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環境危機とコモンと時間

 斎藤幸平さんの記事を紹介したと思います。
 斎藤さんはパーマをかけた方がカッコよくて、より、若く見えますね。
 髪の貧しい私としては羨ましいです。

 斎藤幸平さんにはもっともっとメディアに出て、発言してほしいと思います。この記事も良かったです。

 記事の冒頭を紹介します。

 『斎藤幸平が言う“コモン”とは、「本来商品化されるべきではない、皆のための公共財」のことだ。水や電気、医療といった人々が豊かに生きるために必要不可欠なものがこれにあたるが、自然環境も大きな要素のひとつ。地球沸騰化時代に突入した今、斎藤が提唱する“コモン再生”こそが、気候危機から抜け出し持続可能な社会システムを構築する最善の道ではないだろうか。』

大庭美葉 2024.04.04 無関心から関心へ! 斎藤幸平に訊く、環境問題と「コモン」再生

 介護も当然、このコモンですよね。コモンとしての介護ということを、もっともっと広げていく必要があると、要介護状態に近づきつつある年になるとひしひしと感じます。

 気候変動に関する日本の若者のある意識調査結果では、日本の若者は意識が低いとの結果が出ているようです。

 この調査結果では、「気候変動への対応はどの程度重要ですか?」との問いに対し、「特に意見はない/気にしない」と回答した日本の若年層(18-34歳)は13%と、調査対象10カ国の中で唯一10%(グローバル平均5.1%)を超える結果となったといいます。
 要するに、最も気候変動の影響を受けるだろう若者たちが気候変動に対する意識が低いということです。

 なぜこんなことになるのでしょうか?

 私もそうだったかと思うのですが、若い時は、仕事を覚えることで手一杯だったような気がしますし、仕事が面白くて仕事以外のことはあまり考えれなかったかもしれません。人生、イケイケドンドン、って感じかな?

 それとも、今の日本の若者の貧困が背景にあるのでしょうか?

 気候問題に思いを巡らすために、そして、ゆとりをもって生きていくためには、時間が必要です。そのためには、もっと社会全体として、労働時間を短くしていく必要があるのではないかと思います。
 自分のこと、家族のこと、社会のこと、政治のことを考えるため、そして、文化芸術を味わうためには「もっと時間を!」です。

 


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