コラム:共産化の橋頭堡 SDGs
我々はSDGsとどの様に向き合うべきか。その答えは明白である。
「排除」する以外に有り得ない。
SDGsというのは17の目標を掲げている。
一見まともに思える目標も有れば、一見しただけでヤバい目標も有る。
ここでは後者の内、例を1つ取り出して概説する。
「3.すべての人に健康と福祉を」
17の内の3番目であるが、極めて愚かな発言である。
世の中、様々な人が居る。
バランスの良い食事を心掛ける人。好きな物を好きなだけ食べる人。
適切な運動を欠かさない人。運動など滅多にせず、ブクブク太った人。
毎日欠かさず適切な量の食事を摂る人。自分の体重が増える事を忌避し、摂食障害を起こすほどに食事を摂らない人。
酒もタバコもやらない人。酒とタバコが生き甲斐だという人。
五体満足で生まれた人。生まれつき身体機能に異常を抱えた人。
特段のアレルギーを持たない人。何らかのアレルギーを持つ人。
生まれつき親が金持ちで高額医療を受けるのにも不自由の無い人。最低限の医療費すら用立てるのが難しい人。
老後資金をキチンと残しておく人。老後資金など知った事かと散財を続け、いざ老いたところで困り果てる人。
老いた自分を養ってくれる家族が居る人。家族が居らず、自分で福祉サービスを購入しなければならない人。
書けば書くほどキリが無い。千差万別である。
「すべての人に健康と福祉を」とは、この様に千差万別な人々全てに対し、健康と福祉が与えられるべきだという事である。
何処かで聞いた戯言だと思ったら、日本国憲法第25条であった。
健康で文化的云々は無いにしろ、言っている事の趣旨は酷似している。最早同じ人間が考えたとしか思えない。
いや、同じ人間と言うべきである。
SDGsというのは左翼の創造物であり、今の日本国憲法というのも左傾化した当時の米国人が作ったものである。
同じ、左翼の創造物という事である。
医療や福祉は商品である。
である以上、それらはカネを払って購入するものであり、購入するかどうかは個人の自由意志に委ねられる。
「与えられるべき」などと、大きなお世話である。
まして、その為に政府が健康保険を運営しようだとか、薬剤の価格設定に介入しようだとか、福祉サービス業の真似事をしようだとか、冗談も程々にしなければならない。
政府がこの様な事に手を出したらどうなるか。国民健康保険制度に汚染された日本の医療を見てみれば良い。
現場が人員不足に喘ぐ一方で、日本医師会なる寄生虫的組織が私腹を肥やす。
その一方で国民健康保険制度を維持する為に、国民から徴収する保険料を増額し、それでも足りずに税金を投入する。
政府の仕事というのは、民間に任せられないが、どうしても必要なものに限定されなければならない。
即ち、「国防」「治安維持」「公共インフラ整備」である。
SDGsでは、本来政府が介入すべきで無い事、やっても有害でしか無い事ばかりを「やるべき」と謳っている。
SDGsへの正しい向き合い方とは何か。
①.醜悪さを理解する事
②.醜悪さを1人でも多くの人に理解させる事
③.一致団結して社会から排除する事
以上である。
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