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サッカーC級・フットサルC級・フィジカルフィットネスC級・B級トライアル挑戦中 部活動…

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サッカーC級・フットサルC級・フィジカルフィットネスC級・B級トライアル挑戦中 部活動指導員検定試験3級 バルシューレC級挑戦中 そこら辺の少年団コーチ もともとは音楽家もどき

最近の記事

台無しのトレーニングマッチ

先日、急遽お誘いを受けて参加したトレーニングマッチ。 いつもは15分1本をひたすら回すだけで、トレーニングマッチそのものがガチャガチャしてしまうのだが、今回は前後半ありで参加した3チームが3試合できる内容だったので、いろいろと楽しみにしていた。 ボクがやりたかったことは、1週間前に行われた、これまたトレーニングマッチの最後に一度だけ子どもたちが見せてくれた攻撃を試してみよう、というもの。 ボク自身が、やれ!って言ったわけではない形が自然発生的に現れたので、これやってみようよ

    • 喪失感というか、孤独感というか

      ボクは昔から感情というものに対してかなり敏感で。そして、理由はよくわからないけど、その時々の感情をわりとしっかり心が覚えている。 怒り狂った社会人1年目。家に帰ってきて、愛すべき猫さんに八つ当たりしたときの感情。 気持ちがコントロールできなくて、周りに当たり散らすしかなかったのだけど、実はそれを客観的に見てるボクもいて、おそらくそっちのボクがそのときの感情を覚えているのだろう。 小学生の頃のサッカーの試合。当時AチームからBチームに落とされて、心も折れかけていて。ポジショ

      • “音”の記憶

        仕事帰り。 自転車でいつものルートを風を切って走る。 生ぬるい風だけど、悪くない。 どこからともなく聞こえてくる。 ボクの夏の記憶だ。 セミの鳴き声。 あれは、ヒグラシだろうか…? 一気に記憶がボクの中から溢れ出してくる。 “音”の記憶。 少年時代のボクは、夏はいつも母の祖父母が住む愛知県へと行くことになっている。 毎日のように近所の友だちとサッカーや野球をして遊ぶ生活に、ちょっとしたアクセントを入れられる、非日常を味わえる愛知への旅であり、愛知での生活である。 祖父

        • “香り”の記憶

          ボクは、いくつかの感覚とともに、急に鮮明に記憶が呼び起こされる瞬間がたくさんある。そのときの感情や心の温度も、考えたことまでも思い起こされることさえある。 特に、嗅覚と聴覚は、ボクにこれまでたくさんの記憶を思い出させてきた。 例えば、梅雨の時期の雨の香りは、小学校の下駄箱から湿気で濡れてツルツル滑る薄暗い廊下のシーンを思い出すし、教会の平和の賛歌は兄と過ごしたかけがえのない時間をハッキリと思い出させてくれる。 さて、 今日は仕事の後、特に予定もなかったので久々に近くの川沿

        台無しのトレーニングマッチ

          子どもたちに求める“強度”って大人の見たい“頑張ってる感”じゃない?って話

          フィジカルフィットネスC級の講習会に参加して、サッカーの現場における“強度”というものを勉強した。 講習会内で、「Evidenceに基づいて」ということをインストラクターさんが何度もおっしゃっていたけれど、まさにそれを学びたかったのでとても有意義な講習会となった。 さて、この数ヶ月で所属するチームのボクの周りでいろいろと変化があって、U-10担当コーチが1人増え、新メンバーも2名入団。 いろいろと落ち着かない日々だったけれど、その中で特にボクにとってしんどかったのは、新

          子どもたちに求める“強度”って大人の見たい“頑張ってる感”じゃない?って話

          4vs2のロンド~チャレンジ&カバー!への違和感~

          ボクは言葉を大切にしたいなぁと思っている。 今、自分が言葉を大切にできているのか、というと自信はないけれど。 今回は、サッカーの話を真面目にしよう。 サッカーの言語化。 ボクの周りの指導者たちはそこまで重要視する人はいないけれど、世間的にはそれなりに話題になってるよなぁと思うし、それはもうだいぶ前からかなと思う。 ボクが初めて指導に携わったチーム。 正直サッカーの現場というものは、小学生のときと中学生のときの半年ほど、選手としてプレーしてからというもの、一切見たことも関

