SYNCA合同会計事務所

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最近の記事

定額減税・ふるさと納税正しく控除されてる?「住民税決定通知書」確認ポイント

はじめに初めまして!SYNCA合同会計事務所の中西です。 私は2021年9月にSYNCA合同会計事務所に入社し、会計処理、一般事務、月次決算、申告書作成業務を主に担当しております。 このブログでは経理担当の方に役立つお話や身近な税金のお話をしていけたらと思っています。 簡単に私のプロフィールを記載いたします。 今回は「住民税」に関する情報をお届けします! 毎年5月~6月頃に勤務先経由または郵送で届く「住民税決定通知書」 前年の収入をもとに算出した住民税額を通知する書類です

    • 新紙幣発行の裏に潜む「タンス預金」のあぶり出し

      はじめに こんにちは。SYNCA合同会計事務所 税理士の細見です。  約20年ぶりに新紙幣が発行されました。この新紙幣発行には、偽造防止という明確な目的がある一方で、もう一つの隠れた目的が存在します。  それは「タンス預金のあぶり出し」です。  本記事では、新紙幣発行の背景に潜むこの狙いについて掘り下げ、さらにタンス預金の現状や未来について考察していきます。 ◆この記事を読んでほしい人 ◆この記事を読んでわかること 新紙幣発行の目的 約20年ぶりに新紙幣が発行されました

      • 経営者必見!事業計画書の作り方と活用方法を解説!

        はじめにこんにちは。SYNCA合同会計事務所 中小企業診断士の小泉です。 突然ですが、「事業計画書」と聞いてどういうものかピンとくる方はどのくらいいらっしゃいますでしょうか? 経営者の皆様は、事業計画書を作成した経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。おそらく、新たに事業を開始する際や融資・補助金の申し込みをする際などに策定したという方がほとんどだと思います。 しかし、事業計画は提出などの目標がなくとも会社の中長期的な計画を立てて管理するために非常に重要なもので

        • 売上は「入金されるまで」が大事です!

          はじめにこんにちは!SYNCA合同会計事務所 共同代表の吉井です。 前回は資金繰りについてお伝え致しました。 https://note.com/synca_group/n/na3b51675a813 今回はそれに関連して売上の入金管理についてお伝えできればと思います。 ◆この記事を読んでほしい人 ◆この記事を読んでわかること 入金管理の重要性私はクライアント様に対して「売上は入金されるまでが仕事ですよ」とよくお伝えしております。 せっかく苦労してお客さんを獲得して商品や

        定額減税・ふるさと納税正しく控除されてる?「住民税決定通知書」確認ポイント

          粗利1%の改善で営業利益が10%増えるか検証してみた

          はじめにこんにちは。SYNCA合同会計事務所 共同代表の平川です。  ビジネスにおいて、わずかな粗利改善が営業利益にどれほど大きな影響を与えるか、ご存じでしょうか?  この記事では、1%の粗利改善がどのように営業利益に反映されるかを解説します。 ◆この記事を読んでほしい人 ◆この記事を読んでわかること 粗利とは何か まず、粗利(または粗利益)について簡単におさらいしましょう。  粗利とは、売上高から売上原価を差し引いたもので、事業の基本的な収益力を示します。例えば、7

          粗利1%の改善で営業利益が10%増えるか検証してみた

          児童手当拡充と扶養控除縮小で家計収入はどう変わる? 2024年10月からの影響について解説!

          はじめに こんにちは。SYNCA合同会計事務所 税理士の細見です。  本記事では、児童手当拡充と扶養控除縮小について解説します。  子育て世帯や扶養控除を受けている方にとっては、非常に重要な情報ですのでぜひご一読ください。 ◆この記事を読んでほしい人 ◆この記事を読んでわかること 結論(子育て家庭の負担軽減策:全所得世帯がトータルでプラスに) 具体的には、扶養控除が所得税で38万円から25万円に、住民税で33万円から12万円に縮小され、一方で、児童手当が拡充(16歳〜1

          児童手当拡充と扶養控除縮小で家計収入はどう変わる? 2024年10月からの影響について解説!

          PC購入にも使える!IT導入補助金

          こんにちは。 SYNCA合同会計事務所 中小企業診断士の小泉です。 以前、中小企業向けの補助金をいくつかまとめてご紹介しましたが、 今日はその中から「IT導入補助金」についてお話しします。 以前の記事はこちら ◆この記事を読んでほしい人 IT導入補助金とはお客様から日々補助金に関する質問をいただきますが、 その中でも特に多いのが 「PC買い換えたいんだけど補助金使える?」 「HP作りたいんだけど良い補助金ない?」 といったシステム関係に使える補助金に関するものです

          PC購入にも使える!IT導入補助金

          資金繰りを意識していますか?

          はじめにこんにちは!SYNCA合同会計事務所 共同代表の吉井です。 皆さんは「黒字倒産」という言葉を聞いたことはありますか? 黒字倒産とは文字通り、黒字、すなわち利益が出ているのに倒産することをいいます。 利益が出ているのになんで倒産するのか。今回はキャッシュフロー経営の重要性についてお伝えしたいと思います。 ◆この記事を読んでほしい人 ◆この記事を読んでわかること 利益とキャッシュの違いこんな言葉があります。 この意味がわかりますか? 利益は損益計算書で表すことがで

          資金繰りを意識していますか?

