【超短編小説】脳幹ヘルニア・ボスツェゴヴィナ
犬が鳴いている。
近所には一軒家が無い。果たして無許可で犬を飼っている集合住宅の無法者か。それとも野良犬か、または俺の幻聴と言う可能性もある。
今だって破裂音が聞こえた。
自己認識。俺は狂ってなんかいない。
だが答えは曖昧だ。正気でいられるほどの運だって持ち合わせていない。だから朝まで眠れた試しが無い。
サポートして頂けると食費やお風呂代などになって記事になります。特にいい事はありません。
犬が鳴いている。
近所には一軒家が無い。果たして無許可で犬を飼っている集合住宅の無法者か。それとも野良犬か、または俺の幻聴と言う可能性もある。
今だって破裂音が聞こえた。
自己認識。俺は狂ってなんかいない。
だが答えは曖昧だ。正気でいられるほどの運だって持ち合わせていない。だから朝まで眠れた試しが無い。
サポートして頂けると食費やお風呂代などになって記事になります。特にいい事はありません。