子供も喜ぶベジタリアンレシピ3つ

8割菜食主義生活を継続して3ヵ月たち、ダイエットも順調に1ヵ月1kg~1.5kgペースで減っている。2月末に58kg台だった体重は6月半ばの今は53kgになった。あと5kg減が目標。ここからが本番だな、頑張ろう。

菜食生活はすこぶる身体の調子がよくお通じも良い。周囲の少し年上の会社のお姉さま方やママ友、同年代の友人も異口同音にやっぱり野菜がいいよね!時代は発酵食だよね!なんて言っている。私も40歳を超えてからは身体の変化を痛切に感じ、さらに身体と心が密接につながっているからより食べ物から体内に影響することを敏感に感じるようになった。

今は在宅勤務が中心で時間があるから食事はほぼ100%手作りが可能。先週から娘たちのお弁当が開始し、料理と献立作りの頻度が増えてきているけどそれすらも楽しんでいる。

私が8割菜食生活を続ける分には家族は何とも思っていないらしい。トマトの塩昆布やナスとズッキーニのグリル、茹でブロッコリーのナムルなどを作り置きした野菜料理を食べているからだけど、子供たちには押し付けずに食べたいものリクエストに応えている。当然のように彼らのリクエストはから揚げやハンバーグ、餃子やカレーライス、親子丼など。テイクアウトのマクドナルドやケンタッキー、ピザも時々は食べたいらしい。

私だけがなるべくお肉を避けて、牛乳から豆乳にしたり、白米から玄米にしたり、お肉の頻度を減らしてお魚にしたり、べジミートや米粉を使ってみたり色々実験的に試して楽しんでいるのだけど、ある日高校生の長女から、玄米も悪くないけど、やっぱり白米がより美味しさを感じるし、たまにはテイクアウトのジャンクなものも食べたい、とのこと。

子供たちのリクエストには答えていたつもりだけど、献立として作る場合、材料を少し変えたりしていたので微妙に感じる点はあったらしい。肉なしの食事が健康的であるだけでなく、彼らの食欲を満たすのに十分なボリュームと味わいが必要。子供たちにとって美味しい!と思えるようなベジタリアンレシピを見つけるのはまだまだ試行錯誤をしないと。

特に夫は自身も料理をするし味には敏感なので、代替食品はあまり好まない。米粉のパンなどはきめ細やかで甘みがあり、皆が好きなので時々買うこともあるけど、それ以外のグルテンフリーの食品はあまり好まない。玄米もそのまま食べたくないらしく、チャーハンやオムライスにアレンジされてしまう。。

これまで作って、子供たちにも美味しい!と言ってもらったベジタリアン向けの食事をいくつか紹介。

1.ジャガイモとグリーンピースの「サモサ」

先日のオンラインクッキングで教えていただいたレシピ。あの後も娘からのリクエストがあり2回作った。クミンなどのカレースパイスを炒めてからみじん切りの玉ねぎを炒めて、つぶしたジャガイモとグリーンピースを入れて混ぜるだけで具材完成。スパイスがなければカレー粉を小さじ1杯くらいいれるだけでも良い。あと塩コショウ。餃子の皮に具材を包んで揚げ焼きするだけなんだけど美味しいし匂いもめっちゃ良くって、食欲をそそる。子供たちは1人で3個以上は食べてしまうし止まらない美味しさ!

2.蓮根とお豆腐の「揚げ団子」

ベジタリアンの友人が我が家に来た時に作ったレシピ。蓮根をすりおろして、水切りした木綿豆腐と混ぜて塩で味付け、丸めて揚げるだけ。めちゃくちゃシンプルなんだけど、香ばしさもあり美味しい。友人も褒めてくれ、子供たちも気に入って我先にと食べてしまった一品。

3.べジミートで作った野菜たっぷり「ガパオライス」

昨日購入した大豆ラボさんのべジミートで作ったガパオライス。野菜はパプリカ、ピーマン、玉ねぎ、小松菜を入れたけど、ほかに人参やタケノコ、枝豆やナスでもOK。味付けがいいから食欲が進むし、べジミートの感じを全く感じさせない。本日のお弁当にも持参。残りはオムレツに入れてもよさそう。

番外編

・野菜の天ぷら

これもベジタリアンの友人が来たことがきっかけで食卓にあがるようになった。揚げ物が大好きな我が家。天ぷらは特にサツマイモの季節には欠かせない。サツマイモ、蓮根、カボチャ、しし唐、ナスなど。揚げたてが最高。

・納豆、豆腐、油揚げ

このシリーズは鉄板。意識していなくても肉なしで行けるやつ。特に納豆は毎日欠かせないから常に冷蔵庫に常備しているのだけど、セブンイレブンの納豆かおかめ納豆がいいらしい。くめ納豆やとろっ豆は、食感が柔らかすぎるらしく、我が家の子供たちにはあまり人気がなかった。意識したことなかったわ。

豆腐はお味噌汁に入れるか、冷奴キムチ乗せが多い。油揚げもお味噌汁か、ひじき煮、切り干し大根煮にしばしば登場。鉄分も取れて一石二鳥。

・高野豆腐

この美味しさって大人になってから知った。たまに幕の内弁当でお目にかかるとあまり好みじゃないなあと思っていた。いくつかのレシピで高野豆腐のから揚げとやらを作ってみてから美味しさに気づいた。やっぱり揚げ物が多い我が家。

これらの健康的な野菜がたくさん入った食生活は、子供たちの心も身体も満足させてくれる。さらに毎日のシェフ役を務める私も食べてくれた!という幸せ感をもたらせてくれる貴重なレシピ!

子供たちの反応は様々で、この数か月の食生活の変化を比較的受け入れてくれているのは高校生の長女と中学生の次女、4歳の長男。

高校生の長女はもともと白身魚などの薄味、お肉は鶏肉などたんぱくなものを好む。切り干し大根やこんにゃくなどの和食も好き。ピザやマクドナルド、チョコレートなども好んで食べるけど、身体が自然ともっと健康的なものを求めているようで気が進まないまま食べると美味しい!とまさに本能で反応している。

中学生の次女は運動部なのでお肉必須!だったけどコロナの影響で部活がないから体重が増え始めて、そこから意識的に控えめにしている。お肉も好きだけど、野菜も好き、そもそも食べることが好きなので新しい味にはチャレンジしてくれるし的確に感想も言ってくれて有難い。

長男は有無を言わさず、私と同じものを食べていて基本的にご飯があればおかずは何でもいい雰囲気。ブロッコリーが好きっぽい。

小学生の三女と3歳の次男は、全く!野菜が好きではない。焼きそばに入っているキャベツでさえも除けようとするくらい。野菜を刻んだハンバーグは食べるけど、オムレツに入っている野菜には手を付けない。カレーもなるべく小さめに具材を切って入れるようにしている。そんな彼らでもサモサと蓮根とお豆腐の揚げ団子は食べてくれる。が、ガパオライスは食べない。。

目標は今は野菜苦手な三女と次男でも美味しいと食べてくれるようなものを作ること。引き続きレシピ探索に励もうと思います。







味もさることながら美味しそうな見た目って大切。子供たちも、圧倒的に茶色い食べ物が好きなんだけど、その茶色さは滋養に満ちた玄米のような落ち着いた茶色ではなくてこんがりと油であげたお肉の黄色に近い茶色。

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