短歌をちょっとだけやめたくなった話
ちょっとだけ辞めたくなった。というのはこないだの帰省のときに、出席した鳥歌会でみごと0点を取ったからです。
へこみましたね。かなり。へこんだのは一瞬ですぐ忘れましたが。
結構気に入った歌が詠めて、ノリノリで提出したから0点のダメージはすごかったです(笑)
その歌がこちら。
エスケープ 飛ぶというたび笑う友笑わぬ友いて屋上は夏
友人には二種類いて「飛び降りるかな」なんて話すと「何言ってんの?じゃやってみろよ~」とふざけて笑う友人と、自分にも闇があるので笑わず黙っている友人がいる。両方とも友達なんだ、っていう意味で詠んだんです。
アレ?けっこういい歌じゃね?
まあ、そんな感じで全くあかん歌でしたが少し考えてみました。今まで出た歌会で、0点を取ったことはあります。もちろん最高得点もあります。うたの日でのトップの花束(以前は花束と呼んでいた)もあります。でも0点もありました。
なんて振り幅が大きいんだ…!
しかしこの現象は私だけではないはず。アップ&ダウン。誰しも当てはまる現象です。と、なると、誰だって0点を取ることだってある。タイミングの問題じゃないのかしら…?
と思うことにより、立ち直ることができました(笑)
自意識が過剰に異常
私がなんで辞めたいと思ったのかというと、きっと
●「この人、歌歴が無駄に長いだけじゃんダッサ」と思われたらカッコ悪い
●「たえなかすずって口だけだな」って思われたら悲しい~~つうかカッコ悪い
●そもそも誰この人って思われてる??ヤダー
という気持ちがあったのでしょう。
しかし、それはただの自意識過剰なんですね。人間は、自分のことしか考えておらず、他人のことなんて考えていません。考えたとしても3分もない。
濃い~恋人だって、少ししか相手のことを考えないし、親だって子どものことを四六時中考えていません。(赤ん坊を持つママは違いますけど)。
利害関係のない相手なんて、通りすがりと一緒。だから私の0点なんて誰も考えてないし、その得点発表の場のすぐそばから忘れている。大丈夫。
それじゃ生きづらいでしょ
自信過剰になると生きづらいです。たとえば
彼から連絡が来ない。彼が私のことを忘れてる…当たり前。彼だって彼の生活がある。
みんなが私を注目する。みんな私の今日のお洋服は何かなって見てるからこないだと同じ服着ていけないよぉ…まず、注目していませんし。
そして誰も自分には期待をしていません。
給料を払っている経営者や恋愛や婚姻関係など強い利害関係のある人は別ですが、それも自分の利益上で考えているだけ。
というようなことに気づいた私は、カッコ悪いだのたえなかすずとしてキチンと詠まないといけないだの、相手の(妄想上の)期待に答えたりへんなナルシシズムをやめると、気楽に過ごせることに気づきました。
自分yeah!
多くの人は気づいています。そして気楽な生き方を選んでいます。ただ、半数以上の人は自信過剰なままだと思うのでこの記事を書いてみました。
みんな自分のことしか考えていません。一見他人のことを考えているように見えるだけ。それは当たり前のことです。私だって自分のことしか考えていない。
だから別に芸能人とか高名な人じゃない限り、人は私やキミらのことを考えたりはしないです。歌がおかしいだの下手だの、昔に比べて歌の癖が強くなっただの言われないと思うから、気楽に生きていきましょう。
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