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6/11(木) 電脳コイル見終わりました。

みなさんこんばんは。29日目になりました。

今日はかなり強い雨が降りました。最近あんなに土砂降りになる日はなかったので、雨音が大きくてびっくりしてしまいました。

さて、タイトルにあるように「電脳コイル」全26話見終わりました!!!

本当は1日に4話ずつぐらい見てじっくり味わおうと思っていたのですが、後半が想像以上に面白かったので、今日15話ぐらい一気に見てしまいました。

前回書いたときは5話まで見た感想でしたが、後半部分を見たことでだいぶ感想も変わりました。

↓ここからはネタバレを含みます。これから見たい人は読まないほうがいいかもしれません。


後半は前半部分で小出しにされていた「ヤサコ」がぼんやりと覚えていた過去や「イサコ」の目的などが全て繋がり個人的にはスッキリと見終わることができました。

私が最も驚いたポイントは「人の意識や感情を電脳空間に取り出す」ということでした。イサコの兄があっちの世界(電脳空間)に連れて行かれてしまい、肉体的には亡くなっていないが意識は戻らないという設定は好きでしたが、結局はイサコの意識がそうさせていた、というさらに驚きの設定でした。イサコの兄は5年前の交通事故で既に亡くなっていて、ショックを受けて意識を閉ざしてしまったイサコを呼び戻すための治療の一環としてヤサコの祖父(おじじ)が取り入れた手法でした。

私が好きなもう一つのポイントは「登場人物がみんな関係している」ということです。この話の1番の重要人物はメガばあの夫の「おじじ」でした。彼はメガマスの前に電脳メガネを開発した「コイルス」の技術を応用して医療用に使おうとしていました。そして実際にイサコの治療に使用し、最終的にはおじじ自らが犠牲となってイサコを回復させることに成功しました。そのことは最終回である26話で一気に解明されます。
そして、生きている人の中で一番重要なのはやはりメガばあです。
大人たちはメガネに対し否定的な人が多い中、メガばあはめちゃめちゃ詳しく、何度もヤサコやフミエを助けてくれます。さらに話に登場する人の多くはメガばあの弟子のような存在である「コイル電脳探偵局」に所属していました。4番と6番は誰なのかはわかりませんでしたが、それ以外は1番のヤサコの父親を筆頭に後半で大切な役割を果たす人々はみんな関係者でした。

一度見ただけでは理解できない部分も多かったので、時間がある時にもう一度見直したいと思いました。

特に最後の2話は今までの謎や伏線がどんどん解明、回収されていき30分があっという間に過ぎていきました。

最後に、電脳コイルの「あっち」の世界観を生み出したのは「亡くなった人を想う気持ち」でした。イサコにとっては「兄」、ハラケンにとっては「カンナ」
現在の技術では人間の感情をバーチャル空間に取り出すのは難しいですが、そのうち必ずできるようになると思います。
そうなった時に改めてもう一回見たい、そんなアニメでした。


さて今日はここら辺にします。おやすみなさい。


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