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芹沢怜司怪談蔵書まとめ

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連載していたホラー小説のまとめです。
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2022年2月の記事一覧

芹沢怜司の怪談蔵書「33.心中ラブソング」

「二話目ですね。次は僕が話しましょう」 「じゃあお願いするよ」 【心中ラブソング】  恋…

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芹沢怜司の怪談蔵書「34.買い取ります」

「最後は……借りてきた本の中から選ぼうか。これが終わったら私は横になるよ。今日はもう疲れ…

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芹沢怜司の怪談蔵書「35.中古品が奏でる旋律」

「今の話、語り手は死んだのでしょうか?」 「亡くなったよ。少しだけ関わったことがあるんだ…

芹沢怜司の怪談蔵書「36.吉夢のような悪夢」

「戻りましたよー。怜司さん起きてますか?」 「…………」 「おや……熟睡ですね」  寝てい…

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芹沢怜司の怪談蔵書「37.天使を選ぶことなかれ」

 上を見ても下を見ても本、本、本。私は本に囲まれていた。  目の前で浮遊している本を取っ…

芹沢怜司の怪談蔵書「38.大木の呪い」

「天使と悪魔、どっち選ぶ? 私は当然悪魔を選ぶよ」 「僕も悪魔にします」 「どうして? 君…

芹沢怜司の怪談蔵書「39.あなたをみていたの」

「ちょっと怜司さん! どこに行くんですか!」 「この家に入るんだよ」  外壁がまったく見えないほどお札が貼られている家の前に立つ。表札がないから誰の家かは知らないけど、きっとここには強大な怪異が封印されているのだろう。家の持ち主はどうなったのか――考えたくもない。 「……こんなお札だらけの家、危険じゃないですか? 危ないところに自ら入っていくなんて、怜司さんらしくありませんよ」 「お札で埋め尽くされているから入るのさ。中途半端に貼られているのなら絶対に入らないよ。でも、壁

芹沢怜司の怪談蔵書「40.人間の肉塊」

「終わりが近いね。残りは私の家で話そう」  話さなければならない怪談話は五つ。残りの話は…

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芹沢怜司の怪談蔵書「41.家の前の行列」

「そういえば肉が削ぎ落とされている事件ありましたねぇ……。犯人は見つかったんでしたっけ」…

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