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悪しき人 池上 彰

「ネタニヤフ政権「イスラエル史上、最も右寄り」の理由とは? 問題の本質は、イスラエルの「選挙制度」にある!」
(東洋経済/池上 彰) 


 引用した記事を引き合いに出すまでも無く、池上彰というヤツは無類の極悪人である。
 ヤツは政治家では無いが、テレビで様々な難しい問題を分かり易く解説してくれる人物として名前が通っており、その知名度を利して嘘の歴史、偽りの科学、醜悪な政治思想を垂れ流す。ある意味では左翼政治家以上の「悪」と言えよう。

 さて、引用した記事は池上彰の「悪」が存分に発揮されている。
 池上彰が如何に悪しき存在であるかを解説するに当たり、最適な記事である。


 もちろんハマスのやったことは許されることではありません。しかしこれまで何があったのか、70年余りの中東の歴史を見なければなりません。

出典:引用した記事より

 「しかし」は要らない。中東問題において、正義はイスラエルにあり周辺のイスラムカルト国家群やハマスの様なテロ集団は悪である。
 「中東問題は複雑」などという“意見”が真しやかに語られるが、これがもうプロパガンダの一環に他ならない。

今回のハマスによるテロは、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ政権がパレスチナを追い詰め過ぎたことも一因だろうと指摘されています。

出典:引用した記事より

 全く違う。
 大前提として、中東問題の正義はイスラエルにある。ハマスはイスラエル及びユダヤ人を害する目的で結成されたテロ組織であり、地球上から消滅させねばならない存在である。
 追い詰めて良いのである。消滅させねばならんのだから当然である。
 この様に考えると、「追い詰め過ぎた」という言い回し自体が如何に不適切であるか理解出来よう。

1993年のオスロ合意により、まずヨルダン川西岸はA地区、B地区、C地区に分け、A地区はパレスチナ人の100%自治を認める、B地区は、行政はパレスチナ人、警察はイスラエルが主導、C地区は行政も警察もイスラエルと決められていました。

出典:引用した記事より

 パレスチナというのは国名では無く、現在イスラエルが存在する地域の地名である。
 彼の地に人類史上存在した事のある独立国家は2つ。先ず一つは紀元前11世紀に建国されたイスラエル王国であり、もう一つは現在のイスラエルである。それ以外はペルシャ帝国、ローマ帝国、ビザンツ帝国、オスマントルコ、イギリス等の植民地であった。
 即ち、パレスチナの地にユダヤ人のユダヤ人によるユダヤ人の為の国が存在するのは当然である。
 それを、国連を始めとする反ユダヤ国家群が圧力を掛け、強引に認めさせたのがオスロ合意である。オスロ合意とは、イスラエルから固有の領土を不当に引き剥がす為の反ユダヤ左翼による攻撃に他ならない。
 引き剥がさんとした地域に(いわゆる)パレスチナ難民を送り込み、指導者としてイスラム系テロ組織を配備した。これがガザ地区であり、ヨルダン川西岸地区の実態である。

 それなのにネタニヤフ政権は、対テロ政策と銘打ってさまざまな攻撃をしたり、「ここは自分たちの土地だ」と勝手に入っていって住宅をつくったり、パレスチナ人の土地をどんどん奪っていきました。

出典:引用した記事より

 ガザ地区もヨルダン川西岸地区も、イスラエル固有の領土である。(いわゆる)パレスチナ人が土地を奪われたのではなくて、イスラエルが奪われた土地を奪還したという解釈が正しい。

ネタニヤフ政権になる前は、パレスチナ暫定自治区への入植を認めていませんでした。アメリカのビル・クリントン政権時代、あるいはバラク・オバマ政権時代は、アメリカもイスラエルの入植を一切、認めていません。

出典:引用した記事より

 だったら、間違っているのはビル・クリントンであり、バラク・オバマの方である。
 何故、イスラエル人がイスラエル固有の領土に踏み込んではならんのか。オスロ合意で(いわゆる)パレスチナ人の土地だと決められたからか? そんなモノは何の理由にもならない。何故なら、オスロ合意とは人種差別の象徴であり、可及的速やかな破却を目指すべきものだからである。

