【短編小説】VICのサンダル
いま春が来て君は綺麗になり、いま冬が去り俺はひとつ歳を取った。
君が綺麗になる間に俺は干支が一周するほど労働者をやった結果、サラリーマンがすっかり板についた。
まさかそうなるとは思っていなかった。
しかし俺には選択肢が無かった。選択肢も勇気も度胸も無かった。
つまり俺はサラリーマンに向いていたのだ。
サポートして頂けると食費やお風呂代などになって記事になります。特にいい事はありません。
いま春が来て君は綺麗になり、いま冬が去り俺はひとつ歳を取った。
君が綺麗になる間に俺は干支が一周するほど労働者をやった結果、サラリーマンがすっかり板についた。
まさかそうなるとは思っていなかった。
しかし俺には選択肢が無かった。選択肢も勇気も度胸も無かった。
つまり俺はサラリーマンに向いていたのだ。
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