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【青森・八戸/岩手】北三陸で自然に触れたよ。行きたい9のスポットを紹介します!

 こんにちは。都内で働きながら日々癒しを求めて生きているコロコロころちゃんです。

こんなところに行ける

 夏休みを利用して2泊3日の三陸旅行に行ってきました。

 一緒に行ったゴロさん(仮名)の都合で八戸スタート。東京→青森(本八戸)→岩手(久慈・宮古)→岩手(盛岡)→東京というルートでした。
 旅の時系列に沿いながら、北三陸癒やしのおすすめポイントを紹介します!

※日記の中には、間違った情報もあるかもしれません!

旅のルート。①〜⑨を紹介します。

1日目

①壮大な景色にびっくり!「葦毛崎展望台」

 14時頃、本八戸のホテルについてすぐ、八戸線で鮫駅へ。その後海岸沿いを走る、八戸市営バスうみねこ号に乗りかえ。これぞ三陸!というリアス式海岸が窓から見られます。
 途中、うみねこの繁殖地で有名な「蕪嶋神社」があります。島に大きな鳥居が映えている観光地です。帰りに立ち寄ることにして、先に「葦毛崎展望台」に向かいました。

 到着すると、目の前は、草原と海、岩が、遠〜くまで、長〜く、広がっています。平日だったからか人はまばらで、景色を存分に楽しめました。

壮大すぎてゲームの中みたい! アヤシシに乗って駆け回りたい

 だだっぴろい草原ってなかなか見ないなと思い、感動しました。
 海岸沿いは木が生育しにくく草原になることが多いそうですね。
 ベンチもたくさんあるので、普段のことを忘れ、草原の中でただぼーっと海を眺めるのにおすすめの場所です。

②うみねこの繁殖地「蕪嶋神社」

レモネードを嗜みながら記念撮影するゴロさん。日差しも強くてサングラスあるといいです。

 壮大な景色を1時間ほど堪能した後、鮫駅までまたバスうみねこ号で戻ります。(鮫駅方面のバスの終電時間は16時代と早く注意!)海岸沿いにあって映えると人気の「蕪嶋神社」へ!
 神社周りの島一帯がうみねこの繁殖地になっているようで羽がいっぱい落ちていました。おそらく繁殖期は冬で、時期ではなかったですが、それでも2〜3匹のうみねこと会いました。
 隣は海水浴場になっていて地元の若者で賑わっていました。小腹が空いたので、バス停近くのドーナツ屋さん(STOKED Donghnuts)に向かうも夕方だったからか完売しており、レモネードを美味しくいただきました。

 島の周囲をぐるっと1周すると幸せになれる?とあり、頑張りました。距離は短いのですが、トンボの数が多いこと多いこと、、、避けながらなんとか1周できましたが、夏のトンボの数にはびっくりするので、行く方はチェックしてみてください。

③本八戸で夜ごはんにサバを食べる

本八戸には、屋台街になっている通りもあります。※八戸は喫煙の居酒屋が多いようなので苦手な方は注意です。

 初日の夜は本八戸で食事。有名店の「サバの駅」でサバ盛りやサバ串などを堪能。このあたりは、サバが名産のようです。まだまだ食べられたので、2件目の居酒屋でこれまた名物であるというせんべい汁や日本酒をいただきました。せんべい汁は、正直、期待してなかった!のですが癖になるおいしさでした!お土産で買ってしまった!!

2日目

④「陸奥湊駅前の朝市」で朝ごはん

 2日目。朝ご飯は八戸線・陸奥湊駅近くの陸奥湊駅前朝市へ。市場でお刺身などの海の幸が売られています。施設内のカウンターでご飯やお味噌汁などを注文でき、市場のお刺身などをその場で食べれるという仕組みになっています。
 ちなみにカウンターでは、ご飯やお味噌汁とともに、納豆や冷奴、そして「焼きサバ」が売っています。大きなオーブンで一気に大量に焼かれた、脂たっぷりの大きなサバです。
 旅行でも遅起きな私たちは9時に着きましたが、やはりメインどころの刺身は売り切れているようでした。でも店先に刺身が並んでないけどまだありそうなお店も。特にこれまた名産というイカは食べておきたいです。諦めずにおばあちゃんに「イカありますか」と聞いたらその場で切ってくれました!同じおばあちゃんからヒラメも買って、ご飯とお味噌汁とサバと、イカ・ヒラメの刺身で朝食が揃いました。
 わーいと思ったのも束の間、やはり観光客に人気の場所のようで……カウンターの注文で結構並んだせいか、電車の時間がぎりぎりになり、爆速でいただくことになりましたとさ。
 ※支払いは現金のみなので注意です。(これから紹介する三陸鉄道もです)。 

⑤「JR八戸線」で海岸沿いを走り久慈駅へ!

