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音楽聴くのとCD、レコードを買うのが好きです Twitter https://twitter.com/swansongla?t=Z1cmY9tFt8qnmAfmy4D63Q&s=09

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My Favorite Album Runking Best50 | '92

ここ最近、一旦自分の好きな音楽作品を あえてランキング化することが、今後の   音楽鑑賞に良い影響を与えるんじゃないかと 思っていた。理由は音楽を聴ける時間が 物理的にかなり減ってきたので、本当に 自分が好きな音楽を知っておく必要が     あるから。ということで、備忘録と      好きなものを共有したい欲求のもと      記事を書きます。 1位 LOVE/HATE | ART-SCHOOL 小説「ライ麦畑でつかまえて」を       イメージさせるジャケット。 ミ

    • 無干渉の心地良さ polly『Hope Hope Hope』

      無干渉は心地良い。何かと干渉を必要とする社会からのエスケープとして、私はよくpollyというバンドを聴く。 新作『Hope Hope Hope』は特に、私がpollyで特に好きな「無干渉」という部分が色濃く出ている。聴いていると、例えるならぼんやりと抽象画を観ている気分だったり、何にも堰き止められることのないさらさらした川の流れを見ているかのような気分になる。もはやヒーリング・ミュージック等に近い感触だと感じる。 アルバムの核となっているのはM7 Long Goodbye

      • 皮肉と無為と諦観 RADIOHEAD 『KID A』

        歌詞を意識しだすと難解すぎて書けなくなりそうなので、フィーリングのレビューになります。 私は1曲目 Everything In Its Right Place のインパクトでこのアルバムのヘビーリスナーになったし、このアルバムが全世界で驚異的な売上を達成したのもこの曲の影響が強いと思っている(特にこれまでを知っていた人にとっては衝撃だっただろう)。このアルバム、この曲からは特に、リスナーの反応を楽しむような・感情を意図的にコントロールするような確信犯的な「あざとさ」のようなも

        • マッチョイズムの拒否 ART-SCHOOL 『Flora』

          このアルバムを聴いていてふと、自分の好きな音楽の共通点として「マッチョイズムの拒否」があるのではと思った。 Art-School『Flora』は2007年発売の作品である。この作品ではヒョロヒョロの人間達が余白だらけのインディーロック(メジャーだけどあえてそう言う)を鳴らし、マッチョな人間では作りだせない類のキラキラ感を纏っている。 マッチョイズムの拒否といえば私はサリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」を思い出してしまうのですが(好きな作品というのもあり)、作品全体でそんな

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        My Favorite Album Runking Best50 | '92

          Luby Sparks 『Songs for The Daydreamers』

          配信リリースの4曲入りEPである今作が出る前には『Search+Destroy』というフルアルバムが出ており、このアルバムが良すぎて私はカセットを購入している。 『Search+Destroy』はバンドの下地がインディーロック、シューゲイザー、ドリームポップといったジャンルでありながら、マイ・ケミカル・ロマンスやアヴリル・ラヴィーンといったマスロック的な音楽もルーツとして挙げられており、その絶妙なバランスがカッコ良すぎる作品だった。 本人たちはマス層にも届く日本のオルタナティ

          Luby Sparks 『Songs for The Daydreamers』

          SUEMITSU&THE SUEMITH 『The Piano It's Me』

          2007年リリースの作品。 音大ピアノ専攻→ロック音楽との融合。 ピアノのキレイな旋律とロックとの組み合わせが気持ち良すぎる作品。 後に木村カエラのButterflyを作曲しているというヤバい人なのを置いておいても、曲がとにかく良いです。最近自分の中でピアノブームなのもあって、引っ張り出してヘビロテしています。 最近一番聴いてている曲。爽やかな風が吹き抜ける感じ。 花嫁は厄年ッ!主題歌。後のButterflyの作曲者とsuperfly 愛をこめて花束を の作詞者が同居して

          SUEMITSU&THE SUEMITH 『The Piano It's Me』

          Widowspeak『Widowspeak』と     レコ屋&ジャケ買いのすゝ

          最近中古レコ屋でジャケ買い(正確にはジャケを見て欲しいと思いサブスクで聴いて良かったから買ったのでほぼジャケ買い)した。アメリカ盤レコードで1600円くらい。 アメリカはニューヨークはブルックリンのバンドでこのアルバムは2011年に出した1st。 インディー・ロック、ドリーム・ポップ、サイケデリック・ロック的バンド。 いなたくてローファイでアグレッシブかつ、浮遊感と少女性のある等身大のボーカル。マジースターが土臭くなったような感じ。インディー・ロックの軽快さもあり、サイケの

          Widowspeak『Widowspeak』と     レコ屋&ジャケ買いのすゝ

          言ってる意味も分からないのに洋楽を聴く

          歌詞は感覚を言語化したものと雑に言い換えてしまうとすると、 感覚は当然どの言語でも表せるわけで、言葉が分からなくてもなんとなくその歌詞に内包している感覚を共有できることはある。 言ってる意味も分からないのに洋楽を聴くことには、そういった類の楽しみがある。 更にはそういう生活をしているうちに、言語に頼りすぎないコミュニケーション、つまり相手の言葉の裏にある本心が分かったり、自分の感覚を上手く言語化するといったことが、知らず知らずのうちに身についているのではないかとふと思った。

