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本業で動画編集は厳しい理由をお話します

こんにちは!動画クリエイターの渦原です!( ^ω^ )

今日は朝から霧が立ち込めていて、10mくらい先が見えなかったのですが東京でもこういう現象が起きることにびっくりしています。笑

というか霧なんてみたの久しぶりすぎて・・・

朝に電車などの交通機関をお使いになる方には影響なかったでしょうか?

電車などは特にちょっとした気候変動でもすぐ遅延しますからね。笑

今日も通常通りお仕事されていれば幸いです( ^ω^ )


さて、今回は久しぶりにお仕事関連のトピックをお話しようかなと思います。

というのもコロナになってからというもの、パソコンを持ったはいいものの、実用的な活用を求めている方が増えてきたなと。

もちろん趣味としての利用している方も多くいらっしゃると思いますが、一方でパソコンを使ったお仕事により需要というか認知が広がってきているかなと思っています。(特に最近はプログラミングと動画編集はよくYoutubeなどの広告でも宣伝されていますよね!)

ちょっと前まで家でパソコン一台で仕事をする、というのはエンジニアやデザイナーの方が主だったのにコロナによってそれが徐々に崩れてきて汎用的なワークスタイルとして広まっているのは個人的にも良いことだと思います。

そして中にはそんな働き方を軸として仕事をしていきたいと思う方もいらっしゃると思います。


ただ一つ、動画編集はその場合ちょっと難しいことを伝えておきます。

もちろん出来ないことではないですが、副業で持っていたスキルだけで本業にするのは結構危険でして・・・

今回はその辺りについて私見を述べていきたいと思います。

1.動画編集スキルが優位でなくなっている

まず動画編集スキルを持っていても、以前よりそこまで目立たないという事実です。

もちろんここでいう編集スキルは基本的なスキル(動画素材をカット、テロップの挿入、BGMやSE音の選定・・・)を指しています。


こうした基本的な編集スキルは正直学べば誰でも出来ます。

言い方は悪いですが、小学生でも出来ると思います。

なので一旦世間に認知されてしまえば動画編集スキルとしての優位性は早いうちに無くなってしまいます。


そして残念ながら、個人的には今それがなくなり始めていると感じています。

オンラインで仕事の依頼や引き受けが出来るクラウドワークスやココナラなどを見ているとわかりますが、やっぱりここ1年でも大分動画編集スキルをアピールする人は増えてきており、その結果単価も下がってきていると感じています。

本業が別にあって、副業としてのスキルとして動画編集スキルを持っておくことは全然良いと思います。やはりそこは単純作業ではないので一定の需要は常にあります。

しかし、そのまま本業として移行しようとする方は今一度自分の編集スキルを見直すのも大事だと思います。

それは今継続で頂いている案件があってもです。

大事なのは継続した案件が現状あることではなく、近い未来でも自分のスキルが一定の需要を保つかどうかです。

働き方としてはやはり会社通勤がなかったり、自分の裁量で仕事が出来ることはとても魅力的ではありますよね( ^ω^ )

なので私と同じように本業される方が増えるのは個人的には共感しますし、むしろもっと増えて良いと思っています。

金銭的な目的ではなく、動画を制作して仕事をすること自体に大きな魅力を感じる。

これが根本的にあった上で、一定以上の編集スキルがある。

本業へと移行したいと考える方はこの点を考慮して行動を起こしていくと良いと思います。

2.構成力とアイデアが別途必要であり、持てない人もいる

1点目でもお話ししましたが、基本的な編集スキルというのはあくまで知識として培えるものであり取得難易度もそこまで高くありません。

そして副業では有効的ではあるが、本業では少し厳しいということをお話しました。

では、基本的な編集スキル+何が必要なのでしょうか?

