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皐月|May

50歳からのオトコのトリセツ

目次

  1. コラム|スイートピー

  2. 医療情報|夜間頻尿はなぜ怖いのか!

  3. 健康オタク|自分の脈拍数を知っていますか

コラム|スイートピー


春を彩る花のひとつスイートピー。その名前は愛らしい外見と香りの良さから「甘いエンドウ豆」という意味の英名「Sweet Pea」に由来します。香りにはリラックス効果があるとされ、アロマセラピーなどで利用されることもあります。スイートピーの実は見た目はエンドウ豆と似ていますが、毒性があり、食べることはできませんので要注意。「赤いスイートピー」という歌がありますが、歌が発売された当時は、赤い色の花は存在していませんでした。 その後の品種改良により、赤いスイートピーが誕生しました。

医療情報|夜間頻尿はなぜ怖いのか!


 
夜、オシッコに起きるのは「歳だから仕方ない」ではすまされない現状があります。夜間2回以上トイレに起きる人は多種多様な健康被害が挙げられています。
 ・死亡リスクが高い(寿命が短い)
 ・心筋梗塞・脳梗塞になる率が高い
 ・うつ病の発症率が高い
 ・糖尿病・高血圧が悪くなる
夜間頻尿は単なる不便な症状ではなく、日常生活の質に大きな影響を及ぼします。この問題に対処し、より快適な夜を迎えるための方法を詳しく見ていきましょう。
1. 生活習慣に関する問題
・過剰な水分摂取:就寝前の2〜3時間は水分の過剰摂取に注意しましょう。水分の摂りすぎはかえって問題を引き起こします。
・塩分の過剰摂取::過剰な塩分は、尿の生成を促進します。減塩を心がけましょう。
2. 尿に関する問題
・前立腺肥大症::尿の流れが阻害され、夜間頻尿の原因となります。
・過活動膀胱::膀胱壁の異常な収縮が頻発し、就寝中に何度も尿意が出現します。
3. 睡眠に関する問題
・睡眠時無呼吸症候群:呼吸が一時的に止まることで睡眠が何度も中断され、夜間頻尿の原因になります。簡単な検査で診断できます。
・多眠:長時間(8時間以上)寝床にはいっていることで、体内時計のリズムが壊れ浅い眠りしかできなくなり、軽い尿意で目が覚めるようになります。
 
夜間頻尿は、適切な医療介入と生活習慣の見直しによって管理することが可能です。皆さんの生活の質を高める一歩として、これらの対策をぜひ試してみてください。また、夜間2回以上トイレに起きる方はぜひご相談下さい。

  

健康オタク|自分の脈拍数を知っていますか
 
 

脈拍は、一定の時間に心臓が拍動する回数のことを表しており、健康な成人の安静時の脈拍数は、個人差はありますが、1分間に約60~100回程度です。 最大心拍数は年齢を重ねるとともに低くなっていく傾向がありますが、同じ年齢の人であれば心拍数と運動の強度との関係はほぼ一定なので、運動の強度を計る目安として心拍数がよく用いられています。
 
脈拍数変化の要因の例
〇運動: 運動すると心臓がより多くの酸素を筋肉に送る必要があるため、脈拍数は上昇します。
〇感情: 怒りや興奮などの強い感情は、脈拍数を一時的に上げることがあります。
〇温度: 高温多湿の環境では脈拍数が上がることがあります。
〇体位の変化: 立ち上がると重力の影響で脈拍数が増加することがあります。
〇薬物: カフェインやニコチンなど、心拍数を上げる物質を含む薬物や食品を摂取すると、脈拍数が上昇することがあります。
 
 
自分の脈拍数を知ろう
自分の普段の脈拍数を知るには、リラックスした状態で、手首の内側にある動脈(親指側で拍動が触れるところ)に人差し指、中指、薬指を3本並べて当て、1分間の脈拍の回数を数えます。(30秒間数えて2倍する方法もあり。) 自分の脈拍数を知っておくことは、運動の効果、ストレスレベル、身体の回復状態など健康管理に役立ちます。
脈拍数の適切な増減は個人によって異なります。運動による脈拍数の増加は健康にとって良い影響をもたらしますが、心臓疾患がある場合などは運動前にかかりつけ医へ相談しましょう。また安静時の脈拍数が常に高い(100拍/分以上)または低い(60拍/分未満)場合は、医師の診察を受けることをお勧めします。
 




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