          言ってる意味も分からないのに洋楽を聴く

          メモ:欲しいものリスト

          明けましておめでとうございます🎍 2024年1発目の記事です。今年またはいずれ欲しいもののリストです。欲しいものリストを作ると幸福度が上がる気がするので皆さんも是非やってみてはいかがでしょうか。 Talking Heads 『Talking Heads‘77』レコード できれば77年当時のもの 〜5000¥くらいなら手が出せるかも The Cure 『Seventeen Seconds』レコード 重量盤が出ていて新品で買える Spacemen 3 『Sounds Of

          メモ:欲しいものリスト

          BLUEVALLEY 『BLUEVALLEY』

          名古屋のインディー・ポップバンド。 このアルバムの好きなところ ・初期スーパーカー味も感じるローファイ感 ・ミニマルな音像 ドイツのニューウェーブと言っている記事があったけどなんとなく分かる ・ユルギターとエッジ効きまくりギターの組み合わせ ・ループ調で身体が心地良く揺れるギターリフ ・楽曲の心地よすぎるバランス        多分これが一番で、理論は全く分からないが多すぎも少なすぎもしない絶妙な音の量で 計算し尽くされた感がある 信頼して身を委ねる事ができ

          BLUEVALLEY 『BLUEVALLEY』

          polly 10/21 鶴舞DAYTRIP ライブレポ

          ライブ後のメモです↓ kikoeru の途中から会場の空気が変わっていくのを気のせいかもしれないが感じていた 生活 MORNINGRISE ごめんねの畳み掛けで反応がさらに変わっていった 終わったあとに初めてみたけど途中から特にかなり良かったという人がいてそれが良かった 個人的にも3人polly初めてだったが人数減った故の弱みみたいなのは微塵も感じなかったボーカルがちゃんとデカめで、むしろ高音が、メインのホワイトノイズとして楽曲を彩っていた。志水さんのコーラスはむしろ前面

          polly 10/21 鶴舞DAYTRIP ライブレポ

          ART-SCHOOL『luminous』

          聴いたレビューを書きます。 (文章にしようとあまり思ってないので読みにくいです) 初めて通して聴いた時の感想は 「これはただの空虚だ」 で、ただその時の感覚はむしろ心地良く、最高のアルバムだとさえ思った。 最近観た映画の影響かもしれないが、個人的に「廃墟の遊園地」とかそういうイメージが浮かんだ 木下氏に壮絶な事があったので、それが反映してこんな雰囲気になるのか、 ただ自分が思ったのは、トディの2曲も明るく見えて、というか明るいがゆえに空虚さを加速させている トデ

          ART-SCHOOL『luminous』

          polly 『Heavenly Heavenly』

          推しバンドpollyの新譜が出たのでフラゲしました。 感想は、 このMVに尽きる。 繊細できめ細かいシルクみたいな音楽。 バンドが解体→再編成したので、もう別のバンドですね。 でも好きが更新されているのが、不思議な感覚です。 ↑最高なので買おう

          polly 『Heavenly Heavenly』

          LE SSERAFIM(ル・セラフィム)の運営戦略についての個人的見解 【UNFORGIVEN】

          こんばんは。 連休中の方もそうでない方も、お疲れ様です。 今日は初めてK-POPについての記事です。 本日、LE SSERAFIMというグループが新曲 UNFORGIVENでカムバ(K-POP用語で本格活動再開の意)しました。 ちなみに私は直近の2ndminiAL曲ANTIFRAGILE↓でこのグループのファンになり、デビューminiAL FEARLESSとともに愛聴しています。バラエティなんかも見ています。一番はキム・チェウォンが好きです。宮脇咲良も好きです。結局全員好

          LE SSERAFIM(ル・セラフィム)の運営戦略についての個人的見解 【UNFORGIVEN】

          Moscow Olimpics 『Cut The World』

          フィリピンのインディーロックバンドMoscow Olimpicsの2008年の作品。 サブスクで聴いたら好きだったのでずっと愛聴している作品。メンバーがシューゲイズ、インディーロック、スウェディッシュポップといった音楽が好きらしい。レーベルでいえばクリエイション等。そういった要素は自然体な演奏の中で自然に散りばめられている気がする。肩の力が抜けていて聴きやすく中毒性が高い。 CD・LPがありますが廃盤で、基本は大金はたかないと買えない。ので、諦めていたが、最近CDが安く転

          Moscow Olimpics 『Cut The World』

          踊ってばかりの国『踊ってばかりの国』

          日本のロックバンド踊ってばかりの国の3rdアルバム。2014年発売。 とても好きな、たまに聴かないといけないポジションにいる作品です(自分の中で)。 とてもとてもお勧めしたいのですが、サブスクに無いので、踊ってばかりの国が気になる人とかはダウンロードまたはレンタル屋で借りるのがお勧めです。踊ってばかりの国を聴くなら、このアルバム聴かないのはもったいないです。CD、LP購入は、高騰してしまっているので基本的にできません(出回っているのは中古のみにもかかわらず)。 私はレン

          踊ってばかりの国『踊ってばかりの国』