【愛媛・松山】道後温泉と原付での島散策でワクワク旅!
こんにちは、コロコロころちゃんです。
今回は、ゴロさんの出張に合わせ、松山から愛媛観光をすることになりました。
今回も旅の時系列に沿った模様を紹介します。
※日記の中には、間違った情報もあるかもしれません!
松山
道後温泉
空港から道後温泉駅へリムジンバスで向かいます。
松山市内は京都などのようにレトロな色合いしか使わない、景観重視の街中となっていました。ただその中でオレンジ色だけが強烈に目立っていました。特に、伊予鉄(IYOTETSU)のバスや路面電車のオレンジがすごいです! 愛媛はみかんの国なんだと否応なしに刷り込まれました。
もうひとつ、「愛媛県イメージアップキャラクター」みきゃんが街中の至るところにいます。こんなに愛されているキャラはきっといません!
さて道後温泉駅に着いたら、目の前の坊ちゃんカラクリ時計が16時をお知らせしてくれました。
毎時0分はカラクリが動き、坊ちゃんにでてくるキャラクターが登場します(道後温泉が舞台としてでてくる)。カラクリ時計は、道後温泉本館100周年の1994年に造られたものらしいです。意外と前に作られていましたが今もしっかり動いてました。ポップで可愛い世界観でした。
本館は現在大規模工事中ですが、一部見られるようになっていました(2023年10月)。工事をかくす壁もおしゃれになっているので、これはこれで素敵です。
道後温泉そのものは日本三代古湯といわれ、3000年の歴史があると聞いて驚きました。夏目漱石の他に、聖徳太子(!)や小林一茶など偉人も多く立ち寄ったらしいです。
道後温泉街ではお土産などショッピングを楽しめます。私はまず「みきゃんジュース」を購入し、みかんの国・愛媛にご挨拶と決めました!
楽しい施設もたくさんあります。「蛇口からみかんジュース」を体験でき、品種による飲み比べができる「10FACTORY(テンファクトリー)」は内装もおしゃれでおすすめです。
※ちなみに道後温泉別館飛鳥乃温泉では、蜷川実花さんのインスタレーション作品がありました。(2024年2月まで予定)。
一通りぶらぶらした後、宿泊する大和屋本館へ。この旅館には能の舞台があり、能が行われないときはフォトスポットになります。撮りたいなと思いつつ、部屋に入ってすぐ、うたた寝をしてしまいました。
休憩が取れたところで、まず温泉へ。お肌がすべすべになるとろとろなめらかタイプのお湯で気持ちが良かったです。
ちなみに露天風呂には、やはり立ち寄ったとされる偉人・正岡子規の石碑がありました(女湯男湯どちらかにあります)。
また温泉を出たところで日本酒が自由に飲めるところがあり楽しいです。
夕食は豪華な懐石料理でした。まずは道後ビールを注文!クラフトビール特有の燻製感がありつつも飲みやすいさっぱりした味でした。
その後、また日本酒を嗜む!
やはり海鮮がおいしかったのですが、特にカンパチがいつも食べているものと違い、脂たっぷりでコリコリでした。新鮮なものはぎゅっと弾力を感じるのだと知りました。
(素敵なご飯だったのにお腹がものすごく空いていて写真を撮り損ねました…)
温泉と料理、お酒で幸せな気分になり、この日はこれで終わりです。
2日目朝はみんな大好き朝食バイキング。名物のじゃこ天など豊富なおかずのほかに、マグロ、タイ、カンパチ、イクラ、シラスが並び、海鮮丼を自分で作られるようになっています。昨晩の夕食の量も忘れてたくさんおかわり…!
愛媛は食事も美味しく、みかんと海鮮の国で豊かでいいなと思いました。
松山中心街〜大街道
満腹でチェックアウトし、道後温泉周辺のJAや道後公園をみた後、路面電車で大街道駅へ。道後公園では観月祭というイベントが開催されており、屋台が出ていました。旅先で偶然お祭りに出会うのって嬉しいですよね。
大街道駅には、松山城があります。松山城の下、松山ロープウェー商店街にはお土産ショップなどがあって栄えています。
途中にあった観光物産館でお買い物しました。
時間の都合上松山城には行きませんでしたが、ゴロさんの同僚おすすめの和菓子屋さん「霧の森菓子工房」に寄りました。食べログ百名店で、「霧の森大福」はネット通販だと数ヶ月待ちなのだそう!
