たえなかすず

歌詠み。ライター。恋愛コラムニスト。

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最近の記事

twitterから去るときに

「twitterからいなくなった」の記事へのアクセスがずっと変わらずたくさんあるので、「いなくなった人のことを気にする人」は割合多いのかもしれないと思う今日この頃です。いなくなった人の話なんてみんなしないからあんまり興味ないのかと思ってましたが。今回はそのことについて、再び考えてみました。 数年前にさかのぼりますある会話を目にしました。 「いなくなっちゃうのは仕方ない。だけど残されたほうは寂しいので、せめてbotとして、その人の存在を残してほしい」「botで作品(私のタイム

    • 気ままなレビュー その2 Hate tell a lie/華原朋美(1997)~からの中澤系の短歌~

      当時、華原朋美の歌が嫌いだった。どこがいいのかさっぱりわからなかった。ほかの小室ファミリーの歌はイイと思ったけれど、この人の歌だけは好きではなかった。なぜでしょうか。 朋ちゃんの歌の歌詞が、ぜんぜんよくなかったからだ。小室さん、恋人への作品は手を抜くタイプかしら。小室哲哉と言えば皆、曲のほうを話題にし、評価していた。歌詞のほうはあまり触れられなかった。 私は、小室さんの作品は曲よりも歌詞が好き。globeの『FACE』の 反省は毎日で悔やまれることが多すぎて  青春が消

      • twitterからいなくなった

        twitter歴も8年目になると、ツイートすることもなくなり、あまりつぶやかなくなりました。そりゃ最初のころはくだらないことをつぶやいていたし、フォロワーとのしょーもない会話(絡みっていう名の)を引用RTでしたり…と暴挙みたいなことをしていたもんです。午後8時は会話のためにログインしたりしてね。でも……もうそういうこともしなくなりました。 ある日、突然交流のあるフォロワーがいなくなってしまうことが多々あります。お別れの挨拶をしていなくなった人。twitterから消えたからっ

        • 短歌をちょっとだけやめたくなった話

          ちょっとだけ辞めたくなった。というのはこないだの帰省のときに、出席した鳥歌会でみごと0点を取ったからです。 へこみましたね。かなり。へこんだのは一瞬ですぐ忘れましたが。 結構気に入った歌が詠めて、ノリノリで提出したから0点のダメージはすごかったです(笑) その歌がこちら。 エスケープ 飛ぶというたび笑う友笑わぬ友いて屋上は夏 友人には二種類いて「飛び降りるかな」なんて話すと「何言ってんの?じゃやってみろよ~」とふざけて笑う友人と、自分にも闇があるので笑わず黙って

        twitterから去るときに

          なぜみんなはBLが好きなのか

          ボーイズラブ。あくまでも女性向けの、男同士の恋愛もののこと。だそうです。当然、登場人物は綺麗で美しい。見栄えのする男どうしのカラミってことですね。平たく言えばホモのことなんですけど、どうやら俗にいうホモとは違うみたいで、キモいのがどうやらホモっていうのかな、と勝手に思っております。みんなこの“男の同性愛”が好きだなあ。私は好きではありませんし、レズビアンというのもぜんぜん理解できないです。まあ、女同士なので男より綺麗かなというくらい。 しかし今、ボーイズラブは市民権を得てい

          なぜみんなはBLが好きなのか

          だから“詞”の裏を読みなさいよ

          ネットサーフィンをしていてたどり着いたサイトを読んだ。どうやら2000年前後に作られた古いサイトらしい。 アイドルの館 http://www.geocities.jp/hiromi_shibugaki_matchy/hiromi.html 面白いサイトで、70年代のアイドルソングの歌詞の意味の分からなさを「分からない、意味不明、爆笑」とぶった斬っている。 歌の意味が分からない……確かに古い歌なので分からないのかもしれないけど、キミさあ、ちょっとわからなすぎではないかと思

          だから“詞”の裏を読みなさいよ

          コミュ障は短歌でチョップできたのか

          2月25日に、大阪で行われる短歌のイベント・短歌チョップ2へ行ってきました。泊まりでイベント参加なんて、はじめてのことです。しかも、運営スタッフも参加する人たちも半数くらいはフォロワーで、以前から知ってる人で、会ったこともある人たちで、お酒を飲んだこともある人たちで、仲良しの女性もいて……だからますます楽しみでした。 たぶん、短歌の催しよりも“顔を合わせる・お話しすること”が楽しみだったかもしれません。いかにも、女性的な考えです。あ、でもちゃんと展示は見て、短歌ショーも見ま

          コミュ障は短歌でチョップできたのか

          気ままなレビュー その1 a walk in the park / 安室奈美恵(1996)

          思いついた楽曲について、つれづれな短い文章を書いていきたいと思います。あと、いちおう短歌を詠むのが趣味なので、それも詠もうかな、と思います。 ────────────────────────────────── 淋しさの代名詞かな公園の安室奈美恵があゆむ背の空(たえなかすず) ずっと今まで読み方が『ア・ウォーク・イン・ザ・パーク』だと思っていました。「エイ」なんていうのは歌の中でカッコつけてるだけで。でもホントは歌詞もタイトルも『エイ・ウォーク・イン・ザ・パーク』なんで

          気ままなレビュー その1 a walk in the park / 安室奈美恵(1996)