読書メモ|スーパーヒューマン誕生!
note387にちめ。
稲見昌彦「スーパーヒューマン誕生! 人間はSFを超える」を読んだ、のメモ。
“人間拡張工学というと、健康でいきいきとしようといったヘルスやウェルネスの考えから発想しがちだが、みんなが楽しめるエンターテインメントであることが大切だ。”
人間拡張分野の研究について親しみやすい表現で書かれている。序章でエンターテインメントの可能性が語られ、またこの本じたいが研究や製品を紹介するに随所でSF作品に触れている、楽しい本である。
この数年、エンターテインメント、楽しいこと、ワクワクすることが重要と意識することが増えた。かつては余分な物とされることも多かったものが、むしろ大事なものと読んであらためて感じられる。
さらにすこしまえに所属がエンタメ寄りになったこともあり、なんだか元気を得た。(元気がなかったわけではない)
身体どこまでのお話はなんど読み聞きしても(拙く想像しても)おもしろい。
認識の問題、VRやロボット、サイバネティクスにご興味あるかた、SF好きのかたは楽しめそうです。
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