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自選短歌10選(2023年)

こんにちは、お初にお目にかかります。
すずめのちゅん太と申します。
どうぞよろしくお願いします🕵

以下、今年の自選短歌10選☟☟☟

花はゆっくり咲くんだけどまず終末旅行の
切符をあげます

手のひらの三十六度 細胞壁が伝える距離を考える

こういう日に限って建設的になりたい
たとえばナンプレをこなす職業

だいたいおんなじ文字列の毎日(息をすう)
ぼく大人になるよ

どこからでも切れます、どこまでも切れます
どうしてもそうこたえたかった

手を合わせる祈りの形でさえ君はぼくと
違っていたんだね

はっきりと覚えすぎている気がする 明け方君は眠りに着いた

揺れるはずないのに 遠い夜景がぼくだったような気がしてならない日

地獄は国じゃない じゃあ天国に政府はあるって言うんですかね

毎日ってたぶん地続きだけどさ、でもさ、
ぼくそれ知らないんだよ


僕はどうも出不精な人間でして、ほとんど外出しないまま今年が終わってしまいました…

来年こそは屋外へ赴き、桜や紅葉といった自然の景色をたっぷり味わいたいところですね

それでは、また。

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