記念に2つ買い、後でおやつに食べることにしました。
メインの商店街大街道へ移動。チェーン店も多く規模の大きい商店街という感じです。
歩き疲れたので、商店街の真ん中の交差点にある、みかん専門店 noma-noma(のま果樹園松山大街道店)で休憩して引き返すことにしました。
みかんを含むさまざまなフルーツジュースやソフトクリームが売られています。
季節柄、かき氷の販売はもう終了ということで期間限定で一律300円となっていました。一番お得そうな、みかんかき氷ソフトクリームのせを注文!近くのベンチでいただきます。
みかんの味がギュッと詰まって、爽やかな甘味が口いっぱいに広がり、疲れが吹き飛びました。
午前で松山市の中心街を十分に楽しんだところで、大街道からバスで今治市へ移動します。
今治
今治駅には、ゆるキャラグランプリどこかの年で1位になったバリィさんが1匹いたほか、大きくて綺麗で新しそうなレンタサイクルステーションがありました。
今治から海を超えた広島・尾道までを「しまなみ街道」といい、サイクリストの聖地となっているようです。今治はその玄関口で自転車の街なのです。
でも私は体力がないので、自転車ではなく原動機付き自転車で渡ろうということです。
原付を駐車場でゲット。
しまなみ海道は天気の良い明日に行くとします。朝ごはんを食べすぎてお腹も空いていないので、まずは近くの今治城まで向かうことに。お互い学生時代ぶりの原付乗車だったため慎重に運転します。
白と黒のとても綺麗なお城でした。天気が悪かったからか人がまばらで贅沢に楽しめました。
その後、もう少し慣れるため海辺の公園に。海を見ながら、さきほどの霧の森大福と、持参した青森土産の煎餅などでおやつタイムとしました。
↓お煎餅を買った青森旅行についてはこちら
小休止をしたら、今日の旅館へ向かいました。旅館の話は後にして、荷物を置いて身軽になった後訪れた場所を先に紹介します。
しまなみ海道の、今治からでている一つ目の橋、「来島海峡」を、私たちは明日わたります。その麓に位置するサンライズ糸山は、レストランもあり、こちらもレンタサイクルの拠点になっていました。
フォトスポットの「SHIMANAMI」モニュメントでは、1組外国の方に写真を頼まれたので緊張しながら撮ってあげました。すると私たちも撮ってくださるとのこと!
もう一つ訪れた糸山展望台は穴場でした。
Googleマップに記載されている展望台という文字を頼りに、入り口の駐車場を探しました。バイク(原付)を置き、ちょっとした山?を登ります。
すごい山奥に来たように見えますが、駐車場から展望台まで3分くらいしか登っていません。小さな展望台です。
展望台は2〜3組くらいいればいっぱいというサイズでしたが、幸い2人で景色を独占できました。明日渡る来島海峡と、そこに入るまでの道路がよく見えました。
夕日でエモーショナルな気分になりつつ、暗くなる前に旅館に戻ることに。これから展望台に行かれる年配のご夫婦とすれ違って、今からご覧になる景色を想ってウフフとなりました。
本日の旅館「大潮荘」は、最寄り駅から徒歩40分。岬のほぼ先端に位置する海沿いの旅館です。バイクがあるから宿泊できたような気がします。
部屋の窓からも瀬戸内海と来島海峡が見えてテンション爆上がり!
窓を開けて穏やかな瀬戸内海をしばらく眺めていました。
旅館の夜ご飯は、再びの海鮮料理パラダイスでした!
お刺身、サザエの壷焼き、カサゴの唐揚げ、メバルの煮付け、エビにうにがのっていて炙ったもの、鯛飯……それはそれは日本酒がおいしかったです。コースは、豪華か普通か、軽めかを選べて普通を選んだはずが大変豪華でした。
食事の会場でも窓から海がみえ贅沢時間を味わいました。満足度高い!
部屋のお風呂で身体を癒したら、2人とも寝落ちして2日目は終了しました。
翌朝は少し早めに起き(といっても7時)、お魚中心の豪勢な朝食をまたもやたらふく食べました。また昨日の夕食の量を忘れて、ご飯とお味噌汁をおかわり。またまた昼はいらないなという量を楽しみました…。
来島海峡〜大島観光
来島海峡から大島の展望台へ!
さて、ついに今日は来島海峡を渡ります。目指すは、大島の展望台、亀老山展望公園!
来島海峡に入るときは、上り坂でカーブも多く、運転に緊張しましたが、無事、橋が目の前に見えました! 自動車用の車道と、自転車とバイク用の道とでわかれています(徒歩の道もあるらしいです)。橋は、今治と瀬戸内に浮かぶ大島を結び、距離は4105メートルにもなるそうです。自転車だと、1時間くらいかかるのかな…?