八戸線からの景色 

 腹ごしらえをしたらまず陸奥湊駅からJR八戸線で久慈駅を目指します。
 久慈駅から乗り換える、三陸鉄道リアス線の車窓の景色が有名のような気がします(観光列車になっている)が、JR八戸線のほうが海を近くで楽しめるんじゃないかなと思いました。八戸線は祝日で人が多かったですが、途中からは座れました。
 山のトンネルを抜けると海、またトンネルで、海、という感じです。朝ごはんでお腹いっぱいになった私は、トンネルで寝て、きれいな景色で起きての繰り返しで、気分が良かったです。

 1時間半ほど乗ったら、久慈駅につきました。ここはもう岩手県です。

 久慈駅は、朝ドラ「あまちゃん」の舞台だったようで、駅近くの観光センターの中にあまちゃんの展示がいっぱいありました。自由に着れる衣装もあって、写真撮影も楽しめます。カフェもあるので電車の待ち時間としてぴったりの場所でした。

⑥「三陸鉄道リアス線」でまたまた海岸沿いを走る

三陸鉄道リアス線の久慈駅。琥珀を推していたり恐竜を推していたり、海人さんを推していたり…イシツブテの顔ハメパネルもありました。(岩手県はイシツブテの街、ということのようです)
三陸鉄道リアス線の車両

 三陸鉄道に乗りかえます。三陸鉄道の久慈駅では、うに弁当が名物ですがやはり人気で売り切れていました。たしか150円ほどで売られていた素朴そうな南部せんべいを、車内での楽しみに買いました。これがまたのちにお土産で買って帰るほど美味しいとは正直思いませんでした(衝撃2回目!)
 2両編成の観光列車だったので心配でしたが、ゆったり座れるほどの人の数でした。1両目は豪華な内装になっていて鉄道旅行のテンションを上げてくれました(でも私たちは人がまばらな2両目に座りました。)

 三陸鉄道リアス線の電車は、きれいな景色の前で止まってくれます。

三陸鉄道の車窓からの景色

 有名な桟橋では、車窓からの景色もいいですが、桟橋を通る三陸鉄道も映えるらしく、逆に山の上から電車を眺めている人がたくさんいました。山、橋、鉄道、その向こうに海が見えるという感じです。
 おーいとおたがいに手を振り合うという、ほっこりシーンも体験できました。

 三陸鉄道は赤字らしく…赤字せんべいやクロジカ(黒字化)ぬいぐるみなど自虐ともいえるグッズが多数あります。この先どうにかならないためにも、気になる方はぜひ行って、グッズをお買い求めください!

⑦岩泉大和駅から「龍泉洞」へ

 一旦、三陸鉄道の途中駅、岩泉大和駅で降りて、日本三大鍾乳洞のひとつ、龍泉洞へバスで向かいます。

岩泉大和駅周辺。空が広い!

 バスまでの待ち時間でちょっと遅いランチを食べることなりましたが、岩泉大和駅駅周りは特に何もなさそうです。少し足を伸ばす(徒歩20分)と、「浜の駅おもと愛土館」というランチもやってるお土産屋さんがあります。
 広〜い田舎道を楽しみながら向かうことになりましたが、結局お店につくと「うどんが届かない(?)」とかなんとかでランチ提供を一時的に止めており、結局この道をまた20分戻ることに…。道すがらのコンビニとスーパーで、少しでもその土地っぽいものを買って食べました(だんごと盛岡坦々麺)。

のどかすぎてカラスに急接近できちゃったゴロさん

 無事バスに乗り、ようやくつきました、鍾乳洞!
 あ!寒い!
 そう鍾乳洞は寒いのです。
 鍾乳洞は寒いということをすっかり忘れていたため、上着なんて持っていなかったので、着替えのTシャツを二枚重ねにして、入場しました。

