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「嘘つきの代償」






【2種類のカレー】


7歳のとき算数ドリルの宿題が出て
5もページやって行かないとならず
やるのが嫌でダラダラやってたら
終わるまで1時間位かかってしまった
ε-(ノд`; )フゥ…

そして翌日つかう教科書とノートを
鞄に入れ完璧に明日の準備を終わらせ
外に飛び出すように遊びに行って
門限の6時過ぎに家に戻ってきた

すると母親に猛烈に叱られ罰として
夕食の支度を手伝わされる事になり
カレーの具の灰汁取りをやらされ
それが退屈で嫌になってしまう

その後お鍋をもう1つ用意され
具とお湯をそのお鍋に半分入れて
子供用と大人用のカレーを2種類
作り分けた

当時の俺はカレーは辛くて凄く苦手で
毎回カレーの王子さまを食べてたが
母親と父親はこのカレーは不味くて
普通のカレーが食べたいと言ってた

夕飯が完成し食卓に運び食べ始めると
やはりカレーの王子さまは美味しくて
母親達が食べてる普通の辛いカレーが
何で美味しいのか理解できなかった

でも今カレーの王子様を食べると
正直不味くて食べられないから
今思えば何で子供の頃こんなカレーが
凄く美味しく感じたのか理解できない
(。´・ω・)?ワカラン


〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓




【忘れ物】


翌日学校に行き鞄の中を見ると
前日やった宿題の算数ドリルを
入れ忘れる事が解かりこの瞬間
顔面蒼白になってしまった!
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ

でも算数ドリルを持ってくるのを
忘れたと言っても先生やみんなは
宿題やらなかった事をごまかしてると
思われそうで言い出せなかった

なので俺は宿題を提出するのは
最後の4時間目だからそれまでに
何とかしなきゃと必死に考えたけど
全然良い案が思い浮かばない

そして1時間目が終了した休み時間
友達が「宿題の答え合わせしよう」と
声をかけてきたから俺は思わず
「今はヤダ!」と嘘をついてしまった

この時友達は不思議な顔をしたけど
素直に「わかった」と言ってくれて
俺は心底ホッとして再び家に忘れた
算数ドリルをどうするか考え始めた
ヽ(д`ヽ≡アタフタ≡ノ´д)ノ

しかし結局良い案なんて浮かばず
2時間目の授業が始まりだんだん焦り
全く授業内容が頭に入らずこの時も
ずっとどうしようか考え続ける

結局名案が浮かばず2時間目も終わり
また友達が「答え合わせしよう」と
俺の所に来たから「まだヤダ」と言い
すると友達が完全に怪しんできた


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【バレる嘘】


そして友達に「お前本当は宿題を
やるの忘れたんだろう」と言われ
俺は「そんな事ないよ」と嘘をつくと
友達に「なら見せて見ろ」と言われた

なので俺は思わず「3時間目の後の
休み時間に見せるよ」と言ってしまい
友達が「なら3時間目の休み時間に
絶対見せろよ」と圧力かけられた

3時間目が始まり俺はこの時間
絶対ウソがばれると解ってたから
完全にテンパって授業どころでなく
どうしようか考えまくってしまう

その後長い3時間目が終わりそうな時
突然教室のドアを叩く音がして
先生が出て見るとそこにはなんと!
母親が算数ドリルを持ってきてた!

先生と母親が何かを話し帰ると先生が
「忘れ物届けてくれて良かったね」
と言い俺に算数ドリルを渡してくれて
地獄から天国に昇天してしまった!
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°

でも俺の宿題の事を怪しんでた友達は
「持ってくるの忘れたてたのか!」
そう言われ完全にウソがばれてしまい
一気に天国から地獄に突き落とされる
ヒィィィ!!ε=ε=(ノ;゚Д゚)ノ

給食の時間に友達の所に行き俺の分の
プリンをお詫びに渡して謝りに行くと
「今回だけ許してやる」と言われ
嘘つくとその後凄くきつい事を学んだ


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