          定額減税 ダブル控除を受けられるのか?

          こんにちは。SYNCA合同会計事務所 共同代表の平川です。 今回は、定額減税におけるFAQを一問一答形式でご紹介したいと思います。 年金と給与の両方を得ている方が定額減税を受ける際に、ダブルで控除されてしまうのか?という疑問に対して解説していきます。 (令和6年5月29日現在の情報で執筆しています) ◆この記事を読んでほしい人 ◆この記事を読んでわかること 定額減税とはすでにご存じの方も多いと思いますが、令和6年6月以降に行われる減税措置で、給与所得者の方は6月の給与

          定額減税 ダブル控除を受けられるのか?

          【2024年4月から】日本政策金融公庫の創業融資制度の拡充内容を解説!

          はじめに こんにちは。SYNCA合同会計事務所 税理士の細見です。  本記事では、日本政策金融公庫の創業融資制度の拡充について解説します。  この制度は大幅に変更されており、新規開業を検討している方にとって非常に重要な内容です。  この記事を読むことで、今後活用が期待される創業融資制度について理解できます。  以下の記事をご覧いただくと、スタートアップ支援に関する税制について詳しく知ることができます。ぜひご一読ください。 ◆この記事を読んでほしい人 ◆この記事を読んで

          【2024年4月から】日本政策金融公庫の創業融資制度の拡充内容を解説!

          第12回事業再構築補助金のポイントを解説!

          はじめにこんにちは! SYNCA合同会計事務所 中小企業診断士の小泉です。 今回は第12回事業再構築補助金についてお話しします。 この補助金は、新型コロナウイルスが流行し多くの中小企業が経営に影響を受けたことにより開設された補助金で、募集要件を変えながら約3年続いてきました。 しかし「新型コロナ対策としての役割は終わりつつある」として、 今回の第12回から抜本的に内容が見直されました。 大きな変更点を中心に解説します! ◆この記事を読んでほしい人 1.申請類型の整理

          第12回事業再構築補助金のポイントを解説!

          投資家増税!?金融所得にも社会保険が検討される

          はじめにこんにちは!SYNCA合同会計事務所 共同代表の吉井です。 ここ2,3年でFIREという言葉をよく耳にするようになったかと思います。 FIREとは(Financial Independence, Retire Early)の略で、早期リタイアを意味します。 具体的には、株式の儲けなどを使って生計を立てている人をいうのですが、 このFIREを目指そうとしている方の夢を打ち砕くようなニュースが流れてきました。 (毎日新聞:金融所得を巡る社会保険料算定の不公平是正、自民PT

          投資家増税!?金融所得にも社会保険が検討される

          SYNCA合同会計事務所 社員総会2024の様子をご紹介!

          はじめにSYNCA合同会計事務所 共同代表の平川です。  2024年4月にSYNCA合同会計事務所として創設以来初めての社員総会を行いました。  この日の会議室からは東京タワーが一望でき、参加者の気持ちも自然と高まりました。 今回は、当日の様子についてご紹介したいと思います! よろしければご一読ください。 社員総会の目的  この総会の主な目的は、SYNCA合同会計事務所としての経営方針テーマの発表と共有、そして2030年に向けて新たなスタートを切るためです。  全員が共

          SYNCA合同会計事務所 社員総会2024の様子をご紹介!

          法人税の優遇税制の延長と2024年以降の税制改正による主な影響について

          はじめに こんにちは。SYNCA合同会計事務所 税理士の細見です。  本記事では、中小企業者向けの法人税優遇税制と、2024年以降の税制改正による主な影響について解説いたします。  特に設備投資を行っている中小企業者(主に資本金1億円以下の法人)、贈与・相続を検討されている方必見です!  税制に詳しくなくても、この記事を読むことで設備投資による優遇税制の知識や税制改正の一部が理解できるので、是非ご一読ください! ◆この記事を読んでほしい人 ◆この記事を読んでわかること

          法人税の優遇税制の延長と2024年以降の税制改正による主な影響について

          事業再構築補助金に替わる!?「新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業」とは

          はじめにこんにちは SYNCA合同会計事務所 中小企業診断士の小泉です。 以前「会社に合った補助金とは?」という記事で 事業再構築補助金をご紹介しました。 事業再構築補助金はコロナ禍を経て新市場進出 、事業・業種転換など 思い切った事業再構築を目指す中小企業向けの補助金で、2021年の開始以降 多くの中小企業が活用してきました。 しかし、令和6年に執行される補助金に関する予算の資料では予算が大幅に削減されており、事業再構築補助金の一部廃止又は抜本的な制度見直しの 動きが

          事業再構築補助金に替わる!?「新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業」とは

          税理士の仕事はAIに奪われるのか!?

          はじめにこんにちは。SYNCA合同会計事務所 共同代表の吉井です。 皆さんはいま話題のChatGPTを触ったことはありますか? 最近はChatGPTをはじめ、人工知能(AI)の進化が目覚ましいです。 これらの進化はわれわれ税理士業界の取り巻く環境も大きく影響を受けることが想定されます。 オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン博士が論文の中で、10年後になくなる仕事として「簿記、会計、監査の事務員」、「税務申告書代行者」を上げております。 まさに税理士の主たる業務です

          税理士の仕事はAIに奪われるのか!?