いざ、橋に入ります! はじめは高さと風が怖くて、とにかくハンドルを握りしめて前に集中していました。対向車や、前後にあまり自転車などが来ていなかったので徐々に落ち着いて運転でき、後半は少し景色を見ることができました。
穏やかな瀬戸内の上に島々がうかび、船がぽつぽつ。この日は快晴だったので、海面がきらきらしています。遠く〜の方まで見え、横を見ると、きっと九州や香川のあたりまで見えたりするのかもしれません。
橋の上では写真を撮れないので、しっかり目に焼き付けました。
無事海峡を抜けて大島に着いたら、そのまま山の上の亀老山展望台へ。
展望台までは山道となるので、急なカーブや、ゴロゴロと石やきのみが落ちているところもあり、慎重に進みます。対向車や自転車にも気をつけます。途中、山の上からの瀬戸内海の景色がチラッと視界にうつっておお、と思いましたが、安全運転でとにかく頂上まで向かいました。
一生懸命坂を登るサイクリストたちを横目に、なんやかんや楽しく山の中を運転しながら、頂上の展望台駐車場に到着!
自転車で登っている方々は本当に尊敬します。頂上に着いた際の達成感は私たちの比ではないでしょう!
景色は最高でした!
まず展望台の作りも独創的で、新国立競技場などを手掛けた隈研吾氏の建築なのだとか。展望台を見るだけでも素敵な光景になっていました。
2人でわいきゃいしていると、またもや、親切な外国のバイク乗りの方が写真を撮ってくれました。
ひと通り景色を楽しんだら、亀老山展望公園名物の「藻塩アイス」をいただきました。サイクリングで疲れた体に沁みそうな冷たさと塩っけでした。瀬戸内には伯方の塩の伯方島もあるし塩が名産なのですね。アイス自体に塩の味がある上に、仕上げとしてさらに藻塩?をかけてくれました。
一息ついたら、山を降りて、大島を散策をすることにします。
大島散策!
展望台をおり、島を散策します。Googleマップで何かありそうな目的地を探しました。10月だったので、まず島の中央東にある「よしうみバラ園」に向かうことに。
上旬だったのでまだ早いかと思いつつ、バラが見れなくても道中が楽しいのでまあよしです。
知らない道を通るのはドキドキしつつ楽しいです(といってもゴロさんが先頭で道案内してくれたのであまり不安もなかった)。交通量が少ないし、道も広いし、景色が遠くまで見渡せます。建物が全て低くて、空が広く、たまに海が手の届きそうなくらい近くに見えます。
バレないので(多分)、運転しながら鼻歌を歌うほど余裕でした(ゴロさんのおかげで)。特に、瀬戸内海が舞台の「コクリコ坂から」を歌いながら走るのはとても気持ちが良かったです。
バラ園に到着しました。やはり少し早かったようです。もしかすると5月の方が綺麗なのかもしれません。調べると5月にお祭りをやっているようでした。
次に向かうのは、ひょんなことでツイッター(X)で発見した「レモン通りの日曜日」です。隔週で日曜日に開催しているというマルシェ?イベント?がちょうど今日あるとのこと。
場所を調べるためGoogleマップで「レモン通りの日曜日」と検索すると地点だけヒットしました。口コミや説明は無し、画像もただの広場……
本当に何かやっているのか、やっていても、どんなものなのか……半信半疑でもやはり道中が楽しいからどんなのでもいいやと思って、とりあえず向かってみることに。
バラ園から西に向かいます。近づくと「レモン通り」という案内看板があり「お!」と思って道を曲がると出てきました!
作家さんの作品を売っていたり、こだわり飲食店(キッチンカーなど)があったり、植物屋さんがあったり、たくさんの店で賑わっていました。
そこで、丁寧な暮らし界隈で見たことのある、乾燥ヘチマが売られているのを発見!自分も丁寧な暮らしに憧れ気になっていたので買ってみました…!
どこかの国の名物らしい、ぺちゃんこサンドイッチを2人で分けてランチに。(ゴロさん曰くキューバサンドらしい)
瀬戸内海の素材を使った貝飯もテイクアウトして、今治に帰ることにします。
帰りは島の海岸沿いをずっと走って戻ることにしました。まずは、来島海峡の島方面の麓の道の駅(よしうみいきいき館)まで向かいます。
低い建物に広い空、海、山、が続きます。再びコクリコ坂を歌いながら40分程度走りました。運転中は写真がとれないので、この時の光景は目に焼き付けました。
よしうみいきいき館に着いたらさくっとトイレを済まし、再び橋へ!
帰りの橋での運転はビクビクしながらというより、少し心に余裕がありました。料金所でも写真を撮り「瀬戸内海よありがとう」と耽りながら進みました。大型バイクとすれ違う時は、ぶつかると落ちる!と思ってこわかったなぁ。
今治駅で返却した後は、JR予讃線で松山駅、からの松山空港に向かいます。予讃線からは海がよく見えました。さきほど買った貝飯を食べながらのんびり帰路を過ごしました。
というわけで愛媛観光終わりです。とても穏やかでいい思い出となりました。まだ行きたいですね。
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