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ライティング、テキスト、言葉

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テキスト表現に関してのあれこれ
運営しているクリエイター

記事一覧

タイトル内の「、」やサブタイトル前後の線

タイトルの文字は、デザイン処理として仕上げて行くなかで省略できるものがあります。 タイト…

鷹野 雅弘
2週間前
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テキストを読まなくても連続した文章なのか独立した項目なのかを理解できるようにする…

複数行の文章を中央揃えにするのは避けたい表現です。 ウェブのメディアやスマホアプリでグロ…

鷹野 雅弘
2週間前
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HTML/Markdown/Google ドキュメント/MS Word/Notion/note/Dropbox Paparでの構造化対…

いわゆる執筆を行うとき、「この段落は大見出し、ここは中見出し」のような意味付けを行う構造…

鷹野 雅弘
3週間前
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書きコトバで誤りやすい濁点類

入稿される文字原稿で意外に多いです。 バック/バッグ bag ベット/ベッド bed ドック/ド…

鷹野 雅弘
3か月前
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錯視調整? 錯視補正? 視覚調整

「錯視調整」という人が増えているのですが、しっくり来なくて困っています。 Claudeに聞いて…

鷹野 雅弘
3か月前
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技術書にかかわるテクニカルライター、編集者、DTP担当者、ブックデザイナーへのメモ

Photoshopのアクションだけ有料エリアにありますが、それ以外はすべて読めます。 王様は読者…

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鷹野 雅弘
1年前
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文字にするとしっくりこない言葉たち

チャットやメッセージ全盛時代、“口語”寄りに書いたとき、しっくりこない言葉があります。 仕方がないので“ ”で囲ったり、別の言い回しを使うのですが、どうすればいいんだろう…をまとめてみました。 もれ漏れ:尿っぽい… モレ:なんか違う もれ:読みもらしそう まいるまいった:まいった感がない 参った:「来た」みたい マイった:なんか違う はまるはまる:はまった感が出ない ハマる:うーん… 嵌まる:全然違う しばりしばり:限定する感がない 縛り:縛っちゃうの

執筆するのに適したエディター、ワープロソフトは?(Mac)

友人から、こんな質問をいただきました。 まず、アメリカ生まれのPagesは、今後も日本語のこ…

鷹野 雅弘
1年前
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「レビューとその反映」に関しての考察

「初稿が真っ赤になって戻ってくる」のは著者・編集者の手抜きでしかありませんが、どんなに完…

鷹野 雅弘
1年前
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変化する「!」と「❤️」の重み

次の2つを比べてみてください。 前者に“カタく、少しよそよそしく感じる”のが2022年の感覚…

鷹野 雅弘
1年前
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「文が読まれない時代」に思う

友人の坂元さんがこんなツイートをされていました。 坂元さんはデザインスクールを経営されて…

鷹野 雅弘
1年前
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セミナーやイベントまわりで気にしておきたい用語や表記、ワーディング

セミナーなどのイベント開催のときに使う用語などについてまとめてみました。 イベントの企画…

鷹野 雅弘
1年前
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「校正・校閲セルフチェックシート」の作成に取り組みはじめた

取り組みはじめた「校正・校閲セルフチェックシート」についてツイートしたところ、12万インプ…

鷹野 雅弘
2年前
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プレゼンスライドに関してのアレコレ:「だんだん文字を抜いていく」

いわゆるフラッシュプレゼン(*)のスライドの作成においては「文字を抜いていく」という意識が不可欠。サンプルで解説してみます。 セリフ(口頭で話す内容)をそのまま記入した例スライド内のテキストボックス内に自動折り返しで文字を入力しただけの状態。 これを、グラフィックデザインでは「ナリユキ」といいます。この場合だと「好きなのは」というカタマリが分断されてしまうので、読むスピード(=理解のスピード)が落ちてしまいます。 プレゼンのスライドは、ある意味、すべてがキャッチコピー。