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記事一覧
命を燃やす人と出会いたい | MOVE ON 2020 | まとめ
スロージャーナリズム講座「MOVE ON」は、ジャーナリズムに関心があるひとだけでなく、自分にとって身近なテーマに目を向けるひとにも参加してもらえるような企画しました。全国17都道府県から41大学の学生が受講してくれました。友達とつるんで参加するのではなく、自らの意思で参加してくれていることを感じます。
さまざまな領域で活躍するゲスト講師の方々は、リスクを背負って現場に入り、傍観者である自分に抗
東大を出て、福祉で働く | MOVE ON 2020 | Vol.6
「やっとリアルな社会と出会えた気がした」東大を出て福祉の現場で働く2人が語る、自分自身のストーリー。連続講座スロージャーナリズム。第6回は「東大を出て、福祉で働く」をテーマに社会福祉法人グローの御代田太一(みよだたいち)さんと社会福祉法人一路会の今井出雲さんにお話を伺います。
滋賀県にある社会福祉法人グローの御代田太一です。2018年に東京大学教養学部を卒業して、現在は救護施設ひのたに園で働いて
間違いだらけの発達障害 | MOVE ON 2020 | Vol.5
発達障害と診断される子どもが増えている。早期発見・早期支援を目指した発達障害者支援法だが、現実は早期分離をするばかり。適切な関わりによって子どもは変わる。社会も変わる。連続講座スロージャーナリズム第5回は「間違いだらけの発達障害」をテーマに日本相談支援専門員協会顧問の福岡寿さんにお話をうかがいます。
福岡 寿(ふくおか ひさし)
日本相談支援専門員協会 顧問
1981 年東京大学文学部卒。長野県
小さな命をすりつぶす社会 | MOVE ON 2020 | Vol.4
自分を傷つける子ども。引きこもる子ども。性的虐待をうけた子ども。夜の世界で働く子ども。さまざまな子どもたちに寄り添ってきた川口正義(まさよし)さんは「正論は何の役にも立たない。人を支援することは自分自身が問われます」と語る。連続講座スロージャーナリズム、第4回は「子どもの命をすりつぶす社会~私たちが問われていること~」をテーマに川口さんに伺います。
こんにちは。川口正義です。この写真はハロウィン
表現未満という思想 | MOVE ON 2020 | Vol.3
クリエイティブサポートレッツは障害のある人の文化事業と障害福祉事業を運営する認定NPO法人です。理事長の久保田翠さんは、息子の壮(たけし)さんの存在をきっかけに団体を設立しました。「重度の知的障害のある息子や私たち家族がこんなにも生きづらいのは、私たちのせいではない。それは社会の側の問題。だから社会を変えていきたい」。連続講座スロージャーナリズム MOVE ON 2020。第3回は「表現未満、の思
もっとみる障害者と裁判~メディアが報じない真実 | MOVE ON 2020 | Vol.2
「障害者は罪をおかしても無罪になるんですか?」という質問に「そんなことはない。むしろ罪が重くなりやすい。そこに司法の問題がある。」と大石弁護士は語る。連続講座スロージャーナリズム MOVE ON 2020 の第2回は「障害者と裁判~メディアが報じない真実~」。知的障害・発達障害者の弁護活動に長年取り組んできた大石剛一郎さん(弁護士)に話を伺う。
ある知的障害者が起こした殺人事件
弁護士の大石で
スロージャーナリズムについて | MOVE ON 2020 | Vol.0
長い時間軸でなければ見えないものがある。深く根を張らなければ聞こえない声がある。世情に流されず、身近な社会課題を熟成した言葉で伝えよう。スロージャーナリズム講座「MOVE ON」はSOCIAL WORKERS LABと野澤和弘⽒(ジャーナリスト・元毎日新聞論説委員)との共同企画です。2020年は計6回のオンライン講座を行いました。スロージャーナリズムは何を目指すのか、既存のジャーナリズムとは何が違
もっとみる「地域共生」は最後の希望か | MOVE ON 2020 | Vol.1
大原 裕介(おおはら ゆうすけ)
1979年札幌生まれ。2003年に北海道医療大学ボランティアセンターを設立。その後、NPO法人当別町青少年活動センターゆうゆう24(現在「社会福祉法人ゆうゆう」)を起業。人口減少時代における、あらゆる住民がそれぞれの立場を超えた支え合いによって福祉的実践を構築する共生型事業をつくりつづけている。
この町でもっとも困っているひとは誰か社会福祉法人ゆうゆう理事長の大