宮沢賢治『双子の星』感想
最近なんとなく読んだ宮沢賢治の作品『双子の星』、その物語を通して見えた景色や主人公たちの心があまりに素敵だった。
この感動を忘れないために、感想を残しておこうと思う。
あらすじ
天の川、その西の岸にある双子の星にはチュンセ童子とポウセ童子がそれぞれ住んでいる。
2人の役目は夜の時間、星めぐりの歌にあわせて一晩のあいだ銀笛を吹くこと。
ある日、お日様が昇り一晩の役目を終えた2人は野原の泉へ遊びに行く。その泉で滝をつくって遊んでいると、大烏(おおがらす)、そして蠍(さそり)