SBVの破綻事件やクレディスイスの暴落を見ながら改めてグローバリズムについて考えた。ここ数年ずっとインターネットの中央集権化からの自立分散を考えてきたのですが、結局リアル社会も、金融、物流、政治、メディアがグローバリズムになってるという当たり前のことを再認識した。それゆえ金融、経済だけではなく、エネルギーも食料も脆弱になっている。
パンデミックも戦争もインフレも昆虫食も金融危機もSDGsもグローバリズムが深く関係している。特にインフォデミック(デマがSNSで感染し伝播していくこと)はパンデミック以上に深刻に見える。
フェイク化した世界
イーロンマスクがこの世界(宇宙)は99.9%シミュレーションだと言ったけど、今のフェイク化した世界を見ると、そもそも人間が作った金融とメディアシステムはまさにシミュレーション世界だ。ごく一部の人々が決めたルールとパラメーター、フェイクメディアに基づいて動いている。マトリックスの世界を待つまでもなくボクたちはすでにVR世界の中で生きている。そして、システムの管理者と所有者はゲームのパラメーターを都合よく操作していると考えれば、とても分かりやすい。ただ一つ違うのは、このシミュレーション社会は実際に現実を動かしているということ。
デジタルトランスフォーメーションのリスク
生産性を上げるために、仕方なくDXとかみんなやってるけど、自分たちの檻を作っているかもしれない。と言うことに気づいている人は少ないと思う。デジタル化された檻の鍵を持つのは誰か?を考えないといけないのだけれど。
でも今日の仮想通貨やメタバースやChatGPTには可能性があって、それは大きなリスクと隣り合わせに存在している。それは地球規模のデジタルな牢獄にもなりうるし、反対に城壁にもなる可能性がある。そんなリスキーなことを経済合理性だけで推し進めているのはブレーキのないスーパーカーを走らせているようなものだ。
デジタルファシズム/堤未果は、DXが新自由主義の延長線上としての世界を超デジタル監視社会にしつつあることを国際ジャーナリストによる緻密な取材と膨大な資料を元に書いている。
グローバリズムから逃れるための分離独立運動
この世界の脆弱性から逃れて、レジリエンスを高めるにはどうしたら良いか?グローバリズムの鎖を解いて、国や地域や人々が自由になるにはどうしたら良いか?
結局、グローバリズムから自立分散化すること、つまりローカリズムへシフトするしかないと思う。それは一種の独立運動のようなもの。是非の判断は難しいけど、世界各地で起きてる分離独立運動はそうやって生じているのだと思う。まさにアバター2だ。
グローバリズムからローカリズムへシフトするにはどうしたら良いか?
ChatGPTによるサマリー。
今、起きているのは、脱グローバリズムを目指すBRICSとの通貨をめぐる戦争
第二次大戦以降、世界の政治的経済的統合はほぼ完了していて、その機能不全が今の世界規模の問題を引き起こしている。特にBRICS+中東を中心が団結し欧米支配から経済的に自立しようとしているのが今の戦争の動き。グローバリズムという全体主義からナショナリズムという自立分散化の動き。
日本は、アテウマにされそうになっている。
そうした中、日本はウクライナやドイツのように、この戦争の「当て馬」にされそうになっている。日本では2015年の安保法制以降戦争のできる国を目指して着々と準備が続けられてきた。ほとんどメディアに報道されてないけど、緊急事態条項はいよいよ成立しつつある。これがもっとも心配事(唯一情報に自由度が残されているTwitterを情報源に加えて下さい)
グローバリストたちの計画
そんなことは起きるはずはないとほとんどの人が思っているけど、国際政治政策を立案し、資金提供によって推進しているロックフェラー財団やランド研究所では、2010年くらいから今起きていることを予測(計画?)していて、着実に実行しているし、そのリポートはネットにも公開されている。
グローバリズムを推進する人々はなぜこんなにも貪欲なのだろう?これは聞いてはいけない質問らしい。