引く手あまたの資格を持つ父
今週求人票セミナーを開催。
熱心な経営者の方からお申込を頂いている。
建設業では有資格者は引く手数多で、常に人材不足である。
建設系の求人を見ていると、土木施工管理技師を募集している会社があり「父が持っていなかったっけ?」とふと思う。
自分の親が何をしていたのかは意外と知らないもの。
聞くと「一級土木施工管理技師」だと言う。
建設系ならどこの会社でも欲しがる、探してもなかなか見つからない有資格者だった。
若い頃に「俺が〇〇自動車道をつくったんだ!〇〇ダムをつくったんだ!」と大きな口をたたくのをハイハイとスルーしていたが、確かに一級はすごい。
元気ならまだ当分働けるのだけど。
まさに手に職。
早くに大手企業を辞めてずっと自営だが、子供2人しっかり大学まで行かせてくれた。
昨年倒れたこともあり、今はまったく働く気はなさそう。
デイサービスで麻雀を楽しみながら「一級をどこも探しとるんだろ?俺は知らん」と言っている。
意外とすごい父の姿を改めて知る。
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