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『競争闘争理論』を今まさに読みながら

ここ数ヶ月、なかなか集中して、時間をかけて本を読むことができていなかったので、この数週間ちょうど時間のできたタイミングで、とりあえず今話題の本を数冊読んでみようと思ったボクは、やっぱりこの本だよなと図書館で借りてきた。

『競争闘争理論 サッカーは「競う」べきか「闘う」べきか?』

第四章まで読んだ今、突然指導しているチームが参加した直近の大会の初戦を思い出した。

冬はフットサルがメインとなるこの地域。
3月になって久々に8人制サッカーの大会が開催され、招待していただけたので出場することに。
久々に8人で広いピッチでプレーするから、どんな内容になるのかなとワクワクしていた。

その初戦。
驚くほど上手に「サッカー」をしていた。
きれいにピッチに広がり、相手を攻略して2ゴールを奪った前半。子どもたちの成長ぶりはほんとに素晴らしいもんだなぁと思って嬉しかった。

相手の選手の方が個々の力は間違いなく上だったし、もっと細かくテクニックを観たら、キックもコントロールもドリブルもやっぱり上手いなぁと感心させられる。

でも、前半は2-0。
選手たちのプレーはボクには何も注文つけられないなと思ったので、この試合のテーマを再確認して、この調子で頑張ろう!とハーフタイムに激励。

そして、今シーズンからサブコーチになったベテランで、団の幹部コーチも一言。

「人任せにするな、目の前の相手に負けないように、もっと闘え、もっとやれ」

ボクはかなり驚いたんだけど、まぁそういう見方もできるかなと。
後半は、前半が嘘のように、団子状態でみんなでボールに突進してガツガツ行くようになって、わかりやすくて気持ちがこもったプレー、みたいになったんだけど、結果は5点奪われて敗北。

そのときはなぜだったのかなとすごく悩んだ。
そして、それ以降のトレーニングや試合での様子を観ていると、その初戦の前半のようなプレーはまったくなくなってしまっているなと。
とにかく蹴り、とにかくガツガツ行って、陣形はぐちゃぐちゃで、パスって何?コントロールって何?とりあえずいけ!な試合ばかりで。

今たまたまこの本を読んでいて、その試合が突然思い出されたのは、おそらくこの本の内容とその試合に何かの関係を感じたからなのではないか。

まだこの『競争闘争理論』をすべて読んだわけではないから何とも言えないけど、
でも、きっとそういうことなのだろう、みたいな感覚がボクを支配している。

最後まで読んでみよう。
この感覚の正体がわかるかもしれない。
久々にゾクゾクしてる。