その答えは色々とありますし、一概にこれだ!というのも無いのが正解です。

ただもし動画制作を本業とする場合で、自分一人で生計を立てていく場合にまず必要だと思うものは構成力とアイデアだと思います。

クライアントにもよりけりですが、おそらく何回か動画制作のお仕事をすると必ず出会うタイプのクライアントがいます。

それが丸投げするクライアントです。

動画は欲しいけど、動画の中身については全く興味がなくただただ世間から反応がある動画や見栄えが良い動画を求めるクライアントです。

こうした時、構成力とアイデアがないと制作は一気にハードルの高いものになります。

クライアントは具体的な動画内容をを持っていないから、動画制作以外の知識・技術をたくさん求められているわけで、必然と出来上がりの期待値が高いんです。

そんなクライアントはブラックだ!とおっしゃる人も中にはいるかと思います。

しかし逆の立場で考えてみましょう。

自分が全く知識や見識のない事にお金を出す時、変に意見を挟もうと思うでしょうか?

例えば美容室に行った時、もちろん細かな指示を出すお客さんもいますがお任せの人だっていますよね。そういった人に対して、美容師が切れない!と言ったらちょっと美容師としてどうなの?と大抵思うと思います。

それと全く一緒で本業で動画を制作するというのはそういったお任せするクライアント、つまり丸投げクライアントに対してもちゃんとした成果物を出さないといけないのです。


逆に言えばこのポイントを理解した上で、制作している方が本業の方とも言えます。

もしこの点にまだ明確な自信がない場合は副業でそうした丸投げクライアントへの耐性をつけておくことをお勧めします。

3.本業へと移行する具体的な判断はないの?

先にこの答えからいいます。

明確な判断基準はない、というのが答えです。

今でこそ映像クリエイターとして名乗っている私ですが、やっぱりじゃあ独立した時は今言ってきたポイントを確実に乗り越えた上で独立したのかと言われると答えはNOです。

やっぱり最後は自分の気持ちの部分が大きいのはどうしてもあります。

・自分はまだまだだけど、とりあえず独立ちゃえ!
・ある程度案件という数をこなしたから大丈夫!
・クライアントに褒められくらいの自分なら独立しても大成出来る!

理由は人それぞれだと思いますが、根本でまず精神的に支えてくれる事象があって本業にする方は意外と多いと思います。

もちろん計画的に本業にする方もいらっしゃいますが、個人的に独立(つまり本業にするということ)って本当に継続する事自体が大変なので計画通りいかないことの方が多いと思います。

だからあくまで私が辿ってきた道で得た経験からで語ります。

・構成力+アイデアを鍛える
・動画制作全体のスキルアップ(複数の動画編集アプリが使用できる)
・動画に関連した事もスキルとして持っておく(私の場合は音楽)

この3つが個人的にとても大事です。

もちろん一つ目が一番大事で、クライアントへの対応力がまず生計を立てる上で一番なので。

二つ目三つ目は独立してからでも良いと思います。

もちろん、最初から持っておいて損はないのでできれば副業時代から持っていれば尚更良いです。(例えば私の場合前職がSEだったので、プログラミングへの抵抗感がなかったので編集ソフトで実際にプログラミング言語を扱う時でもあまり苦に感じませんでした。)


この3つが具体的に大事になってくると思いますが、繰り返しいいます。

最後はあなたの気持ちです。

人生なんて人それぞれですし、どんな道にいっても必ず苦しい部分はあります。そこに近道なんてありません。

それを理解した上で一緒にいつか活動できるのであれば、その日を楽しみにしています。( ^ω^ )

まとめ

というわけで今回は私の職種から色々と私見を語っていきました。

何か流行りもの出てくるたびにそうですが、誇張した表現であったり簡単に稼げるといった文句がやっぱり出てきます。

動画に関しては特に最近それが顕著だと思います。

なので、実際にその立場として仕事をする立場から現実的な事を描いてみました!

(動画関連に興味のない方はすみません、、)

読んでくれた方、最後までありがとうございます。( ^ω^ )



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