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変化する「!」と「❤️」の重み

次の2つを比べてみてください。

よろしくお願いします。

よろしくお願いします!

前者に“カタく、少しよそよそしく感じる”のが2022年の感覚。
でも、数年前まで「よろしくお願いします!」は大仰に見えていました。

「!は、もはや敬語」と誰かが言っていましたが、この変化は日本語圏のみでないようなのです。

最近頻繁に目にする感嘆符(!)。各時代を通して、この符号が文学やネット上でどのように使われてきたかを、言語学者やコピーライターらが解説する。

『世界の“今”をダイジェスト』


電子メールからメッセージ/チャットへ

冗長な挨拶、迷惑メール、CCによる受信メールの増殖など、解決できない多くの問題を抱えている電子メールですが、一番の問題は「読んだ」や「了解」のリアクションへのコスト。

  • 送信側:手間

  • 受信側:メールが増える


コミュニティやオンラインでのチーム運営にてテキストしかリアクションの手段がない場合、「読みました」「了解しました」を乱投するのは憚れ(はばかられ)ます。その結果「投稿しても反応がないことで、投稿モチベーションが減っていく」という問題が出てきます。

ChartworkやSlackなどのチャットでは絵文字によるリアクションがブレイクスルーだったのかなと思ったり。

タップバック

ダブルタップによって絵文字を返信できるメッセージ/チャットが増えてきました。

Facebook メッセンジャーでは❤️がつきますが、数年前にビジネスでのやりとりに❤️を使うなんて考えられませんでした。

「!」と同様、ここにも変化(❤️の意味の希薄化)が起きています。


チャットにおける文末の「。」

LINEなどのチャットでは、文末に「。」をつけないのが現代の感覚。
「。」をつけないのは居心地が悪く、私は落ち着きません…

でも、コミュニケーションは相手あってこそ。
自分を変えていくしかないですよね…






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