見出し画像

習慣術や効率化、ハックを考える前にやりたいこと、それはタイムボクシング

こんにちは。

新年度を迎え、皆さんも今年度こそやりたいこと、習慣化したいことなど、さまざまな「want to」で溢れているのではないでしょうか。

そのために、いろいろな本を読んで、習慣術を身に付けたり、ライフハックを実行してみたり、仕事の効率化を図ってみたり…。さまざまな工夫をして、今年こそは、今年こそはと言いながら、毎年同じ時期に習慣を挫折していまう。そんなのが実際のところではないでしょうか。実際、僕もこの数年で掲げた目標の中で、達成できたものの影に隠れて、人知れず消えていった習慣や目標がたくさんあります。笑

僕のnoteでは、読書記録だったり、それを元にしたライフハックだったりを紹介しているわけなんですが、新年度ということで、そんなライフハックを語る前に、やってみて欲しいことについて書こうと思います。

まず、結論から。

習慣が続かない原因は、習慣にしたいことの時間を確保できていないからです。

やろうやろう、と思ってはいるものの、忙しかったり、さまざまな事情が原因で1日2日習慣が途切れるだけで、習慣というものはいつの間にか消えてしまいます。

イレギュラーな事態にも対応できるように、習慣にしたい行動をあらかじめスケジューリングしておくこと。これが習慣化にとってまず必要不可欠なことです。

そして、あらかじめスケジューリングしておく技法として、タイムボクシングという方法があります。以前も記事にしました。結構読まれています。

ここでも書きましたが、

タイム・ボクシングというのは、やることの時間をブロック化して、スケジュール帳に組み込むという方法です。タイム・ブロッキングと言ってもいいかも。
なぜToDoリストではなく、タイム・ボクシングを使っているのかというと、ToDoリストって要するに「リマインダー」的な役割が大きくて、実際にそれに取り組むまでのハードルが高いんですよね。やらなきゃいけないのは分かってるけど、いつ、どうやってやるのかが決められてないので動けない。
あと、結局やり残してしまうことって多くないですか?やりやすい物から手をつけて、結局大きな仕事や手間のかかる物は残ってしまっている…っていうのがあるあるですよね。

Todoリストをやめてタイムボクシングに切り替えた話

具体的な方法についても記事に書いてありますが、これを習慣にしたいことに対して実施してみます。次の手順で。

1 習慣にしたい行動をリストアップする

2 優先順位を決める

3 習慣にしたい行動にかかる時間を計算する

4 スケジュールに組み込む

では、みていきましょう。

1 習慣にしたい行動をリストアップする

まず、習慣にしたい行動をリストアップしてみましょう。
・ジム通い
・読書
・記事を書くこと(週2〜3)
・手帳を毎日つけること
・資格勉強

などなど。とりあえずここはブレストの要領で、思いつくままに。僕はマインドマップを使って、仕事、プライベート、自己成長という3つの軸で今年度やりたいことのアイデア出しを行なっていますが、ここは各自に合う方法でいいと思います。

2 優先順位を決める

次に、習慣化したいことの優先順位を決めていきます。たくさん出したはいいものの、二兎追うものは一兎も得ずですから、欲張りすぎないこと。
1 資格勉強
2 記事を書くこと
3 手帳を毎日つけること
4 読書
5 ジム通い

みたいな感じですね。僕の場合、ジム通いと読書はもう習慣化しているので、そこまで優先順位は高くないです。特にジム通いなんかは、もう生活の一部ですから。

3 習慣にしたい行動にかかる時間を計算する

時間は有限です。1日は24時間しかありません。その中で、習慣にしたいことをどのように組み込んでいくか。まず、それぞれの行動にかかる時間を計算しましょう。柔軟性のある時間を組むことがイレギュラーな事態にも対応できるコツです。

資格勉強:スキマ時間も活用できることを念頭にブロッキングするなら、30分〜
記事執筆:15分〜30分
手帳を毎日つけること:朝と夜5〜10分は確保。あとは日中タイムリーに。
読書:なんだかんだ、5分、10分あれば結構読める。5分〜
ジム通い:分割法で取り組むので、1回のトレーニングにかける時間は30分。シャワー、サウナの時間も入れて、1時間。

みたいな感じですね。こう見ると、優先順位の低いものでも、たいして時間がかからないものがあるのがわかります。つまり、スケジュールに組み込みやすく、イレギュラーな事態にも対応しやすい習慣と、そうでない習慣があることがわかりますね。

4 スケジュールに組み込む

最後に、実際にスケジューリングしていきます。ここで重要なのは、その習慣は「毎日」の習慣なのか、「週1回の習慣」なのか、もしくは「月1回の習慣」なのかという、習慣の周期を決めることです。毎日することだけが習慣ではない、という認識を持ちましょう。

例えば、僕の場合、「毎日の習慣」は、以下のものです。
・手帳を毎日つける
・資格勉強
ここには、優先順位が高いものや、毎日しなければ効果のないものが入ってきます。

次に、週に数回の習慣として
・ジム通い(週4〜5程度。休息日も設ける必要があるのと、休館日があるので)
・note執筆(週2〜3を目標に)
・読書(週1冊を目標にするので、時間は柔軟に)

という感じですね。
月に1回の習慣としては
・手帳を書く時間(来月のスケジューリング)
・友人と会う予定を立てる

などになるでしょうか。

このように、習慣の周期別に分けておくことで、無理のないタイムボクシングができます。習慣にしたいことを毎日に詰め込んでも、絶対に習慣化は無理ですし、イレギュラーな日に全て崩れてしまいますから。

そしてこれを、実際にタイムボクシングしていきます。前日の夜などに行うと、翌日の見通しが立っていいのではないでしょうか。

ぜひ、今年こそは、と思っている人に試して欲しい方法です。僕も今やっている習慣が続くように、タイムボクシングしていきたいと思います。(ということで、週2回のnote更新できました…。)



おそれいります、がんばります。