 『週刊文春』で対談したイスラム学の専門家・飯塚正人氏によれば、イスラエルの選挙制度に問題があるといいます。「一院制のイスラエルが完全比例代表制を変えなければ、問題は解決しない」というのです。
 イスラエルは世界各地から出身地や宗教に対する立場の違う人が集まっていますから、完全比例代表制をとると、小さな政党が乱立します。20%ほどアラブ系の住民もいて、アラブ系の政党も議席を持っています。完全比例代表制はとても民主的なのですが、結果的に少数の意見が反映されるため、極右も議席を持つのです。

出典:引用した記事より

 左翼はいつも思い通りにならなければ「民意が無視された」と言い、制度が悪いなどと言い出す。ネタニヤフ政権が(左翼の仕掛けた)汚職事件を乗り越えて選ばれたのは、イスラエルの選挙制度に問題は無い事を示すものである。
 “極右”が少数派だと言うならば、何故に政権を取れたのか。(いわゆる)パレスチナと宥和を叫ぶ党派が民意を得られるならば、“極右”が政権を取ったのと同じ理屈が通用する筈である。
 根本の部分だが、池上彰本人も「イスラエルは世界各地から出身地や宗教に対する立場の違う人が集まっています」と書いているではないか。イスラエルがこの様な国になり経済成長を遂げたのは、ネタニヤフ政権になってからである。この状況の何処が問題だというのか。
 左翼が“パレスチナ国”と呼称する地域を見るが良い。世界各地から出身地や宗教に対する立場の違う人が集まるなど、夢のまた夢である。
 イスラエル一国による統治こそ、パレスチナの地に平和を齎す唯一の方法である。

イスラエルの極右閣僚は、イスラム教の聖地である神殿の丘にある「アルアクサ・モスク」を訪れ、イスラム教徒を挑発するなど、パレスチナに対するさまざまな嫌がらせをしています。これにパレスチナ人が反発しているのです。

出典:引用した記事より

 抜粋した部分の言う「イスラム教の聖地」とは、元はユダヤ教の聖地であり、かつてイスラム教徒が暴力によって奪った土地である。
 ユダヤ教の成立が紀元前13世紀であるのに対し、イスラム教は紀元7世紀。数千年も後発である。そのイスラム教がユダヤ教の聖地を襲い、侵略し、ユダヤ教の神殿を破壊してモスクを建立した訳であるが、それがアルアクサ・モスクである。
 「パレスチナに対するさまざまな嫌がらせ」というが、侵略者が何を吐かすか。盗人猛々しいとはこの事である。

 極右のユダヤ人の中にはヨルダン川西岸地区のパレスチナ自治区にオスロ合意に反して入植地を作って住み着く人たちがでています。周りのパレスチナ人が反発すると、入植地のユダヤ人たちは周囲のパレスチナ人の住宅を襲撃したり、パレスチナ人を射殺したりしていますが、イスラエルの警察も軍も黙認しているのです。

出典:引用した記事より

 オスロ合意とは前述した通り、反ユダヤ、反イスラエル、親テロリスト、人種差別の象徴であり、破却すべきシロモノである。
 ところで、池上某が頻りに言う「パレスチナ人」とは何なのか。
 1948年にイスラエルが”再建“された当時、周辺のイスラムカルト国家群はパレスチナに住んでいたアラブ人にこう呼び掛けた。「イスラエルを武力で殲滅するから退避しなさい」と。そして、イスラムカルト国家群はイスラエルに敗北した。
 この時、全てのアラブ人がパレスチナから退避した訳ではなかった。イスラエルの呼び掛けに応じてパレスチナの地に残ったのが、現在の「アラブ系イスラエル人」である。
 一方、イスラムカルト国家群の指示に従ったアラブ人はどうなったのか。指示をした国家に移住したのか。その様にはならず、イスラムカルト国家群は彼等に「パレスチナ難民」という称号を与えた。これが池上某の言う「パレスチナ人」である。

 「パレスチナ人」だか「パレスチナ難民」だか言う問題は、実のところ単純である。
 イスラムカルト国家群が、パレスチナの地はイスラエルの正当な領土であるという事実を認め、自分達が退避させたアラブ人を受け入れさえすれば、問題は解決するのである。
 ヨルダン川西岸地区やガザ地区はイスラエルの領土である。ここに住む(いわゆる)パレスチナ人は、言ってみれば不法入国者である。その不法入国者がテロ行為に走るのであるから、射殺されるのは自業自得である。
 イスラエルの軍や警察を批判するのであれば、率先して(いわゆる)パレスチナ人を射殺しない事に対してすべきである。

