【超短編小説】古正月 3 にじむラ 2023年1月8日 08:59 ¥300 トイレから戻るといつの間にか家族が揃って居間にいた。 まだ暖房は部屋全体を温めておらず、父親も妹も炬燵に手足を入れて丸くなっていた。母親はコンロで湯を沸かしている。お茶でも淹れるのだろうか。 俺も炬燵に入り、父親と妹が眺めているテレビを見る。年越しについての企画をやっていて、福袋についての説明をしていた。 父親が子どもの頃では福袋の販売はまだ12月であったという。 ダウンロード copy ここから先は 686字 この記事のみ ¥ 300 購入手続きへ 有料マガジン ¥ 500 マガジン購読で去年の作品が読み放題! しかもオリジナル作品!二次創作無し! 読んで飛べる読むクスリの詰め合わせ! これはお得! 波打ち際ブンガク 500円 波打ち際ブンガク1年目が500円で読み放題! 360本くらいのオリジナル短編小説(1000字前後)がいっぱい。しかも読みきりばかり。 扉絵… 購入手続きへ ログイン #小説 #人生 #家族 #生きる #存在 #新年 #正月 #死ぬ #福袋 #変な話 #ニジムラリョー #波打ち際ブンガク #一富士二鷹三茄子 3 サポートして頂けると食費やお風呂代などになって記事になります。特にいい事はありません。 サポート