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酒飲み糖尿病予備軍のサヴァイヴァル・マニュアル。

酒飲みが糖尿病予備軍状態を、(けっして薬理ベースの標準治療によらず)、野菜と魚の食事、そしてヴィタミン&ミネラルサプリで治すことについて。


ぼくは2か月に一回、綺麗でかつまた声も愛らしいお洒落な女医さんと、髪も肌も色艶のいい快活で親切な栄養指導の女性に会いにゆく。診療まえのぼくのその日の血液検査と尿検査のデータを見ながら、彼女たちはぼくにアドヴァイスをしてくれる。



ぼくは糖尿病予備軍だ。ぼくは毎日缶ビールを2~3缶開け、ワインを1日1本、あるいは2本飲む日さえある。糖尿病になってあたりまえではある。しかし、ぼくは薬物治療を拒否し、自分でヴィタミン&ミネラル・サプリを選び、とくに複合マグネシウムサプリを忘れずに調合して、自分で自分自身を治療しています。ぼくのHbA1cは順調に下がって、きょう2024年6月4日のきょうは5.9なので、正常値の範囲に戻った。血糖値は131だったけれど。(2018年11月、過去もっとも高かったときのHbA1cが7.2だった。ぼくの糖尿病経過観察とヴィタミン&ミネラルサプリを使った自力治療はそのときはじまった。)そしていま現在きょう、ASTは38、ALTは25。γ‐GTPは80。信じがたいことながらぼくの肝臓はいたって健康である。(もっとも肝臓を精密に検査する場合は60ほどの数値を調べるゆえ、真実は闇のなかではあるけれど、とはいえこの数値ならば心配はなさそうだ。)なお、けさのぼくの血圧は上が160だった。



糖尿病内科の女医さんは、ぼくのデータが改善に向かっていることをよろこんびつつ愛らしい声でぼくに訊ねた、「ここ2カ月はどんなことをなさったの?」
ぼくは答えた、「おもいあたることはふたつあって。ひとつはたまたまおいしい鮨を食べる機会があって、ぼくは魚のおいしさに目覚めちゃって、肉食を週1食ご近所つきあいのあるインド料理のブッフェだけにして毎日魚を調理して食べるようにしました。もうひとつは毎日飲むヴィタミン&ミネラルに、ナイアシンのみならずナイアシンアミドを加えて飲むようにしました。」
女医さんは微笑んでこう言った、「あとは血圧を下げなくちゃね。」
ぼくは反論した、「先月基準が緩んで、160/100mmHgになったじゃないですか!」
彼女は嫣然と言い放った、「それは一般的な基準なの、糖尿病患者さんの場合は120が望ましいのよ。わたしもあなたに何度か降圧剤を処方しようか迷ったんだけれど、でも、あなた、降圧剤お嫌いでしょ?」
ぼくは言った、「嫌い嫌い大嫌い。あんなおっかないもん飲めません。だって、自分の体のホメオスタシスを失う怖れもあるし、味覚障害を引き起こす可能性もあるでしょ。ぼくが大好きなのは先生だけで、降圧剤じゃありませんから。」
彼女は苦笑して言った、「仕方ありませんね。じゃあ、引き続き経過観察を続けましょう。次回はいつがいいですか?」



その後栄養指導の女性先生は(前述と同じやりとりの後)満面の微笑みでおっしゃった、「わたし、笑っちゃいますよ。あなたの体はほんとにすぐ反応が出ますね。だって、日本酒召しあがって、毎日ごはんを3合食べてらしたときはHbA1cが爆上がりしたでしょ。でも、ごはんを辞めて日本酒をワインに戻すと、数値がすーーーと下がる。日本人なのにあなたはおコメが向いてない! フランス料理を作ってお肉を食べてらしたときはHbA1cはなかなか下がらなかったけれど、でもお魚中心の食事になさったらとたんにすとんと下がる。そしてあなたの体にはワインが合ってらっしゃるんですね。しかも、それだけたくさんアルコールを召しあがって肝臓の数値もほぼ正常値。コレステロールも低い。中性脂肪も標準値。わたし、信じられません!!!」
ぼくは言った、「ナイアシンとナイアシンアミドとヴィタミンCと複合マグネシウムとCoCQ10のお陰ですよ。栄養学ってありがたいですね。それからね、ぼくもたまにお酒飲むの辞めちゃおっかな、っておもうんですよ。だって何十年もろくでなしをやってると、ろくでなしであることにも飽きちゃいますもん。また、ナイアシンとナイアシンアミドを増量すれば飲酒欲が激減するというデータも知ってるんですけど、でも、ぼくの意志はお豆腐さながらですし、またぼくは酩酊の時間を大事にしていますから、なかなか。」
先生は笑った。



そんなたのしい時間を過ごし、ぼくは口笛を吹きながら病院を後にした。2型糖尿病予備軍の読者のみなさんになにかご参考になればとおもって、ぼくはこのエッセイを書きました。



なお、スタチンはコレステロールを細胞に運ぶ「低比重リポタンパク質(LDL)」と呼ばれる悪玉コレステロールを低下させる。結果、スタチンを服用することによって、多くの高齢者がCOVID-19のような感染症の壊滅的な影響を受けやすくなって、COVID-19感染の土台を築いたという恐ろしい説があります。




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