スウェーデン留学と、電車と、ときどき自分の成長記録。

2023年8月から、スウェーデンに5ヶ月間留学していました🇸🇪 電車とスタバが大好き! …

スウェーデン留学と、電車と、ときどき自分の成長記録。

2023年8月から、スウェーデンに5ヶ月間留学していました🇸🇪 電車とスタバが大好き! この半年間で感じたこと、思ったことを綴ります_✍

最近の記事

Budapest

ハンガリーのブダペスト郊外には、''子供鉄道''なるものが存在した。 〜 日本から飛行機で来てくれた姉をブタペストで待つ間、前日に空港泊をしていた時に情報を見つけた、''ブダペスト子供鉄道''(Budapesti Gyermekvasút)に乗車することを決めた。 これは、旧社会主義国の教育の一環として始まったものであるが、社会主義の崩壊後も、子供鉄道の伝統は守られ、現在に至っているという。 その名の通り、制服をまとった子どもたちが、鉄道運行にかかわる主な仕事である、

    • London

      一文無しという言葉をご存知だろうか? 全くお金を持っていないこと。また、その人のことである。 なんと、クリスマス前のロンドンにて、わたしはその経験をすることとなった。 〜 というのも、夜に入ったパブで、パスポートやお金など、貴重品諸々が入った、命より大切なカバンを背もたれに掛けるという、誰がどう見てもありえない行動をしてしまったのである。 時すでに遅し。店を出ようとなった時にはもうすでに、背後からカバンごと盗られていたのである。 今思えば、犯人からしてもラッキーす

      • Prague

        ''消費行動は人とのつながり'' 〜〜 黄金の小路という場所で出会った、素敵な店員さん。 まず、店に入ったわたしを見て、こんにちはと言ってくれた。 留学4ヶ月目にして、寮の友達以外で久しぶりに聞いた、外国人の方が話す日本語。 なんだか本当に嬉しくて、身に染みた。 そして、お店には現地で有名なチョコレートが売っており、その説明も丁寧にしてくれた。 知りたかったことを教えてくれたお姉さんと、チョコレートそのものに魅力を感じ、友人へのプレゼントとして購入した。 お店を

        • Helsinki

          人生で初めて出来た、日本人以外の友達である、香港から留学に来た子と、2人で旅行することになったヘルシンキ。 〜 正直に言うと、前日になって、不安が押し寄せてきた。 というのも、寮ではとても仲がいいけど、旅行中にわたしが何かをやらかして、トラブルがあったらどうしよう、、と思ったからである。 実際に、初日になんと、ヘルシンキの公共交通機関でストライキが起こるという、ありえない事態が発生した。 ヘルシンキでは、すべての公共交通機関が統一されているため、空港から市内への交通

          Lucia

          12月13日は、スウェーデンにおける大切な日。 聖ルシア祭が行われる日である。 〜 友達のフレンドファミリーがチケットを取ってくれており、貴重な縁に恵まれ、祭典を見ることが出来た。(本当にありがとう!) この日は日本でいう冬至の日で、これから日照時間が長くなることから、光の到来を祝うお祭りである。 そして始まった式典。歌声も、教会内の雰囲気も、全てが神秘的で、美しく、洗練されていた。 ヨーロッパの街には教会があって、その中のいくつかには行く機会があったけど、こんな

          Hamburg

          自分の乗る予定の電車が待つ、プラットフォームに向かう途中、駅のホームで見送りをしている人の姿を見た。 〜 日本では、ホームに行くためには改札を通らなければならない。 その光景を見て、大切な人との別れの瞬間に立ち会えることの素晴らしさを感じた。 もちろん、改札の設置は駅の治安維持には必要不可欠である。 でも、近い将来、日本の駅でも電車の前まで見送りが出来るようになればいいなあ、、と思った。 〜 海外に来て、実際に電車を利用したことで気付けたこと。 改めて、留学に

          Dresden

          ドイツの三大クリスマスマーケットに数えられる、ドレスデン。 〜 写真や動画で、本当に綺麗で可愛い装飾を見た時から、ずーっと行ってみたくて、ドイツに留学していた後輩のおかげで行く機会を得た。 そして、実際に行ってみたことで感じた、クリスマスマーケットに対する本気。 例えば、それぞれのお店の天井にある装飾の一つひとつ。 どれもすごく工夫がされていて、ため息が出るくらい素敵なものだった。 どこを撮っても絵になる。それは本当に、すごいことだと思う。 日本にも屋台やお祭り

