611.「営業代行会社へ依頼する前」に気を付けておくべきポイントについて。
労働人口の減少と営業人材が不足している現代の中で、新規開拓のリソースを自社だけで取り組んでいくのは現実問題厳しい状況です。だからこそ、営業フリーランスの活用や営業代行会社へアウトソーシングする企業が増えています。事業成長させるためにはリソースの確保は必須です。
これまで何度か営業代行会社に依頼したことがある、もしくは営業代行会社に依頼することが初めてという企業も少ないないでしょう。
今、営業代行会社へ依頼を検討されている方に向けて、
営業支援会社を運営している僕視点からの記事を書いていきたいと思います。今後の何か少しでもお役になれば幸いです。
・明確な目標の設定
営業代行会社に依頼する前に、自社が何を達成したいのかを明確に定義しましょう。目標が具体的であればあるほど、代行会社が適切な戦略を立てやすくなります。逆に目標がない場合は目標を設定してくれるアドバイスもできるかどうか選定基準にしても良いですね。
・代行会社の選定基準の確立
上記の内容で少し触れましたが、業界知識、過去の実績、顧客からの評価など、代行会社を選定する際の基準を事前に設定しておくことが重要です。代行会社によって対応できる・できない、強み・弱みはありますので具体的に詳細を聞いて気になる点をきちんと聞いておきましょう。
・コミュニケーションプランの策定
効果的な結果を得るためには、代行会社との間で定期的かつ透明性のあるコミュニケーションが必要です。どのように連絡を取り合い、進捗を確認するかを計画しておくことが重要です。
弊社だとチャットワークやSlackでやり取りさせていただくことが多いです。
・予算と期間の設定
予算とプロジェクトの期間は、初期段階で明確に設定しておく必要があります。これにより、予期せぬコスト増加やスケジュール遅延を防ぐことができます。加えて、予算に対してどのくらいのリターンがあるのか質問することをオススメします。例えば、月50万円発注しリードやアポイントは取得できたとしても受注に繋がらなかった、、予算に対してどのくらい成果が出そうなのかイメージできると発注しやすいです。
・成果測定の方法を決定
成果をどのように測定するかを事前に決定し、代行会社と共有することで、期待する成果を明確に伝えることができます。依頼する側も受ける側も互いに同じ方向を見ていることが重要です。依頼側が求めていることと受けた側が考えていることがズレていると後々まずいので、そこの擦り合わせは重要です。
・契約内容の詳細確認
契約書には、サービスの範囲、費用、期間、キャンセルポリシーなどが明記されている必要があります。これらを十分に確認し、理解した上で契約に進むことが重要です。
まとめ
営業代行に限らず自社のリソースや自社だけでは解決できない状況で外部へ業務を依頼する考えはとても重要です。ですが、費用を払うだけだと成果に繋がらず依頼する側も同じモチベーションや行動をしていくことが重要でどちらかの温度感がズレてしまうと日々の業務がグダッてしまう可能性が高いです。なので、自社なりのチェック項目を作成しその内容であれば一度依頼しようと落とし込めると良いですね。
今回の記事が参考になればと思います。
今日もお疲れ様でした。