞞に対し鬱屈を投げかける内容は時代を超えて若者の共感を呼び、青春小説の古典的名作として世界中で読み継がれている。
異邦人
「異邦人」の意味 ”異邦人”という単語の辞書的な意味は「外国人・異国人」です。 外国人は、文化が違う国の人なので、常識や感覚がその国の人とは異なる場合があります。
ファウスト
無限の探究精神をもったファウストは,あらゆる学問にも満足せず,悪魔メフィストフェレスと契約を結び,宇宙の神秘を探り人生を味わいつくして,「ある瞬間に向って,とどまれ,お前はいかにも美しい」と言いうるなら,魂を引替えにしてもよいとした。第1部は純真な乙女グレートヒェンとの恋と赤子殺しの罪による彼女の刑死をもって終る。第2部では大世界に乗出したファウストがさまざまな苦難を経て現世的な国家経営に満足を得て魂の救済も得る。ゲーテの思想と文学が混然と集約された代表作で,世界文学史上の傑作。
変身
外交販売員のグレーゴルは、目覚めると巨大な害虫に変身していた。
職業柄、多忙で不摂生な生活を続けているせいで、気が動転しているのかと考える。だが夢でも幻覚でもなく、確かに彼は害虫に変身していた。その姿を見た家族は恐怖と混乱に包まれる。それ以降、自室に隔離され、唯一幼い妹だけが、食事を届けたり部屋を掃除してくれていた。
ある時、母が唐突にグレーゴルの姿を目にし、パニックで気絶する。事態を悪く捉えた父はリンゴを投げつけ、グレーゴルは大怪我を負った。その後も、良かれと思った行動が仇となり、グレーゴルは心身ともに消耗していく。
家族の方もグレーゴルの存在によって疲弊していく。痺れを切らした家族は、グレーゴルの追放を決心する。だがその頃には既に、グレーゴルは怪我と飢えによって死んでいた。
グレーゴルが死んだことで、家族は新たな生活の希望を見出すのだった。
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