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怒らないでください!!

第二話を今見ている途中です。

自閉スペクトラム症の
弟・美路人(みちと)
がドラマ中盤で・・・

『怒らないでください!』
と言うシーンがあり、

その言い方、動きが
自閉症の長男とそっくりで、
たまらない気持ちになりました。

長男は
自分の周りの人が怒る事を
何よりも嫌がります。

少し大きな声で言ったり、
いつもよりキツイ言い方をすると、
すぐに
『怒らないでください!』
と言います。

長男と、書き出しをしていると、
真剣になり過ぎて、
口調がキツくなる時があります。

怒っているわけではいのですが、
長男には、
怒っているように
聞こえるのだと思います。

日々、色々な事がある中で、
いつも怒らずは・・・難しい。
しかも、思春期の娘と次男は
不機嫌だったり(笑)

そんなこともあり、
以前よりも兄弟トラブルが増えた・・・
と感じます。

ドラマに出てくる兄…洸人 (ひろと)
を見ていると、
兄弟だからといって・・・
と、考えさせられるシーンも・・・

私にとっては、
娘も次男も大切な子供です。
長男の面倒をみてほしいと、
全く思っていません。

自分の人生の事だけを考えて、
進んでもらいたいです。

自閉症という障害は、
なかなか理解されない障害です。

過敏な感覚、
拘り、
知的障害を伴えば、理解力も低い。

でも、
繰り返し工夫して、頭に浮かぶことを、
少しずつ言語化していけば、
必ず理解力は上がると思います。

必要なのは、
導く人の心の余裕と時間です。
ここが一番難しいかもしれませんね。

残念ながら、
心と時間に余裕のない親が多いです。
かつての私もそうでした。

健常の子より、全ての事に時間がかかる。
外出すれば目は話せません。
日々の買い物をするだけで、疲弊します。

でも、
それも、捉え方次第です。
今、一番大変だった時期を振り返ると、
大変だったけど幸せな時間だった・・・
と思えます。

長男行方不明事件もありましたが、
今では笑い話です。

行方不明事件は長男も覚えていて、
『あの時は左側に自転車が倒れて、
 びっくりしました』
と笑いながら、少し恥ずかしそうに、
話してくれます。

これも、
自分と向き合う自分書記を
続けたからです。

パニックが全く出ない、
というわけではありませんが、
確実に改善しています。

書く文字の数も内容も、
そして、スピードも!
この本の時からは、
明らかに向上しています。
※続編も書かないとですね(笑)

興味のある方はぜひ!!

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