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「日刊ゲンダイ」を「日刊ヒョンデ」と呼ぼう!

「防衛費GDP比2%なら国民負担「1人4万円」…批判噴出必至の増税を岸田首相は強行するのか?」
(日刊ゲンダイ)


 大前提として、日本政府は無駄な支出が多過ぎる。
 それを削減するだけで、防衛費は2倍どころか4倍くらいにする事が可能である。
 更に、数多ある有害な規制を撤廃すれば、7倍とか8倍に出来てもおかしくは無い。
 従って、増税や国債発行で防衛費を拡充するという施策は、完全な愚策である。

 しかし、この日刊ヒョンデ(※補足①)が展開する批判は、非常に危険な考え方である。

 現代社会において、人は国の庇護無しに人権を保障された人生を謳歌する事は出来ない。
 国とは何かと言えば、国民、領土、主権である。
 この内のどれか1つでも欠ければ残り2つも瓦解する。欠ける様な状況を阻止する為、国防は国における最優先事項である。
 ここで引用した記事から抜き出してみる。

>GDP比2%なら防衛費は11兆円超に膨れ上がる。

 だからどうしたと言うのか。
 今の日本の防衛費が、今の状況に対して全く足りていないのは周知の事実である。
 11兆円どころか、50兆円あっても足りないくらいである。

 この度のロシアによるウクライナ侵攻など、極悪国家が極悪行為を働いた際に「国際法」が取り沙汰されるが、愚かな事である。
 国際法を幾ら違反しようが、プーチン氏が地球警察に逮捕されたりするか?
 地球裁判所に出廷させられ、裁かれたりするか?
 地球刑務所に収監されたりするか?
 する筈が無い。
 国際法を執行する機関など存在しないのだから当然である。(在ったら、それはそれで大問題である。)

 国際社会というのは無法地帯である。抗う力が無ければ蹂躙されるだけであり、そうなったところで誰かが助けてくれる補償など無い。
 ウクライナを西側諸国が助けていると思ったら大間違いである。
 精々、無理をしない程度に売名目的で名ばかりの支援を行なっているか、ウクライナがロシアに抵抗し続ける事で自国の利益になると判断した国が、ウクライナの為では無く、あくまで自国の為だけに支援する程度である。

 現在の日本という国は、ロシアと韓国に領土の一部を不法占拠され、北朝鮮に同胞を拉致され、中国からは当たり前の様に領海侵犯を受けている。
 その一方で、国防に割く予算は先進国にあるまじき低額であり、他国に押し付けられた出来損ないの憲法を未だ破棄出来ていない。
 悲惨な状況である。

 引用した記事が意図するところは何か。
 それは、日本人に国防の重要性から目を背けさせ、増税に話題を転嫁し、防衛力拡充を妨げる事である。
 防衛力は国家生存の要である。
 防衛力拡充を妨げる行為はテロそのものである。


※補足①
 韓国に現代自動車という自動車メーカがあるが、我々日本国民は何に忖度する必要も無くも普通に「ゲンダイジドウシャ」と読めば良い。
 だが、日本国に対するテロ組織たる日刊ゲンダイを、敢えて「日刊ヒョンデ」と読むのはアリだろう。

※補足②
 「日刊ヒュンダイ」でも良い。

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