          4vs2のロンド~チャレンジ&カバー!への違和感~

          『小→大』なのか、『大→小』なのか②

          『小→大』なのか、『大→小』なのか、の問については、結論から言ってしまうと、正直どちらも大事って思う。 サッカーを始めたばかりの子は、どちらかというと『小→大』の過程になることが多いと思うし、それは彼らのモチベーションにもつながると思うので、全く問題ないと思う。 でも、さぁチームで大会に挑もう!となったときに、やはりその視点だけでは足りない。そのときに必要になるのは『大→小』の視点なのかなと、最近強く感じるようになった。 試合の中で、その場の現象を1つ1つ指摘して修正し

          『小→大』なのか、『大→小』なのか②

          『小→大』なのか、『大→小』なのか①

          ボクはこれまで、 何かを理解していくために、 あるいは何かに取り組むために、 どこから始めるべきか、何から手をつけたらよいか、長いこと悩んできた。 ボクは、どの時代の多くの小学生と同じように、勉強なんて嫌い、やりたくない、と思っていたけど、それはなぜかというと何の意味があるのかわからなかったから。 漢字の読み書きとか計算問題とか、子どもながらに何となくやっておいた方がいいことくらい理解していたし、いずれ必要になることだってわかっていた。 でも、それは結局ボクにとってはあま

          『小→大』なのか、『大→小』なのか①

          『競争闘争理論』を読み終えて

          安堵。 この本を読み終えて、ボクの中に湧き上がってきた感情は、この一言に尽きる。 ちょっとだけ理解できないところや何が言いたかったのかわからないところもあったけれど、第7章を筆頭に、今ボクが考えていることや悩んでいること、なかなか解決できなくていろいろと探っていたことの多くを整理、後押ししてくれる本だった。 そしてやっぱり、読みながら子どもたちの表情やプレー、仕草、声、いろんなものが頭の中に浮かんできて、 あの子にはこんなことを話してみたい! この子は今こういうことを

          『競争闘争理論』を読み終えて

          『競争闘争理論』を今まさに読みながら

          ここ数ヶ月、なかなか集中して、時間をかけて本を読むことができていなかったので、この数週間ちょうど時間のできたタイミングで、とりあえず今話題の本を数冊読んでみようと思ったボクは、やっぱりこの本だよなと図書館で借りてきた。 『競争闘争理論 サッカーは「競う」べきか「闘う」べきか?』 第四章まで読んだ今、突然指導しているチームが参加した直近の大会の初戦を思い出した。 冬はフットサルがメインとなるこの地域。 3月になって久々に8人制サッカーの大会が開催され、招待していただけたの

          『競争闘争理論』を今まさに読みながら

          雨の日の憂鬱

          タイトルがネガティブな印象を抱かせるようなものなのはどうなんだろうか、と思いつつ、雨の日に素直に感じることをつらつらと。 雨は子どもの頃から嫌い。 なぜなら外で遊べないから。朝は早く学校に行って30分くらい鬼ごっこやドッジボールをし、午前中の20分休みも同じ。昼食後の昼休みは60分あったからもうそれはそれは楽しい遊びの時間で。 それが雨で全部台無しになってしまう。 今はどうだろうか。 ボクは太平洋側の出身で、比較的天気もスッキリしている地域で育ったので、日本海側のハッキ

          雨の日の憂鬱

          指導者と団と、ボク

          サッカー指導者としての活動を始めてどのくらいになるのかとぼんやり考えてみた。2020年から始めたので、4年目になる。コロナの自粛期間や個人的な事情で現場から離れていた時期もあったので、活動そのものは実質3年目。 ボクは4種のとある少年団に所属するボランティアコーチ。 サッカー自体は、小学生の頃に地元の強かったクラブチームでプレーしていたくらい。中学や高校では剣道部に所属していたから、20年ぶりくらいにサッカーの現場に足を踏み入れた。 少年団のやり方、指導の実情、指導者の様

          指導者と団と、ボク