すずめのちゅん太

本州に生息する留鳥。音楽を好む。 薄暗い短歌を主に詠みます

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最近の記事

5月の短歌「雫の向こう」

こんにちは。一年の折り返しが近づいて来ましたね。 あまりにも早い時間の流れに目眩がしてしまいそうです。 以外、5月に詠んだ短歌から「雫の向こう」☟☟☟ 「もし僕がみんなより早く天へ昇って、そして新しい命としてみんなのもとに帰って来られたら…」 最近はよく、こんなことを考えています。 来世の僕は一体どんなふうにその人生を過ごすのでしょうか、気になるところです。 それでは、また。

    • 4月の短歌「銀のトレンチ」

      4月はずっと温暖で、過ごしやすい日が多かった気がしますね。 この陽気が続いてくれたらお昼寝が捗るので助かります。 4月に詠んだ短歌から「銀のトレンチ」☟☟☟ 桜って、入学式のシーズンには散ってしまうイメージがありましたが今年はそうじゃなかったですね。 春に祝福された門出を体験したかったな…と少し羨ましく思いました笑 それでは、また。

      • 宮沢賢治『双子の星』感想

        最近なんとなく読んだ宮沢賢治の作品『双子の星』、その物語を通して見えた景色や主人公たちの心があまりに素敵だった。 この感動を忘れないために、感想を残しておこうと思う。 あらすじ 天の川、その西の岸にある双子の星にはチュンセ童子とポウセ童子がそれぞれ住んでいる。 2人の役目は夜の時間、星めぐりの歌にあわせて一晩のあいだ銀笛を吹くこと。 ある日、お日様が昇り一晩の役目を終えた2人は野原の泉へ遊びに行く。その泉で滝をつくって遊んでいると、大烏(おおがらす)、そして蠍(さそり)

        • 3月の短歌「差した色」

          こんにちは。いかがお過ごしでしょうか ぼくは付近の公園の桜が咲きだして、ようやく春を実感し始めたところです 温もりの日々で、心が安らぎますね 3月に詠んだ短歌から「差した色」☟☟☟ 様々な記憶に駆られる毎日ですが、それが何色だったとしてもずっと心に在り続けるんでしょうね… ところで、なぜ人には好きな色があるんですか?ぼくにはそれがよく分かりません 好きな色も嫌いな色も無いもので それでは、また。

        5月の短歌「雫の向こう」

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        • 2024年の短歌
          5本

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          2月の短歌「B1で傘」

          2月は暖かい日が多かった気がする一方、寒い日はとことん寒くて季節が迷子でしたね。この調子だと桜の開花もずれそうで心配です そして僕はいつも通り、ずっとお布団で縮こまっていました… 2月に詠んだ短歌から「B1で傘」☟☟☟ 今月はついつい、節分をすごく適当に過ごしてしまいました ですがバレンタインは気合を入れてクッキーづくりに挑戦できたので、なかなかに充実した生活を送れた気がします 3月も良い感じに生きられたら良い感じですね それでは、また。

          2月の短歌「B1で傘」

          1月の短歌「凍った炎」

          早いことに、もう1月が終ってしまいました。 歳をとるほど体感できる時間が短くなっていくとは聞きますが、僕はまだ若いです 今回は僕が1月に詠んだ短歌の中から幾つかピックアップして、タイトルもつけてみました 以下、「凍った炎」☟☟☟ ちなみにタイトルの「凍った炎」は昔に読んだ、かいけつゾロリを思い出してつけました(笑)。 内容は、たしか燃えた橋をおやじギャグで凍らせて渡っていたと思います。懐かしい… それはさておき、2月はどんな月になるでしょうか。みんなが安心して過ごせる

          1月の短歌「凍った炎」

          自選短歌10選(2023年)

          こんにちは、お初にお目にかかります。 すずめ探偵と申します。 どうぞよろしくお願いします🕵 以下、今年の自選短歌10選☟☟☟ 僕はどうも出不精な人間でして、ほとんど外出しないまま今年が終わってしまいました… 来年こそは屋外へ赴き、桜や紅葉といった自然の景色をたっぷり味わいたいところですね それでは、また。

          自選短歌10選(2023年)