 選挙の結果で、たとえば以前はパレスチナとの和平を推進する労働党など、リベラルな穏健派が政権に入ると、「パレスチナと共存していこう」という動きになっていました。イスラエルにも和平派はいるのです。

 2005年にイスラエルがガザ地区を放棄したときは、入植していたユダヤ人をイスラエル政府が追い出しました。パレスチナとイスラエルの2国共存を考えると、ヨルダン川西岸地区に入植しているユダヤ人をどうするかが問題でしょう。

出典:引用した記事より

 「(いわゆる)パレスチナと共存していこう」という動きになって、ガザ地区からユダヤ人を追い出した結果どうなったのか。ガザ地区から打ち込まれるロケット弾の数が減る事は無く、(いわゆる)パレスチナが反イスラエル・反ユダヤを引っ込める事は無かった。
 イスラエルに「和平派」は居るが、(いわゆる)パレスチナに「和平派」は存在しない。二国共存を目指す限りパレスチナの地に平和が訪れる事は無いと、既に結果が出ている。
 一体全体、何をどう解釈したら「パレスチナとイスラエルの2国共存を考えると、ヨルダン川西岸地区に入植しているユダヤ人をどうするかが問題でしょう」などという考え方になるのか。
 ユダヤ人を追い出しても平和はやってこない。追い出すべきは、「パレスチナ人」の称号を与えられた不法入国者である。

 ネタニヤフは、汚職裁判を抱えたままで首相に返り咲きとなりました。ネタニヤフ連立政権が最も力を入れたのが、司法制度改革です。
 ネタニヤフは、最高裁判所が有罪判決を出しても、議会がそれをひっくり返すことができる法律を成立させようとしました。

出典:引用した記事より

 抜粋した部分の「汚職裁判」とは、大手通信企業に便宜を図る見返りに、傘下メディアで好意的な報道を要求した収賄や背任罪など三件の事だと思われる。
 ネタニヤフ氏陣営は無罪を主張しており、起訴した側は証拠を提示出来ぬまま4年以上が経過している。
 米国でも被害者不在の謎裁判で、トランプ氏を追い落とそうという動きが見られるが、保守が左翼の創造した罪で訴えられるのは、万国共通という事である。
 因みに、「最高裁の判決を議会が覆せる様にする法律」という部分だが、これは真っ赤な嘘で、正しくはこうである。

https://www.meij.or.jp/kawara/2022_133.html」より抜粋

 そんな目くじらを立てる様な内容でも無い。
 この司法制度改革については以前に記事を書いているので、リンクを貼付しておく。

 ネタニヤフ首相は、2023年10月7日のハマスの奇襲攻撃を察知できず、1200人もの市民の犠牲を出した責任を問われています。ハマスとの戦闘が終われば辞任に追い込まれるのは必至でしょう。
 ネタニヤフにしてみれば、戦争が続くほど自分は首相を続けられる。停戦合意を拒否する理由が、ここにあるのかもしれません。

出典:引用した記事より

 左翼というのは詐欺師の一形態であるが、その左翼に騙される愚図までを引っくるめて「左翼」とした場合、詐欺師とは別の姿が見えてくる。
 この、いわゆる左翼というのは世界中何処にでも存在する。それはイスラエルやユダヤ人とて例外では無い。いわゆる左翼というのは、人類にとっての持病の様なものである。
 米国は親イスラエルであるが、それは正常な時のハナシである。現在のバイデン認知機能欠落政権。名前は忘れたが「オバマケア」なる悪の制度を布いたバカ政権。こういった時代において、米国は突如としてイスラエルを攻撃しだす。
 バイデン(中略)政権はイスラエルの内政に干渉し、政権運営の妨害活動を実施し、イスラエル左派を焚き付けて軍や諜報機関にボイコットを促し続けた。過去類を見ない規模のテロ被害を出したのも当然である。

