見出し画像

twitterから去るときに

「twitterからいなくなった」の記事へのアクセスがずっと変わらずたくさんあるので、「いなくなった人のことを気にする人」は割合多いのかもしれないと思う今日この頃です。いなくなった人の話なんてみんなしないからあんまり興味ないのかと思ってましたが。今回はそのことについて、再び考えてみました。

数年前にさかのぼります

ある会話を目にしました。
「いなくなっちゃうのは仕方ない。だけど残されたほうは寂しいので、せめてbotとして、その人の存在を残してほしい」「botで作品(私のタイムラインでは、短歌ですね。短歌クラスタなので)を見ることができたら、その人がまだいる気がするよね」と。

なるほどと思いました。短歌が残ってるなら、寂しくない。私もそれに、そっと心の中で賛成しました。
それから数年、その二人はいなくなりました。一人はアカウントを削除し、自分の短歌のbotも削除しました。一人はアカウントを放置したままつぶやかなくなりました。(別の、短歌には無関係のアカウントに行ってしまいました)

そんなものかもしれません。あの一瞬の会話なんて覚えていないんだろうなと思います。戯言ですから。でもちょっと思いましたね。「少しくらい自分の発した意見くらい覚えとけよ…」と。忘れちゃうもんなの?

残しとけばいいのに

なぜ削除するのでしょう。残しとけばいいのに。

・きちんとしたい性格
・アカウントにいい思い出がないので消したい
・写真を見られるのがいや。変なツイートを掘り起こされたらいや
・twitter以外で出会って結婚。配偶者にアカウントバレしたくない
・失恋、傷ついた

削除する理由はたいていがこれらだと思われます。また、いつまでも残しておく理由はコレの逆でしょうね。

・いい加減な性格
・ヘンなツイートはないので別に残しといてもいいや。記念碑。
・また戻るつもり
・twitterで知り合って結婚したので残さないとおかしい

「twitter内失恋」はかなり傷が深い

わたしは「失恋」で消してく人って多いと思ってます。恋心のツイートは消したいし、あの時あの行動したこと、思い出したくないし。相手にも改めて過去ツイートを見られたくないし。
失恋というか「相手に本命がいた」「遊ばれた」ほうが多いのではないかと妄想しています。純粋な失恋だったら、まあ、ピュアな恋心を残しておいてもいいかなと思うからです。だけど、遊ばれたなんて、あとになって絶対思い出したくないし、過ちだし自分の恥です。あの自分が許せないから全削除するんです。
たぶんそういうプライドかな、と。でも、もてあそぶような男はいないと思うので、結果的に男がだました、遊びの形になってしまった。ということかもしれません。(既婚者と知らなかったとか、女の方の思い込みとか前のめって)
とにもかくにも、twitter内失恋ってかなりの傷が残ってしまいます。文字が残るので。

作品だけ残したいか?

先ほどの二人ですが、片方はもともとあった短歌botをきれいさっぱり削除していき、片方は短歌bot、そのまんまです。でも、停止してるんです。

まあ…これは消したい気持ちは分かります。自分の歌が自分のいないとこで流れてるのってなんか、気持ち悪いんですよね。しかもクオリティがイマイチ(自分でそう思ってる)の短歌がズラズラ流れる。うわーって感じなんです。ログインもろくにしないと、短歌界(?)の様子がどんな風になっているかも逐一分からないので、残すリスクは高いかもしれませんね。

オトコは消さないっぽい

ところで、男性のアカウント消し、一人以外見たことはないです。その人はもう一個アカウントがあったので、双方動かすのが面倒になったとか、かなと思っています。だから、残して去って行く人しか見たことありません。しかも、傷ついたとかじゃなく、他の趣味に気が移ったように見えたり、多忙だったり、そんな感じなんですね。

たいていは失恋し、恋の痕跡があると削除して去る
男性はツイートを残してそのまんまにして去る。基本、失恋したって別れたってアカウントは消さない。

ということかもしれません。でも、女性でも失恋したって削除しない人もいるだろうし、メンタルが強いのかそんなことで去りたくはないのかわかりませんが。
ただ、これらのことから、女性は恋が人生の大部分を占めていて、男性は大部分を占めてないことが分かります。

おわりに

だから消して去ろうとしている人がいたら、失恋や恋のことなんだろうなと思うようになりました。もちろん、恋の傷が癒えたらひっそり戻ってくるんじゃないかと思います。見つけてほしい人は似たようなアカウントだろうし、フォローをしてくるだろうと思っています。

ただ、削除したアカウントの人にした「いいね」が消えてちょっと寂しいな。見返したい素敵な言葉と素敵な写真があったので。複雑な気分ではあります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?