見出し画像

仲良しじゃない原因は…④

前回の続きです…

ある日、学校から
「緊急保護者会のお知らせ」
が届いた…
まだ小学校に入学して一学期も終わってないのに…??

担任が変わるとか?
と思って行ってみると…
ただならぬ雰囲気…(;'∀')

帰りたいな…と思っても…
教室に入ってしまったら帰れない…

何が起きたかというと…
発達がグレーゾーンと呼ばれる
普通学級の生徒…当時2年生
毎日大泣きで登校していた生徒で、
私も見たことがあった…。

その生徒が
長男が在籍する支援学級で授業を受けていた…

これが揉めた原因…

当時、支援学級の生徒が普通学級へ…
の交流は認められていたが、
その逆は認められていなかった。

しかしこの時は
普通学級の生徒が授業を受けていて
(そのせいなのかはわかりませんが…)
支援学級の生徒C君が廊下に出されていた。
これをC君の保護者が見てしまった…

まぁ、自分の子供が廊下に出され、普通学級の子が楽しそうに授業を受けてたら…
怒っても仕方ない…
と、ここまではいいのですが…。

なぜ保護者会になったか…ということ。

この廊下に出されていた生徒C君の保護者は専門家に相談したらしく、意見書を持参。そして、他の保護者を巻き込んで、
教育委員会へ抗議することが最終目的。

先生側は言い訳と謝罪ばかり…
保護者側(主に2名)はどんどんエスカレートして
「私たちは支援学級に在籍することを決めてここにいる。普通学級の生徒が気軽に支援学級で授業を受けれるなら、普通学級に入れたい保護者はたくさんいる」
「いつもいない生徒がいたら、こだわりが強い特性の子は落ち着かなくなる…」
「先生は専門家ではない」
「ただでさえ先生に余裕がない状態なのに…」
「普通学級の生徒より支援学級の生徒を優先すべき」
「立場が分かってない」
「入学してきた3名は放置されてる状況」

止まらない保護者2名…
他の保護者はただ下を向いてるだけ…
何が起きてるのか…さっぱりわからない私。
私の長男のことも話に出てきたので…
黙っていればいいのに…つい…
発言してしまった…

「入学して間もないのでよくわかりませんが、普通学級か支援学級か…悩んで決めたことは事実です。普通学級に在籍して支援学級で授業が受けれるなら普通学級に入れたかもしれません」

「ただ悩んだときに思ったのは、親の感情はいらないという事。感情を抜いて子供を見たときに、どうすればいいかの答えが出る気がします…
感情的でお互い歩み寄りのない話し合いは無意味かと思います」

激怒してる保護者2名に…
「これは感情論じゃないんです!!」
と怒られました(^▽^;)

その保護者2名は
その後、教育委員会に抗議書を提出…
「支援学級保護者一同」みたいになっていたので、私も提出の時に同行。

行った理由は、
今の支援学級に必要な事は先生の負担を減らすことだと思ったので、
先生を増やすことはできないか…と言いたかったから。

他の保護者の方々の目的は知りませんが…
教育委員会の人の前でも
「私達はこんなひどい目にあいました」
「支援学級に専門の先生がいないのはなぜか?」
「障害に適した教育を受ける権利がある」

こういう時のスイッチの入った人の勢いってすごい…
私達は正義
という思い込み…正義ってなんでしょう…

この保護者達…
前回少し触れた
中度の知的障害のB君を追い出そうとしてるのに…
B君をいつも攻撃的な目で見ていて
B君はその視線に気が付いている…
そのことすらわかってない保護者達…。
(下の記事で少し触れてます)
何もわかってない子…と思っているのか…。

驚いたのは、この教育委員会への意見書提出の場で…
私の長男がハサミで自分のズボンを切った事を「自傷行為」と勝手に決めつけられて話された…
(なんでも利用するのよね~)
まぁ、「先生を増やしてほしい」という要望は同じだったので
黙って聞いてましたが…

この後私は
保護者からも先生からも要注意人物に…
嫌われたということです( ´艸`)

結局先生は1名増えて…
翌年、先生全員が他の学校へ行かされる…という
今までにないことが起きました(;^ω^)

ちょっと長くなってしまったのでこの辺で…


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?