 抜粋した一文にある通り、ネタニヤフ政権が存続の危機に晒されているのは事実である。(引用した記事で、唯一の”嘘とは言えない“部分である。)
 対抗馬と目されるガンツ前国防相だが、(いわゆる)パレスチナとの二国共存を是とする様な姿勢を見せるなど、極めて危うい思想の持ち主である。とてもイスラエル人とは思えない。まるで、「武装したら中国や北朝鮮の標的になる・・・」などとのたまう日本人左翼のごとき弱々しさである。
 ネタニヤフ政権を存続の危機に追い込んでいるのは、何もイスラエル左派だけでは無い。人種差別主義者・池上彰がやる様な、各国の反イスラエル・反ユダヤプロパガンダである。
 我々はプロパガンダに飲まれてはならない。
 我々は正義の側に立たねばならない。


 連日の様にイスラエル国防軍の戦果が報道されるが、それら全てはイスラエルに批判的なものばかりである。やれ国連の学校が空爆を受けた、やれ女性や子供を含む数十人が死亡しただの、うざったい事この上無い。
 実の所、この地球上にイスラエル国防軍ほど人道的な軍隊も存在しない。
 「いつ、何処を攻撃するか。」この様な情報は軍の最高機密である。これを如何に漏らさないかが勝利の鍵と言って過言ではあるまい。
 それをあろう事かイスラエルは、態々民間人に退避を促す目的で、「数刻後にここを空爆するから逃げなさい」というビラを散布し、その後に攻撃を開始する。
 イスラエルは何故に市街戦を行うのかというと、戦闘員と民間人を区別し、可能な限り戦闘員だけを殺害する為である。勿論、人質を取られているからというのもあろうが、イスラエル国防軍のこういった戦い方は、部隊結成以来一貫している。
 にも関わらず、何故にガザ地区の一般市民があれほど犠牲になるのかというと、ハマスが肉の盾として利用しているからである。
 ガザ地区の一般市民を殺しているのは、イスラエルでは無くハマスである。

 ガザ地区を「天井の無い牢獄」と言い、返す刀でイスラエルを批判する愚か者が居るが、少しは事実を知ってから発言しなければならない。
 何故にイスラエルがガザ地区を封じ込めたのかというと、ガザに住む者がテロ行為を働くからである。
 テロリストはガザ地区から徒歩でイスラエルに赴く。そこでテロ行為を働く。イスラエルの軍や警察に鎮圧される。イスラエルの軍も警察も可能な限りテロリストを殺さない。
 鎮圧される際にケガを負ったテロリストはイスラエルの病院で治療してもらう。テロの被害者と病院で鉢合わせする。ケンカになるところを警察が止めに入る。テロリストは治療を受けてガザに戻り、またテロ行為をしにやってくる。この繰り返しである。
 この様な状況で、イスラエル人はまともな生活を営む事が出来るであろうか。出来る筈は無い。
 常識的な思考の持ち主ならばガザのテロリストを皆殺しにする筈だが、イスラエルは違った。全員がブッダの様な聖人なのか、ただのアホか、何か別の理由があるのかは知らないが(※補足①)、皆殺しにはせず壁を作った。「テロリストはこっちに来るな」と。
 それでも尚、イスラエルはガザ地区に電気とガスを供給している。
 ガザのテロリストはイスラエル本国から供給されるエネルギーで生活しながら、イスラエル本国にロケット弾を撃ち込む。
 滅茶苦茶である。

 この様な滅茶苦茶を隠し、引用した記事の様な嘘を吐くのが「物知りおじさん」こと池上彰の本性である。
 この様な人種差別主義の人非人をのさばらせておくのは末代までの恥と言えよう。


※補足①:ガザのテロリストを殲滅出来ない理由

 イスラエルの軍事力をもってすれば、ガザ地区のテロリストを皆殺しにするのは容易い。絨毯爆撃をかけ、その後に掃討戦をやれば良いのである。
 何故そうしないのかと言うと、周辺のイスラムカルト国家群が報復に出るからである。
 そこで本来ならば米国や欧州や日本が支援し、周辺のイスラムカルト国家群を抑え込めば良いのだが、そうはならない。 
 何故なら邪魔が入るからである。
 邪魔をするのは、日本で言うならば池上彰の様な人種差別主義者である。

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