          Berlin

          お金を賢く使う。モノに投資するということ。 〜 スウェーデンから、ドイツのベルリンに旅行をした時のこと。 バスが着いた時、靴が壊れていることに気が付いた。 あと3日間も街歩きをする予定があり、焦ったわたしは、偶然見かけたセカンドハンドストアで一目惚れした、登山靴を購入した。 しかし、履いてみると、なんと、サイズが小さい、、歩けば歩くほど、靴の中で靴下が脱げる。 ただただ絶望しながら横のお店に入ると、そこにも靴が!そしてなんとサイズぴったり。 セカンドハンドストア

          Lapland

          人生で初めて挑戦した、犬ぞり。 最初は乗り方もわからず、犬たちの元気さに不安を感じていた。 〜 でも、運転席に乗った瞬間のワクワク感。 それに、自分が運転している!という実感と、スピードが出た時の爽快な気持ち。 雪と自然に囲まれた、周りの景色も本当に素晴らしくて、幸せな時間だった。 〜 犬ぞりを通して、やっぱり運転士になりたい!と思えたし、何よりも前向きな気持ちになれた。 またいつか、もう一度来れたらいいな。 犬たち、本当に可愛かった、、

          Göteborg

          スウェーデンの大阪と称される、ストックホルムに次ぐ第2の都市、ヨーテボリ。 実際に訪れてみて、その意味が分かった気がした。 〜 まず、人の温かさ。 なんと、おみやげ屋さんの店主らしきおじちゃんが、ポストカードをお買い上げした時に、飴ちゃんをくれたのである。 これはさすがに、予想していなかった。 わたしの祖母も、外出する際は必ず、飴ちゃんの入ったポーチがカバンに入っていたが、日本ではなく、スウェーデンで、まさか同じ現場に遭遇するとは。 ほかにも、完全に見た目がアジ

          Huseby

          片道20分のバスの旅の先には、素敵な出会いが待っていました。 〜 クリスマスマーケットで感じた、ローカルマーケットの人との繋がり。 マーケットは経済的に、物を売るだけじゃなくて、つながることができる場所。 試食の多さや、素敵な商品たち。 モノや娯楽は少なくて、田舎かもしれないけど、わたしにとっては、すっごく素敵な町でした。 ホットワイン、美味しかったなあ、、 〜 Talkativeが功を奏した日。素敵な地元の人達との交流。 老夫婦でマーケットに出店したり、ハ

          Secondhand

          セカンドハンド、という文化。 〜 スウェーデンには、たくさんのセカンドハンドストアがあって、日曜日にはLoppisという、蚤の市 が開催される。 わたしも、ストックホルムのセカンドハンドストアで偶然見つけたベストを愛用している。 探している時の、お宝探しのようなワクワク感。 一点物であることへの愛着。 〜 良いものを長く使う。 要らなくなったら誰かに譲る。 素敵な文化だなあと思う。日本にはまだまだスウェーデンほどは浸透していないけど、帰ったらリサイクルショッ

          Stockholm

          とても気の合う友達と、留学してから初めて大きな旅行をした、ストックホルム。 〜 彼はバックパックに目がなく、行き道の電車の中でフェールラーベンの良さを力説し、本店に連れて行ってくれた。 わたしは今まで、いわゆるブランド物に興味がなく、さらにアウトドアブランドに至っては全くと言っていいほど知らなかった。 でも、彼が話してくれたブランドコンセプトや、機能性に惹かれ、今後一生使う!という名目のもと、初めて超高額なバックパックを購入した。 実際に、約3ヶ月の留学期間の旅行で

          Lisboa

          朝6時半に起きて、かの有名な、トラム28番を始発の駅で待ち伏せして乗り込み、2往復。 朝から超幸せ、、段差でお尻が揺れるのも、乗車中のレトロな音もぜんぶ、電車に乗ってますよー感が溢れていて素敵だった。 女の人が運転してたのもそう。またここでも勝手に励まされる。 〜 ここから真面目な話。 写真を撮っている観光客のトラムに向かうキラキラした目。 通学中に一緒に乗り込む親子。 電車は人の命を預かるもので、それに関わる仕事は必然的に責任が重くなるもの。 正直に言うと、人