わー!天井高いです

 Tシャツ重ね着+夏用羽織りでちょうど涼しい気温差でした。
 天井は高いし、鍾乳洞の中に水深100メートル?の湖もあったりして、底も深い洞窟です。奥の方に進むと階段をたくさん登ることになります。「体力に自信のない人はUターンできます」という案内がでていてびびらされますが、、、混んでいると並びながらゆっくり進むので、大丈夫でした。
 出てから、さきほどまで寒く感じていたのに、「岩泉牛乳使用龍ちゃんソフトクリーム」という店があったのでそそられて食べてしまいました。やはり夏でした。ほっと一息、旅の疲れを癒しました。


おまけ 夜は宮古の居酒屋で

 2日目は三陸鉄道リアス線の中間地点、ちょうど盛岡の真東くらいに位置する宮古のホテルを取りました。宮古は、地元民に愛されていそうな居酒屋がちょろちょろ並んでいるという雰囲気です。たしか8時頃でしたが、もう店じまいをするところや「いっぱいなんです」というお店が多かったです。
 入れたお店(「山小屋」)は当たりでした。特に「黒ばら海苔のあんかけ豆腐」は大好きでした。お土産に「黒ばら海苔」も買って帰えることになりました…!
 ちなみに居酒屋を探している途中で(私たちにとっては)サプライズで、宮古の街に花火が上がりました。レトロな街並みの家の隙間から大きな花火が見え、地元の方たちも立ち止まって見ていました。旅の良い思い出となりました。


3日目

⑧盛岡まで岩手をバスで横断

 宮古での朝食は、「マツコ&有吉のカリソメ天国」でも紹介されたという有名な「レ・ド・シェーブル」というヤギミルクを使ったパン屋さんのパンをいただきました(イートインもあるようです)。 店内はお菓子やグッズも充実していて、陶芸家の方のミニ個展もやっていておしゃれです。とても心地の良い空間でした。
 実は盛岡までのバスのラッピングもレ・ド・シェーブル仕様でした。宮古に行く方はこのパン屋さんに是非お立ち寄り下さい。

遠目からですが、、赤が目立って可愛い

 朝食が済んだらバスで盛岡へ。その道中が、とにかく山! まるで「もののけ姫」の、こだまが山の上でわーってなっていそうな光景がずーっと続いていました。朝にヤギミルクのパンを食べながらコーヒーを飲んだのでガンギマリで寝れず、ずっと山々を見ていました。これが地図の中の緑の部分の中かあと感動しました。

Googleマップのすごく緑のところにいる

 写真を撮っていないのが悔やまれます。昨日の車窓は海で今日は山……
 バスは盛岡まで約1時間半程度、割と直線の道を進んでいきました。

⑨風情たっぷり見どころいっぱい 盛岡

 バスの座席にささっていた観光冊子に驚くべきことがかいてありました。ニューヨークタイムズ紙が盛岡を「2023年に行くべき52カ所」としてロンドンに次いで2番目に紹介したというそうな。
 確かに、京都や金沢のような着物が似合う街並みや川原があったり、東京駅のような明治期の建物があったり、おしゃれなお店があったりとぶらぶらお散歩するのがとても心地よい街に思えました。
 気になったお店やスポットを目当てにぐるっと歩きました。

京都鴨川っぽいところで木漏れ日の中キメるゴロさん

▼コロちゃんゴロさん立ち寄りスポット
岩手銀行赤レンガ館(東京駅のようなレンガ造の建物。無料で拝観できます。)
shop+spaceひめくり(陶器やおしゃれな雑貨が置いてあります。作家さんの展示もしていました)
茣蓙九・森九商店(昔ながらのたわしやカゴ、キッチン用品などの日用品が売られています。)

岩手銀行赤レンガ館

 他にも、川沿いの雰囲気のいいカフェ(喫茶ふかくさ)や、石川啄木の新婚の家といった見どころもたくさんある街でした。
 ランチは、遅くまでやっていた「盛岡じゃじゃ麺」でジャージャー麺に。なんだか無限に食べれそうな味です。締めとして、食べ終わったそのままの皿にスープを入れてもらえます。


 一通り満喫したあとお土産をたくさん買って新幹線に乗って東京へ帰りました。
とても癒された心地よい旅でした。


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