![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/123233974/rectangle_large_type_2_5e6d87d3fd65cf0013fdabe2b4fc2656.png?width=800)
環境教育~衣類はどこへ行くの?
鈴六です。
環境教育やサーキュラエコノミー
最近とても関心が高まり
「名前は知っているけど詳しく知らないんだよね」
気になっている人もいるかもしれません。
どのような意味があるのか?
今回は、鈴六が行っている
サーキュラエコノミーについて、環境の問題を取り入れながら
解説をしていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1701410195858-j2p0L8Wx0C.png?width=800)
ぜひ、興味のある方はご覧ください。
そもそも、環境教育やサーキュラエコノミーってなに?
環境教育とは
環境教育とは、環境に関する豊かな感受性や見方
考え方、実践力を育成する教育です
20年代以降、地球温暖化や環境問題が深刻化
日本でも異常気象や暖冬が続いたり。。。
![](https://assets.st-note.com/img/1701410201650-Fd5PwNrN2u.jpg?width=800)
また、ごみによる海洋汚染なども、解決しないといけない問題ですよね
サーキュラエコノミーとは
![](https://assets.st-note.com/img/1701410201084-OExeku5mUn.jpg?width=800)
サーキュラーエコノミーとは、循環型の経済システムのこと
具体的には、原料調達や製品を作る段階から、
資源を再利用やリサイクルするのを考えて取り組むこと。
継続的なリサイクルをしたり
別のものに活用することで、資源を捨てることなく無駄なく利用ができる。
ゴミ問題を改善できたりするだけでなく、温室効果ガス排出量削減も期待できるのです。
鈴六で集められた古着はどこへ行くの?
ステップ1 古着を選別する
![](https://assets.st-note.com/img/1701410200265-JQvPBGzLF3.jpg?width=800)
当社には、毎日約3トンの古着を回収しています。
その古着をまだ洋服として着られるもの
着られないものに選別をします。
着られるものは約90種類のアイテムに
人の手で選別
まだ着られる洋服やアイテムは
海外へ輸出
![](https://assets.st-note.com/img/1701410200183-udQpin9Vfs.jpg)
着られないような服は、
ウエスの原料や反毛の原料に選別
![](https://assets.st-note.com/img/1701410199852-ULWqFOKRl0.jpg)
ステップ2 使えるものはウエス
![](https://assets.st-note.com/img/1701410200549-0u6DfdYxVQ.jpg?width=800)
ウエスとして使えるものは、鈴六の工場内でウエスへ加工
![](https://assets.st-note.com/img/1701410199128-qBbVB1RFLX.png?width=800)
工場用の雑巾として
毎月18万枚以上を生産
![](https://assets.st-note.com/img/1701410199830-3izjqO1ey6.jpg)
そのウエスは、
小さい町工場から車整備工場などで利用されています。
ステップ3 衣服にもウエスにもならないものは?
![](https://assets.st-note.com/img/1701410196070-FnqxWOpVX7.png?width=800)
衣服にも、ウエスにもできない古着は、反毛原料として反毛屋さんに販売します。
反毛屋さんで古着を細かく裁断して綿を作り、圧縮させてフェルトに加工
そのフェルトは、
車の中の緩衝材やボンネットの裏に使われています。
ステップ4 反毛にならなかったものはファイバーソイルになる
反毛を加工する中ででてくる
フェルトの端材を
特殊な加工をして、ポリエステルの培地になります。
それがファイバーソイル
![](https://assets.st-note.com/img/1701410200767-f4mEN6EPaK.jpg?width=800)
古着由来のポリエステル培地
![](https://assets.st-note.com/img/1701410196821-8JBFJPXMFu.png?width=800)
ファイバーソイルについては
こちらの記事に詳しく解説しています。
ステップ5 ファイバーソイルからピーマン
![](https://assets.st-note.com/img/1701410199650-WsiJNiG6Sd.jpg?width=800)
ファイバーソイルを使って、農業をしているところもあります。
今回は、清水フェルトさんが運営しているハウスでは
ピーマンなどの野菜を栽培して
岡崎市内の飲食店や藤川の道の駅で販売しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1701410200319-5ZMrxt3eHU.jpg?width=800)
岡崎市で本格中国料理なら中国四川料理・海鮮料理「城北飯店」 (johoku-h.jp)
【ファイバーソイルで育てたピーマンを使っておいしい中華料理を提供してくれます!】
![](https://assets.st-note.com/img/1701410201584-IMdiqDBRQN.jpg?width=800)
COREdoGANA
【愛知県岡崎市にある隠れた名店!同じくファイバーソイルで育てた、お野菜を使ってイタリア料理を提供してくれるお店】
ファイバーソイルからできた
ピーマンがおいしい料理になって
みなさんの、食卓やお食事に変わっています。
まとめ
近年では、環境に対して意識が変わり
SDGsやサスティナブル、サーキュラエコノミーなど
さまざまなキーワードが出てきています。
そのなかでも、鈴六が行っている古着のリサイクルは、
サーキュラエコノミーに近いものがあると思っています。
身近なアイテムを使うときに
このアイテムが自分の手から離れたときに
どのようにリサイクルされているのか?
このように考えるきっかけに環境教育があり、それを知ることで
一人一人の行動が変わる
そうすれば、未来が変わっていく
小さな取り組みが巡り巡って、継続可能な社会の実現になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1701410201464-hasiWBFIp8.jpg?width=800)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?