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前進するトランプ 反発する左翼

「トランプは中間選挙後「オワコン」になったのか 「元トロツキストの保守思想家」も予言した構造」
(東洋経済/会田弘継)


 ドナルド・トランプ前米国大統領が、着実に2024年の大統領選に向けて前進している。
 先の中間選挙においてトランプ氏の擁立した候補者は、共和党内のRINOによる妨害工作に曝されたり、お決まりの如く発生した投票マシーンの故障などがありながら、約220名と、9割が当選という結果になった。
 バカメディアは「トランプが擁立した候補者の質が悪かった」と喧伝したが、それにしては妙な結果である。
 ここまで来ると、最早「ウソの報道」と言い切って良いレベルである。

 引用した記事に「テクノクラート新自由主義」なる、アホみたいな「主義」が出てくる。
 ちょっと一部を抜粋してみる。

数に優る労働者階級には宗教、地域、人種、民族などでさまざまな亀裂があり、政治的に分裂している。最大の亀裂は古くからの住民と新たな移民による、仕事と公共サービスの奪い合いだ、という。

出典:引用したバカ記事より

 古くからの住民と新たな移民によって分断が起きるのは何故か。
 それは、軽々しく移民を受け入れるからである。
 他国で生まれ育った人間が、宗教も文化も違うのは当然である。だからこそ、その様な人達に国籍を与えるには、厳格な基準が無ければならない。
 「郷に入っては郷に従え」という言葉があるが、このままの形では駄目である。
 移民受け入れに際しては、「郷に入ろうとするなら郷に従う事を誓わせる」事が肝要である。

 米国中間選挙で大きな争点となったのが(※補足①)、正にこの移民問題、それも「不法」移民に関してである。
 2022年米国中間選挙は、共和党MAGA vs 共和党RINO + 民主党の争いであった。前者はバリバリの保守であり、不法移民の受け入れを拒否せよと主張した。後者は愚かな左翼であり、不法移民に恩赦を与えよとのたまった。
 テク何たら主義なる病名は初耳だが、この記事が主張する当該病による症状は、極めて左翼的な政策によって発症したものである事が分かろう。

 「自由主義」「資本主義」「民主主義」というのは保守が好む思想であり、発展と進歩を齎す。
 一方、左翼が好む思想というものは、衰退と荒廃を齎す。

 左翼が掲げる思想は様々であり、あの手この手を使ってカモフラージュされる事が多い。
 まともに「共産党」と名乗るのが不味いという事で「緑の党」と名乗ってみたり、SDGsの様な耳障りの良さそうな(良くも無いが)主張を掲げてみたりといった具合である。
 自由主義や資本主義を貶める手法もその一つである。
 「新」自由主義とか、「新しい」資本主義などというものを持ち出し、自由主義や資本主義を上書きしようとする。当然、悪しき方向へである。

 テク何たら主義とかいう病名は、後ろに「自由主義」という名称をひっつけているが、この「自由主義」には特段の意味は無く、本来言うところの自由主義では無い。それは、合法不法問わず大量の移民が入ってくるのを当然としている事から明らかである。
 単に、左翼的思想とだけ認識しておけば良い。

 移民受け入れの基準を大きく下げる事で何が起こるかと言えば、レイプの国・スウェーデンである。
 あそこは女性が性犯罪の被害に遭う件数が、日本の60倍超という凄まじさであり、レイプ天国といった様相を呈している。
 米国をこの様にしてでも、私利私欲を貪りたいというのが、バイデン政権や民主党、共和党RINOである。


※補足①

 MAGAとは、「Make America Great Again」の頭文字を取ったものである。
 初出は米国史上最高最良の大統領である、ロナルド・レーガンであり、現在ではトランプ前大統領がスローガンとして掲げている。
 トランプ氏は強固な保守では無いかも知れないが、最良たるレーガンの用いた言葉を繰り出す当たり、要点は理解していると考えて良い筈である。

 事実トランプ政権下では、その前の民主党オバマ政権や、共和党RINOブッシュ政権(※補足②)と比較して、米国人の平均年収増加分が4〜8倍と突出している。

※補足②

 RINOとは、「Republican In Name Only」の頭文字を取ったもので、「名ばかりの共和党員」という意味である。
 代表的なところだと、ジョージ・ブッシュJr.だろう。
 現在だと、共和党MAGAの選挙区からスーパーPACを取り上げた、ミッチ・マコーネルなどが該当する。

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